親愛なるアッティクスへ
見てるのは見てるけど、殆ど早送りでしか見ていない、今年の大河ドラマ「平清盛」・・・。
内容的には、「おんな太閤記」以来、大河ドラマに増えた女目線の現代人価値観押し付け路線とは一線を画しており、「悪くない」はずなのに、なぜか、「お江」と同じように早送り状態・・・。
何がいけないんだろう・・・と自問自答しつつも、決定的に「これ!」というのは見つからず・・・。
(←壇ノ浦。)
「関門の
風に問いたや
春何処」
梁庵平太

(↑
平 知盛の墓だそうです。)

私は現代人の
勧善懲悪の価値観を押し付けるつもりはありませんし、それ以前に、歴史的にも、
キリスト教的倫理観が入ってくるはるか前ですから、人間関係というのは実際にあんな物だったのかもしれませんが、まあ、
お茶の間(死語?)で家族と一緒に見られる構成にはなってなませんよね。
当然、それは主役の責任・・・などではなく、そもそもが、この番組には、「語りたいことは何なのか・・・」という一貫した理念がないことが問題なんだろうと思います。
直接的には
安易に
清盛落胤説を取り入れたのが躓きの基ですよ。
主人公の苦悩を描こうとすればするほど、どうしてもドロドロの愛憎劇ばかりになってしまうわけで・・・。
大河ドラマは
「独眼竜政宗」あたりから、
「普通の人が何もしないうちになぜか偉くなる」という悪癖を発揮するようになりましたが、結局、歴史上の英雄を無理して、現代の凡庸な若者と同じ目線に持っていこうとすることの
「罪」だと・・・。
だから、無理して、凡人にする必要がなかった脇役の方が人気が出たりするわけで・・・。
そのせいか、主人公・清盛の父、
平 忠盛が未だに生きているのに結構、びっくりです。
主人公が無理やり、普通の人にされてしまったので、共感するよりも見劣りして見えてしまい・・・。
その分、父親役である
中井貴一さんが見栄えしているので死ねない・・・というわけなんでしょうね(笑)。
大河ドラマではそういう話が良くあると良く聞きますので・・・。
いずれにせよ、それでも、いつ、忠盛が死ぬのか知りませんが、もう、4月も終わりですよ。
おそらく、中井忠盛は、大河ドラマ史上、もっとも遅くまで生きている(?)父親ではないかと思います。
去年の、「お江」の父親の
時任三郎さんなんて第一話で死にましたからね。
ちなみに、時任→中井とくれば、来年は
柳沢慎吾?(笑)。
もう、これがわかる人は最低でも45歳以上・・・(笑)。
平太独白
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