親愛なるアッティクスへ
今回、栃木に来て、田んぼの美しさというものに改めて、驚いております。
もちろん、今まで田んぼを見たことがなかったわけではありませんが、今回改めて感じています。
田んぼって、こんなに美しく、鮮やかな物だったんですね。
ところで・・・今日9日午後に、大分県の大分自動車道・
日出(ひじ)ジャンクションの付近で、同県玖珠町の県立
森高校の野球部員ら26人が乗ったマイクロバスが10トントラックに追突、同校の教諭で野球部監督(44)(大分県玖珠町森)が死亡し、23人が重軽傷を負った・・・という報道を耳にしました。
「県警はバスを運転していた
保護者の陸上自衛隊員(49)を現行犯逮捕」した・・・とか。
このニュースを聞いて、普段、あまり、こういうニュースには関心を持たない私も、なんともいたたまれない気分になりました。
と言いますのも、私も、今、同じ年頃の子供がおり、中には子供たちを送迎してグラウンドまで行ってくれという話もあり、まあ今は、栃木に来ていますから、まるでお役には立てていないのですが、それだけに他の父兄の方に負担をかけているように聞いており、その分、帰宅した後は今までの埋め合わせの意味でも送迎に駆り出されることは必至なわけで・・・。
ただ、もともと、私が子供の頃はそんな、子供の「送迎」なんてことは一切、ありませんでしたから、「プロになるわけでもあるまいし、そこまでする必要があるのか?」という気はしているものの、高校生ともなって、結果はともあれ、我が子が懸命に甲子園を目指してやっている姿を見て、色々な高校と練習試合をしなければ強くなれないと言われれば・・・。
ちなみに、以前から、こういう送迎の問題については言われていたんですよね。
この、大分自動車道・日出ジャンクションでは、ちょうど一年前の昨年7月11日にも
私立柳ヶ浦高校の野球部員らが乗った大型バスが、同じく、大分県大会の開幕式に向かう途中で横転する事故があり、このときは生徒1人が死亡、42人が重軽傷をおっています。
私はもちろん、大分自動車道は通ったこともありますし、日出ジャンクションも通ったことがあると思うのですが、どういうところだったかはまったく覚えておりません。
また、その時の状況も事情もわかりませんから、迂闊なことは申し上げられないのですが、ただ、今回、運転していたのは
第三者などではなく、野球部員の父でしょう。
目の前で監督が亡くなり、父親が逮捕されてしまう・・・というのは、少年にとっては、ちと、酷すぎるような・・・。
強い高校には練習試合の申し込みが殺到するなど、色々と止む得ない事情があるのは聞いていますが、もう少し、無理がない範囲での移動、現実的には、移動自体を少なくする工夫は必要だと思います。
気落ちはわかるんですけどね・・・。
平太独白