親愛なるアッティクスへ
今日から7月ですね。
毎年のことではありますが、さすがに、もう、一年の半分が経過したかと思うと少し焦ります。
昨日は今年初めて冷房を入れて寝ましたしね。
ところで、昨日、ちと中学生の歴史の教科書を手にとってみたのですが、数年前に見た時でもすでにびっくりでしたが、今の教科書は凄いですねぇ・・・。
もう、昔の無味乾燥な見てるだけで気が滅入りそうな教科書とはまるで別物ですよ。
教科書自体カラフルだし、絵とか図解入りで説明してあるし、もう、昔の参考書以上の上げ膳据え膳状態・・・。
子供に何とか興味を持ってもらおうとあの手この手で歓心を買う・・・、いや、関心を引こうとしているのはわかるのですが・・・。
いくら今の子供の学力が低いからって、そこまで媚びなくても・・・という気もしないでもないような・・・。
で、それとは別に驚いたのが歴史の教科書のうち、半分が
近代なんですね。
我々の頃は、まあ、世代的に教えている側の人たちもあまりその辺は触れたくなかったんでしょうね。
試験には殆ど出ないし、出ないからなおさらなおざりになる・・・。
しかもちょっとしか載ってないし、最後の方になると、「授業時間が足りないのでここから後は自分たちでよく勉強しておくように」で終わってましたからね。
その辺も踏まえて、まあ、近代の日本の
侵略の歴史をきちんと教えて来なかったという外国からの批判に対する反省からなのかもしれませんが、それでもいくらなんでも近代が半分を占めるというのは行き過ぎなんじゃないですか?
だって、
2000年の日本の歴史うち、時間に直せばたかだか100年程度、1/20の世界ですよ。
バランスを考えれば、いくら重点的に教えるとしても、せいぜい
1/4くらいで良いんじゃないですか?
平太独白