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大河ドラマ「平清盛」での中井貴一くんは史上最高長生き?
親愛なるアッティクスへ

大河ドラマ「平清盛」での中井貴一くんは史上最高長生き?_e0027240_14363657.jpg見てるのは見てるけど、殆ど早送りでしか見ていない、今年の大河ドラマ「平清盛」・・・。
内容的には、「おんな太閤記」以来、大河ドラマに増えた女目線の現代人価値観押し付け路線とは一線を画しており、「悪くない」はずなのに、なぜか、「お江」と同じように早送り状態・・・。
何がいけないんだろう・・・と自問自答しつつも、決定的に「これ!」というのは見つからず・・・。
(←壇ノ浦。)

「関門の 
  風に問いたや
   春何処」
  梁庵平太


大河ドラマ「平清盛」での中井貴一くんは史上最高長生き?_e0027240_14455822.jpg
(↑平 知盛の墓だそうです。)

大河ドラマ「平清盛」での中井貴一くんは史上最高長生き?_e0027240_14471810.jpg私は現代人の勧善懲悪の価値観を押し付けるつもりはありませんし、それ以前に、歴史的にも、キリスト教的倫理観が入ってくるはるか前ですから、人間関係というのは実際にあんな物だったのかもしれませんが、まあ、お茶の間(死語?)で家族と一緒に見られる構成にはなってなませんよね。
当然、それは主役の責任・・・などではなく、そもそもが、この番組には、「語りたいことは何なのか・・・」という一貫した理念がないことが問題なんだろうと思います。

直接的には安易清盛落胤説を取り入れたのが躓きの基ですよ。
主人公の苦悩を描こうとすればするほど、どうしてもドロドロの愛憎劇ばかりになってしまうわけで・・・。
大河ドラマは「独眼竜政宗」あたりから、「普通の人が何もしないうちになぜか偉くなる」という悪癖を発揮するようになりましたが、結局、歴史上の英雄を無理して、現代の凡庸な若者と同じ目線に持っていこうとすることの「罪」だと・・・。
だから、無理して、凡人にする必要がなかった脇役の方が人気が出たりするわけで・・・。
そのせいか、主人公・清盛の父、平 忠盛が未だに生きているのに結構、びっくりです。
主人公が無理やり、普通の人にされてしまったので、共感するよりも見劣りして見えてしまい・・・。
その分、父親役である中井貴一さんが見栄えしているので死ねない・・・というわけなんでしょうね(笑)。
大河ドラマではそういう話が良くあると良く聞きますので・・・。

いずれにせよ、それでも、いつ、忠盛が死ぬのか知りませんが、もう、4月も終わりですよ。
おそらく、中井忠盛は、大河ドラマ史上、もっとも遅くまで生きている(?)父親ではないかと思います。
去年の、「お江」の父親の時任三郎さんなんて第一話で死にましたからね。
ちなみに、時任→中井とくれば、来年は柳沢慎吾?(笑)。
もう、これがわかる人は最低でも45歳以上・・・(笑)。
                                         平太独白
by heitaroh | 2012-04-19 07:31 | 文学芸術 | Trackback | Comments(4)
Commented by sakanoueno-kumo at 2012-04-25 18:45
おっしゃりたいこと、なんとなくわかります。
私も、第一話を観たときは、今年の大河は近年のような女性視聴者に媚を売ったところが感じられず、面白くなりそうな気がしていたのですが、結局のところ、中井忠盛が主役だった第一話を超える回はその後なく、いまいち期待したほど入り込めていません。
その理由は、私なりになんとなく感じ始めていることがあるのですが、まだ3分の1も終わっていない段階であまり先入観を持たないように努めています(大河の感想ブログにもイマイチ力が入りません(汗)。

それにしても、中井貴一さんの存在感は素晴らしいですね。
日本の宝です(笑)。
「ふぞろい」の頃には、こんな大俳優になるとは想像がつきませんでした。
柳沢慎吾はぜんぜん変わりませんが(笑)。
Commented by heitaroh at 2012-04-25 21:41
< sakanoueno-kumoさん

さすがに見るべきところを見ておられますねぇ。
まったく同感です(笑)。

同年の中井貴一くんが大俳優になっているのを見ると、自分たちがもう、大御所になってててもいい年に入りだしたんだな・・・と。
生涯小物宣言・・・・
Commented by silku928 at 2012-04-26 23:00
こんばんは!ふぞろい、の話題になりますと、私も仲間(笑)ですが、
確かに中井貴一さん、以前より素敵で、演技もお上手になったな!と
最近つくづく思います。
結婚もされ、日々充実されていらっしゃるから!?(笑)
となれば、松山ケンイチさんも然り。
結構彼のファンだったものですから、今回の低視聴率とやら、
少し、残念、可愛そうな気も。一生懸命さは伝わりますし、
どうして人気がないのか私も理由がよく分かりません。
ツキがなかったのかしら?
いい作品云々というより、何でも視聴率で判断されるというのも、
仕方がないとはいえ、何だか酷ですね~。
最初にあれこれ外野から取沙汰されたのも、出鼻をくじかれ
お気の毒、ほんと、不運でした。

私も個人的には、これからに期待したいところです。
Commented by heitaroh at 2012-05-01 11:48
<silku928さん

遅くなってしまいました。
GW中でも普通に残務にいそしんでおりましたもので・・・(笑)。

中井貴一くんは数少ない私と同年の俳優さんです。
彼はデビューした頃は、地味な感じでしたが、やはり、地道な努力が実って来た結果なんだろうな・・・という気がします。
結婚は少し遅すぎたような気もしましたけどね(笑)。

一方で、松山ケンイチさんも本当に良い役者さんだとは思います。
過去の役とまるで違う「元気だけが取り柄の若者」をあれだけ、立派に演じておられますから(笑)。

仰る通りで、本来、NHKは視聴率を気にする必要はないんですよね。だから、思い切って、自分たちがやりたい路線や、民放がカバーしない部分をやって良いような気がするんですけどねぇ。
個人的には、これからは、一部のマニアにだけ好評な作品にしていくつもりでやれば良いのではないかという気がします。
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国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。
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プロフィール
池田平太郎

昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。

昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、「区画整理」「固定資産税」

以後、ふつー(以下?)に現在に至る。

平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、「毛利輝元」の生涯を描いた小説、[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。

平成18年 老いた名将信玄に翻弄される武田勝頼を描いた[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。

平成20年 共に絶版となる。

平成22年 性懲りもなく、黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。

平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で法外な値段で売買されている現状を憂慮し、「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として復刻再出版

平成25年 前作、「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす」が大幅に割愛された物だったことから、常々、忸怩たる思いがあり、文庫本化に際し、新たに5倍近くに書き足した「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす 増補版」として出版。

平成29年 兄、岩崎彌太郎の盛名の影に隠れ、歴史の行間に埋没してしまった観がある三菱「財閥」の創業者・岩崎弥之助を描いた、「三菱を創った男岩崎弥之助の物語 ~弥之助なかりせば~」を出版。

令和7年 19世紀ロンドンと東京。「描きたかったのは猟奇ではない。悲惨である」。「女王陛下の十手持ち」出版。

わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった典型的福岡人
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