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タイ大洪水は人災・・・らしい
親愛なるアッティクスへ

大洪水に見舞われているタイでは首都バンコクがいよいよ、大変な事態になりつつあるそうですね、
大潮と満潮が重なり、首都中心部を流れるチャオプラヤ川の堤防の高さを越えるそうで、堤防を人為的に決壊させるなど、厳戒態勢を続けている・・・とか。

タイ大洪水は人災・・・らしい_e0027240_741862.jpg

この件で、タイ人の知己に話を聞いたところ、日本の東日本大震災の時もそうでしたが、やはり、テレビではあまり伝えられない話があるみたいですね。
日本の田中角栄ともいうべきタクシン政権時代に「コブラ池」と呼ばれていた巨大な池を埋め立てて国際空港を作ったんだそうですね、
当時、国王は「あそこは調整池だから埋め立ててはならない」と言ったそうですが、タクシンさんがそれを押し切って着工してしまったのだとか。
(空港自体は地盤を高く作ってあるそうで、水没していないんだとか。)

皮肉にも、タクシンさんの妹が首相に就任し、タクシン復権に向けて法整備に動こうとした途端、この洪水だそうで思わず、「コブラの呪いじゃないの?」と・・・。
さらに、知己いわく、「今の洪水は結局、人災ですよ」と。
どういうことかというと、現首相は政治の経験が大幅に不足しているそうで、的確な対策が打ち出せなかったことが被害を拡大させたのだとか。
なるほど、それって、我々日本人にはよくわかるんじゃないですか。
まったく、東日本大震災で的確な政策を打ち出せないでいる、どこかの民主党政権と一緒じゃないですか。
                             平太独白
by heitaroh | 2011-10-29 07:24 | 未分類 | Trackback | Comments(2)
Commented by Nao at 2011-11-06 06:10 x
情報ありがとうございます。

>国王は「あそこは調整池だから埋め立ててはならない」

タイ国王陛下の御一族は、日本の東日本大震災の時に、みなさんがそれぞれに、次から次へと御支援下さったとか。とても心からの御支援で、日本人としては心に留めておくべき事ですね。

昔は、王侯貴族の中には国民を顧みない人達も居て、自分達だけの贅沢に耽っていた人達も居ましたが、
今は、王侯貴族の方達は世界的にみても殆どの方々が、ボランティア活動や国民の為にと、活動されいます。
フランス革命の「打倒王侯貴族」は、最早、古い時代の事となっていますね。それどころか、各国、高い精神性の象徴のようなところも。。。
昭和天皇も、GHQ以前は現実に政治に関わってらしたので、政治家の方々に、気が付いていない事に関して注意を促すような質問をされていたとか。いくら政治の実権が政治家に在るからと言って、常に国民と国の事を想われてきている国王陛下の御意見も尊重すべきですね。

洪水も、これから冬季に入りますし、早い対策が取れることを祈ります。
Commented by heitaroh at 2011-11-08 18:18
< Naoさん

いえいえ、とても情報と呼べるような話ではありませんが、なかなか、報道されていないようでしたので・・・。
実際には空港だけではなく、工業団地などの増設も調整池の減少につながっているとも聞きましたし・・・。

国王に諮問権くらい持たせるべきだというのは私も賛成です。
以前、このことについては書いておりますので、よろしければご覧ください。
          ↓
http://heitaroh.exblog.jp/212137/
<< 世界人口70億人突破に思う福田... 東日本大震災・北関東派遣見聞録... >>


国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。

by 池田平太郎
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プロフィール
池田平太郎

昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。

昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、「区画整理」「固定資産税」

以後、ふつー(以下?)に現在に至る。

平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、「毛利輝元」の生涯を描いた小説、[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。

平成18年 老いた名将信玄に翻弄される武田勝頼を描いた[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。

平成20年 共に絶版となる。

平成22年 性懲りもなく、黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。

平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で法外な値段で売買されている現状を憂慮し、「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として復刻再出版

平成25年 前作、「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす」が大幅に割愛された物だったことから、常々、忸怩たる思いがあり、文庫本化に際し、新たに5倍近くに書き足した「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす 増補版」として出版。

平成29年 兄、岩崎彌太郎の盛名の影に隠れ、歴史の行間に埋没してしまった観がある三菱財閥の真の創業者・岩崎弥之助を描いた、「三菱を創った男岩崎弥之助の物語 ~弥之助なかりせば~」を出版。

わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった典型的福岡人
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