親愛なるアッティクスへ
この連休中、日曜はお茶壺道中なるものに行ってきました。
博多駅に着いてみると、既にご覧のとおり(↓)の盛況ぶり。
ただ、それは良いものの、この日は27℃に達するなどと言われていたほどの結構な暑さ・・・だったのですが、ある意味、皆さんとは違う意味で温度差がありました。
なぜなら、皆さん、着物姿など、びしっとしてあるのに対し、私は例によって、
Tシャツ一枚の
ダラクサな格好・・・だったからです。
当初、私も着物を着て行こうかと思っていたのですが、冬物しか持っていないことから、この日の陽気にさっさと断念しました(笑)。
そのまま、一行は
聖福寺(↑)へ向けて行進しましたので、私も遠くから見守りながら、他人の顔をして(?)後ろをついていきました。
まあ、例によって
門外漢ですので詳しいことはわからないのですが、私がお茶壺道中と聞いて思い出すのは、往年の大ヒット時代劇ドラマ、「素浪人花山大吉」での一場面ですね。
この辺は、以前、
平太郎独白録 : 花山大吉にみる近衛十四郎という役者とその時代 その3でも触れていることなのですが、道中の庶民を苦しめる将軍家献上のお茶壺を運搬する一行を
近衛十四郎扮する主人公とその相棒、
焼津の半次が懲らしめる・・・というものだったのですが、少し疑問に思ったのが大吉が、「兄さん(半次)、斬ってはいかん。これは蟷螂の斧だ」と叫ぶシーンがあったことです。
将軍家献上品の行列に斬り込んで、斬りさえしなければ罪には成らないのか・・・と(笑)。
おっと、このような有意義なイベントに参加させていただきながら、このようなことを考えるなど、我ながら不謹慎極まりない・・・ですね。
以後、改めます(笑)。
ちなみに、私はひたすら夜のお茶壺交流会だけが楽しみでこれに参加していたのですが、実はこの夜は知人の
お見合いの席をセッティングしており、そちらをドタキャンして参加していたところ、バチが当たったか、格好からしてすでに
場違いな私の席はなく・・・(笑)。
これはいかんとビール2杯だけ飲んで、さっさとお見合いの方に席を移したら、若い二人はすでにラブラブモードに入っており、明らかな
お邪魔虫状態・・・。
「嗚呼、私が座るべき安住の席は一体地上のどこにあるというのか・・・、オスカルよ!」などと、タカラヅカ調に夜空に向かって呟いた夜でした(涙)。
平太独白