親愛なるアッティクスへ
もうすぐ、1月も終わりですので、このシリーズも一応、閉めておきたいと思います。
先日から申し上げておりますように、私は台湾は、台北及びその付近しか行ったことがなく、従って、今回、それ以外の地域へ行くというのは初めての体験でした。
で、私が我が家の家訓を軽んじてまで、正月の松飾もとれぬうちから台湾へ出かけることを思い立ったのには、一つにはそれもあったのですが、実は、最大の理由は他にありました。
(←台湾東部の名勝・太魯閤渓谷です。滞在中はずっと、天気には恵まれませんでしたので、人工構築物はともかく、せっかくの景勝地もあまり印象的ではありませんでしたが、ここだけは降ったりやんだりだったにも関わらず、比較的、見応えがありましたね。
ちなみに、入口部分は殆ど、大分県の
青の洞門にそっくりでしたが、奥行き、深さなどは遥かにこちらのほうがダイナミックでした。)
で、私が今回の台湾行きを思い立った理由・・・、それは今年から進学する息子に、どうしても、日本以外の世界があることを見せておきたかったからでした。
「今時の若い者は・・・」というのは古代から言われてきた言葉ですし、私なども若い頃は少なからず言われてきた方ですので、頭ごなしにそれを言うことには少なからず抵抗があるのですが、それでも、最近、うちの子に限らず、息子たちの世代を見ていると危機感を覚えることがあるわけです。
で、知人から、「どこでも良いから、外国を一度見せておくと違いますよ」ということを言われ、また、男同士、息子と今後のことも含めて、腹蔵なく語っておきたいと思っていたこともありましたので、それではと思い立ったところ、スケジュールがどうしても正月過ぎのこの時期しか合わなかった・・という次第でした。
ともあれ、太魯閤渓谷を出てからは、
花蓮駅から電車で
台北まで向かったのですが、その際、車中で出たのがこれ(↓)。
これ、なにかお分かりになりますか?
まあ、電車の中で出ると言えばどなたにもすぐにお分かりになるとおもいますが、そう、
駅弁ですね。
味の方も、日本人向けにカレーなどまぶしてありましたので、まずまず、美味しかったですよ。
で、この過剰とも言える容器と袋も良いお土産になると思い、持ち帰ったのですが、息子は食べ終えたら、棄てていくつもりだったようで、この辺にも戦後に幼少期を過ごした親に育てられた世代と、今時の若者のジェネレーション・ギャップを感じた次第でした。
で、最後がこれ(↑)。
我々が乗った飛行機は
キティちゃんジェットだったのですが、機内食までしっかりキティちゃん・・・でした(笑)。
まあ、ナプキンやフォーク、ナイフなどはともかく、かまぼこ(?)までもがキティちゃんになっていました・・・。
平太独白