親愛なるアッティクスへ
今更ながらにまだ、このシリーズの続きです。
今朝、ニュースで熊本が70万人を超えて政令指定都市になることが決定したというニュースをやってましたよね。
この点で思い出したことがあります。
震災派遣で栃木県に行って二ヶ月くらいはとにかく、ミゾウユウ(?)の大変な事態だ・・・ということで、人も物も大量に投入されておりましたから、(まあ、我々もその一人だったのですが)、とにかく、もう、誰が誰だかわからない状態でして、「私は福岡から来ています」と挨拶したら、「我々は熊本からです」というようなことがあったのですが、その折、その人たちの話を聞いていて思ったのが、「熊本と宇都宮は似ている」・・・ということでした。
具体的なことは忘れましたが、どちらも郷土愛が強い・・・というようなことだったでしょうか。
(←栃木県名産・・・何とかだそうです(笑)。その熊本人が調査先でもらってました。「我々はホテル暮らしだからもらっても」と言ったのですが、「遠慮しないで持って行け」と言われ・・・。ホテルの朝食で出るという話だったのですが、結局、私の膳に並ぶことはありませんでした(笑)。)
また、5月下旬頃だったと思うのですが、一旦、栃木を去って埼玉の対策本部へ移る・・・ということになったとき、「用意もあるだろうから」ということで一日休みをもらったのですが、このとき、私は突然思いついて、せっかくなので休みを利用して仙台、それからその先にある大崎市(旧古川市)の友人を訪ねようと思い立ちました。
本当は福島県二本松市の友人も訪ねようとか思ったのですが、こちらは新幹線の駅を下りて、在来線に乗り換えないといけないため、日帰りでは厳しいな・・・と思い、また、次の機会に譲ることにして、とりあえず仙台駅へ・・・。
新幹線の中から仙台の友人に電話をしたら、「今、会議中」と言われ、「まあ、突然押しかけても都合は付かないよな」と思ったので、独りでぶらぶらして古川駅へ向かうか・・・と思っていたら、友人から電話で「会議終了」とのことで、多忙な中、拾ってもらい被災の激しかった所へ。
色々、案内してもらい、多々、話を聞かせてもらったのですが、さすがに申し訳なくて写真は殆ど撮れませんで、心の中で「すまん!」と言いながらようやく撮ったのがこの一枚(↓)。
で、休みはこの日だけでしたので、翌朝のことを考えれば日帰りしなければならず、友人に別れを言って、そそくさと次の古川へ・・・行こうとしたのですが、さすがにそこは九州人の哀しさ、金をケチって在来線で行ったところ、しっかり乗り間違えて、何とか言う駅に着いてしまいました(笑)。
戻りの電車もないし、タクシーなど当然のように止まっていないし、止まっていても距離感がわからないから恐ろしくて乗れないという、殆ど、
遭難状態・・・(笑)。
(←誤解の無いように申し上げておきますが、さすが、ここよりはもっと都会でした(笑)。ここなら私も結構、焦ったでしょうね(笑)。)
この辺は、
平太郎独白録 : 宮城県に来ていますでリアルタイムで申し上げたことですが、このとき、友人に電話で現状を話したら、「それどこ?」・・・と。
結局、迎えに来てもらったら同じ大崎市内だったそうで、いくら合併したからって知らないってのは無いだろう・・・と(笑)。
結局、この日は日帰りを諦め、一泊して、翌日、始発で帰りましたとさ・・・。
平太独白