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病重い天皇がジョウイしてはいけない疑問は政治の怠慢?
入院中の天皇陛下の病状ですが39度の高熱が続いているそうですね。
「治まりつつあった気管支炎が再燃したか、呼吸器感染症の疑いがある」とのことですが、「退院されたとしても、今月いっぱいは御所でお休みいただくようお願いしている」とのことですから、いずれにしても、しばらくは静養が必要なのでしょう。
その結果、今月23日に予定されている宮中祭祀の「新嘗祭(にいなめさい)」は欠席の可能性が高くなり、他の公務も皇太子殿下秋篠宮親王が代行しているというニュースが流れてましたが、この点で、今朝のニュースを見ていて、二つ驚いたことがあります。

一つ目が、皇太子殿下が公務代行により山梨県に行く為に初めて「御召列車」に乗ったということ・・・。
「御召列車」って皇太子でも乗れなかったんですね。
今まで、安全保障のことを考え、揃っての公務は基本的には無かったんでしょうか?
ていうか、驚きなのは、今に至るまで、皇太子が「御召列車」に乗るような代行は無かったんですか?
でもって、二つ目が、公務代行の際には立派な二人の息子であっても、あくまで、「天皇のお言葉の代読」なんだということです。
秋篠宮親王はまだしも、皇太子殿下はもう、「代読」でなく、「皇太子」としてのお言葉・・・でも良いんじゃないですか?

でも、やっぱり、「皇太子」の代行ではなく、「天皇」その人でなければ・・・という人たちもいるんでしょうね。
だったら、天皇を譲位すれば良いじゃないですか。
天皇の位を皇太子に譲って、自らは「上皇」になれば良いのでは・・・と。
過去には、上皇や法皇などもいたのですから、現在の天皇が死ぬまで譲位できない・・・なんてこともないでしょう。
上皇となって、とりあえず公務の一線からは身を退いて、時々、「天皇」が出席できない・・・というようなときに顔を出してやれば良いんじゃないんですか?
今時、上皇を担いでクーデターを起こす連中もいないでしょ。

なぜ、このようなことを言うかというと、私としては根本的な部分で非常に素朴で義憤さえ感じる疑問があるからです。
それは、昭和天皇の晩年の時も思ったことなのですが、あの時も、皇太子殿下(今上天皇)は、今の立派な息子たちと同様に、もう、堂々たる働き盛りだったわけで、であれば、「見ているだけで痛々しい高齢の人」を無理して公務に引っ張り出さず、「もう、息子で良いじゃない」・・・と思いましたよ。
今上天皇についても、あの御高齢で、かつ、ああいう病状でありながら、「とりあえず、病状が回復したらまた公務ね」・・・というのは、私には人権無視、老人虐待以外の何物でもないように思えるのですが・・・。
政治家は、早急に天皇位を譲位できるように法整備に取り組むべきですよ。
                                         平太独白
by heitaroh | 2011-11-16 08:43 | 時事問題 | Trackback | Comments(2)
Commented by sakanoueno-kumo at 2016-07-15 21:09
結局のところ、陛下ご自身がご意向を示さないかぎり、秋篠宮さまの発言だけでは動けなかったのでしょうね。
Commented by heitaroh at 2016-07-20 18:09
>sakanoueno-kumoさん

その前に、天皇に人権は無いのか?って気がしましたよ。
私ならちゃぶ台ひっくり返して、「いい加減にしろ!」と怒鳴ってます。
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国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。

by 池田平太郎
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プロフィール
池田平太郎

昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。

昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、「区画整理」「固定資産税」

以後、ふつー(以下?)に現在に至る。

平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、「毛利輝元」の生涯を描いた小説、[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。

平成18年 老いた名将信玄に翻弄される武田勝頼を描いた[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。

平成20年 共に絶版となる。

平成22年 性懲りもなく、黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。

平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で法外な値段で売買されている現状を憂慮し、「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として復刻再出版

平成25年 前作、「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす」が大幅に割愛された物だったことから、常々、忸怩たる思いがあり、文庫本化に際し、新たに5倍近くに書き足した「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす 増補版」として出版。

平成29年 兄、岩崎彌太郎の盛名の影に隠れ、歴史の行間に埋没してしまった観がある三菱財閥の真の創業者・岩崎弥之助を描いた、「三菱を創った男岩崎弥之助の物語 ~弥之助なかりせば~」を出版。

わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった典型的福岡人
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