親愛なるアッティクスへ
大洪水に見舞われているタイでは首都バンコクがいよいよ、大変な事態になりつつあるそうですね、
大潮と満潮が重なり、首都中心部を流れるチャオプラヤ川の堤防の高さを越えるそうで、堤防を人為的に決壊させるなど、厳戒態勢を続けている・・・とか。
この件で、タイ人の知己に話を聞いたところ、日本の
東日本大震災の時もそうでしたが、やはり、テレビではあまり伝えられない話があるみたいですね。
日本の
田中角栄ともいうべき
タクシン政権時代に
「コブラ池」と呼ばれていた巨大な池を埋め立てて
国際空港を作ったんだそうですね、
当時、国王は「あそこは調整池だから埋め立ててはならない」と言ったそうですが、タクシンさんがそれを押し切って着工してしまったのだとか。
(空港自体は地盤を高く作ってあるそうで、水没していないんだとか。)
皮肉にも、タクシンさんの妹が首相に就任し、
タクシン復権に向けて法整備に動こうとした途端、この洪水だそうで思わず、「コブラの呪いじゃないの?」と・・・。
さらに、知己いわく、「今の洪水は結局、
人災ですよ」と。
どういうことかというと、現首相は政治の経験が大幅に不足しているそうで、的確な対策が打ち出せなかったことが被害を拡大させたのだとか。
なるほど、それって、我々日本人にはよくわかるんじゃないですか。
まったく、東日本大震災で的確な政策を打ち出せないでいる、どこかの
民主党政権と一緒じゃないですか。
平太独白