親愛なるアッティクスへ
東日本大震災から一年が経ちましたね。
あの日のことは直接的な被害という点では無関係と言って良い博多人にも鮮烈な記憶として残っております。
お忘れかもしれませんが、あの日は翌日に迫った九州新幹線全線開業のプレイベントの日でして、博多駅前に生まれ育った人間としては翌日の本イベントが講演依頼を戴いていた日と重なっていたことから、断腸の思いでこの歴史的なイベントを見送り、やむなく、前日のプレイベントだけでも行くべく車に乗り込みました。
で、少し早めに帰途についたところ・・・、車のラジオから流れてきたニュースで、初めて今、東日本で起こっている事態を知りました。
さらに帰宅後、あの映像を見たときには、福岡県民でありながら、偏屈さゆえか福岡よりも東北に友人が多い私としてはとてもプレイベントに駆けつける気にはなれず・・・。
まあ、幸いにして私の友人らは皆、無事だったのですが、その後、まさか自分自身が長期にわたって被災地に行くことになるとは夢にも思いませんで、その意味ではあの日のことはその始まりの日として鮮烈に印象に残っております。
それにしても、今回の東日本大震災もそうですが、どうしてこういう歴史的な大災害というものはここまでタイミングの悪い時に起こるのでしょうか。
安政大地震などは別として、被害の甚大さという点では、やはり、近世以降の三大大地震といえば
関東大震災、阪神淡路大震災、そして、今回の
東日本大震災・・・となるのでしょうが、阪神淡路大震災の時に政権を担当していたのは政権運営という点では素人と言って良い、社会党政権・・・。
今回の東日本大震災では同じく、素人の弊害を至るところであらわにしている民主党政権・・・。
関東大震災のときは・・・といえば、前日に総理が急死しており、事実上の空白状態での震災勃発だったという・・・。
「どうして?」と言いたくなるような見事なタイミングの悪さ・・・。
天に何らかの意図があったのならば、少々、戯れもすぎるのではないですか・・・と言いたくなるような負の悪さです。
何はともあれ、今はお亡くなりになった方のご冥福といち早い復興を祈念してやみません。
改めて合掌・・・です。
平太独白