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東日本大震災・北関東派遣見聞録 その8 諸々・・・
親愛なるアッティクスへ

今更ながらにまだ、このシリーズの続きです。

今朝、ニュースで熊本70万人を超えて政令指定都市になることが決定したというニュースをやってましたよね。
この点で思い出したことがあります。
震災派遣で栃木県に行って二ヶ月くらいはとにかく、ミゾウユウ(?)の大変な事態だ・・・ということで、人も物も大量に投入されておりましたから、(まあ、我々もその一人だったのですが)、とにかく、もう、誰が誰だかわからない状態でして、「私は福岡から来ています」と挨拶したら、「我々は熊本からです」というようなことがあったのですが、その折、その人たちの話を聞いていて思ったのが、「熊本と宇都宮は似ている」・・・ということでした。
具体的なことは忘れましたが、どちらも郷土愛が強い・・・というようなことだったでしょうか。

東日本大震災・北関東派遣見聞録 その8 諸々・・・_e0027240_15564153.jpg(←栃木県名産・・・何とかだそうです(笑)。その熊本人が調査先でもらってました。「我々はホテル暮らしだからもらっても」と言ったのですが、「遠慮しないで持って行け」と言われ・・・。ホテルの朝食で出るという話だったのですが、結局、私の膳に並ぶことはありませんでした(笑)。)

また、5月下旬頃だったと思うのですが、一旦、栃木を去って埼玉の対策本部へ移る・・・ということになったとき、「用意もあるだろうから」ということで一日休みをもらったのですが、このとき、私は突然思いついて、せっかくなので休みを利用して仙台、それからその先にある大崎市(旧古川市)の友人を訪ねようと思い立ちました。
本当は福島県二本松市の友人も訪ねようとか思ったのですが、こちらは新幹線の駅を下りて、在来線に乗り換えないといけないため、日帰りでは厳しいな・・・と思い、また、次の機会に譲ることにして、とりあえず仙台駅へ・・・。
新幹線の中から仙台の友人に電話をしたら、「今、会議中」と言われ、「まあ、突然押しかけても都合は付かないよな」と思ったので、独りでぶらぶらして古川駅へ向かうか・・・と思っていたら、友人から電話で「会議終了」とのことで、多忙な中、拾ってもらい被災の激しかった所へ。
色々、案内してもらい、多々、話を聞かせてもらったのですが、さすがに申し訳なくて写真は殆ど撮れませんで、心の中で「すまん!」と言いながらようやく撮ったのがこの一枚(↓)。

東日本大震災・北関東派遣見聞録 その8 諸々・・・_e0027240_15534839.jpg

で、休みはこの日だけでしたので、翌朝のことを考えれば日帰りしなければならず、友人に別れを言って、そそくさと次の古川へ・・・行こうとしたのですが、さすがにそこは九州人の哀しさ、金をケチって在来線で行ったところ、しっかり乗り間違えて、何とか言う駅に着いてしまいました(笑)。
東日本大震災・北関東派遣見聞録 その8 諸々・・・_e0027240_16423770.jpg戻りの電車もないし、タクシーなど当然のように止まっていないし、止まっていても距離感がわからないから恐ろしくて乗れないという、殆ど、遭難状態・・・(笑)。
(←誤解の無いように申し上げておきますが、さすが、ここよりはもっと都会でした(笑)。ここなら私も結構、焦ったでしょうね(笑)。)

この辺は、平太郎独白録 : 宮城県に来ていますでリアルタイムで申し上げたことですが、このとき、友人に電話で現状を話したら、「それどこ?」・・・と。

結局、迎えに来てもらったら同じ大崎市内だったそうで、いくら合併したからって知らないってのは無いだろう・・・と(笑)。
結局、この日は日帰りを諦め、一泊して、翌日、始発で帰りましたとさ・・・。
                                         平太独白
by heitaroh | 2011-10-18 06:46 | 地域 | Trackback | Comments(2)
Commented by sakanoueno-kumo at 2011-10-20 11:01
私も阪神大震災のとき、この惨状の記録を残そうと思いたち、地震発生3日目からカメラを鞄の中に常備していましたが、初めてシャッターを切ったのは1ヵ月ほど経ってからでした。
さすがに不謹慎に思えて、鞄からカメラを出す勇気がありませんでした。
でも、今から思えばちょっと後悔ですけどね。
マスコミでは伝えきれていない部分がたくさんありましたから・・・。
Commented by heitaroh at 2011-10-20 14:37
<sakanoueno-kumoさん

そうでしたか・・・。
やはり、誰も居ないならまだしも、惨状を目の当たりにして、当人たちがいる所では撮れないですよね。
何だか不幸を喜んでいるみたいで・・・。
伝えきれていない部分を伝える・・・ということは必要なのでしょうが、それを職業としているわけでもない者が伝えるからと言って撮って良いのか・・・と。
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国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。

by 池田平太郎
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プロフィール
池田平太郎

昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。

昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、「区画整理」「固定資産税」

以後、ふつー(以下?)に現在に至る。

平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、「毛利輝元」の生涯を描いた小説、[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。

平成18年 老いた名将信玄に翻弄される武田勝頼を描いた[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。

平成20年 共に絶版となる。

平成22年 性懲りもなく、黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。

平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で法外な値段で売買されている現状を憂慮し、「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として復刻再出版

平成25年 前作、「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす」が大幅に割愛された物だったことから、常々、忸怩たる思いがあり、文庫本化に際し、新たに5倍近くに書き足した「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす 増補版」として出版。

平成29年 兄、岩崎彌太郎の盛名の影に隠れ、歴史の行間に埋没してしまった観がある三菱財閥の真の創業者・岩崎弥之助を描いた、「三菱を創った男岩崎弥之助の物語 ~弥之助なかりせば~」を出版。

わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった典型的福岡人
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