人気ブログランキング | 話題のタグを見る


一見の価値あり「日本のマチュピチュ」上州金山城 中編
親愛なるアッティクスへ

一見の価値あり「日本のマチュピチュ」上州金山城 中編_e0027240_19152962.jpg「もののふの
 気を塗りこめし
   梅雨の城」
     梁庵平太


昨日の続きです。
本当は日曜は書かない主義だったのですが、なにせ今、平日は思うように時間が取れない生活が続いており、UP出来る時にやっておかねば・・・と。

私が「日本のマチュピチュ」と申し上げた上州金山城ですが、、突如、山中に出現する石垣群にはとにかく、幽玄にして荘厳・・・、間違いなく、誰かがそこに居た・・・と感じさせるものがあり・・・。


一見の価値あり「日本のマチュピチュ」上州金山城 中編_e0027240_19201461.jpg名匠・黒澤 明監督が生きていたら、是非、映画のセットに使いたい・・・と言うんじゃないかと思いましたよ。
その意味では、佐賀名護屋城(名古屋城じゃないですよ)に通じるものがあるでしょうか。
まあ、あちらは海沿いですから、ちゃんと観光地として開けており、その意味では、こういうマチュピチュみたいな秘境的雰囲気はありませんが・・・。
もっとも、黒澤監督は名護屋城で撮影をやったときには、本当に城を作って燃やそうとしたそうですから、それも歓迎できる話ではないでしょうが(笑)。


一見の価値あり「日本のマチュピチュ」上州金山城 中編_e0027240_1919268.jpg


ただ、それほどの城でありながら、どうしてこれまで無名だったかというと、やはり、そこに関わった人の知名度の低さがあるのでしょう。
つまり、ハードは素晴らしいがソフトがそれを活かして切れていない・・・と。
これが、鉢形城川越城などのように小田原北条氏の要地として、それなりの武将が居城としていたということでもあればともかく、上杉謙信の攻撃を退けるなど、関東七名城の一つとされる・・・にも関わらず、ここを居城としたに由良氏は恥ずかしながら、私も知らなかった次第でして・・・。

もう一回補足的な意味を込めて続きます。
                 平太独白
by heitaroh | 2011-06-26 20:12 | 歴史 | Trackback | Comments(4)
Commented by mohariza6 at 2011-06-29 02:19
お久しぶりです。
群馬県太田市の金山城跡は行ったことはありませんが、確かに、<「日本のマチュピチュ」と言っても言い過ぎではないのではないか・・・>と思いました。
私も昔、鉢形城跡の歴史資料館のコンペの際、関東近辺の城跡を図書館等で調べ、関東には、多くの城跡があることに驚きましたが、
昔の城は、江戸時代に造られた城とは違う形状になっているように思いました。
写真を見て、金山城跡も、古い城の形状と思いました。
Commented by heitaroh at 2011-06-29 08:09
< mohariza6 さん

おお!鉢形城のコンペに参加されてましたか!
先月、ここの歴史資料館も行ってきましたよ
あそこも、見るからに要害・・・って感じでしたよね。

確かに関東には城は多いのでしょうが、特に栃木県などの城は多くが宇都宮城の支城でして、要害としては堅固でも、城自体にあまりビッグネーム絡みの歴史がないんですよね。

その点は金山城も然りでしょうが、ただ、これほどのクラスになると、ただ、存在しているだけで十分に見ごたえがありますよ。
Commented by 井上勝彦 at 2011-07-08 04:08 x
・「日本のマチュピチュ」ですかうれしいですね。
・実は小生、太田市出身で、子供のころよく金山に登っていました。まだ熟さないうちに山栗を採って食べた思い出があります。城跡があったのはおぼろげに記憶にあるのですが・・・・
・今度、帰郷したら登ってみようと思います。
・頂上に売店があり、その売店の子供が高校(県立太田高校)の同級生だったと思います。(名前は失念しました)彼は、そこから高校に通学していたはずなので、そんな高い山ではありませんが・・・・
・高校の同級生といえば、群馬県知事に大沢君が再選されました。活躍を期待します。
Commented by へいたらう at 2011-07-08 05:37 x
< 井上勝彦 さん

・え!太田のご出身でしたか。群馬だとは伺っておりましたが少し驚きです。
・たぶん、当時は城はあまり整備されていなかったんだろうと思いますが、今はすごいですよ。まだ、整備中ですが。
・頂上に売店なんかありましたっけ?私は新田神社までは行きませんでしたので気がつかなかったのかもしれませんが。
そういえば、本丸付近に休憩所がありましたが、売店はなかったような。でも、家は結構、ありましたね。
・群馬県知事は同級生でいらっしゃいますか。私も九州にいたら殆ど知らないのでしょうが、こちらでは結構報道されてましたから、否応なく、知ってしまいました(笑)。
<< 梅雨空に 昭和を見たり 宇都宮 一見の価値あり「日本のマチュピ... >>


国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。

by 池田平太郎
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
プロフィール
池田平太郎

昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。

昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、「区画整理」「固定資産税」

以後、ふつー(以下?)に現在に至る。

平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、「毛利輝元」の生涯を描いた小説、[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。

平成18年 老いた名将信玄に翻弄される武田勝頼を描いた[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。

平成20年 共に絶版となる。

平成22年 性懲りもなく、黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。

平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で法外な値段で売買されている現状を憂慮し、「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として復刻再出版

平成25年 前作、「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす」が大幅に割愛された物だったことから、常々、忸怩たる思いがあり、文庫本化に際し、新たに5倍近くに書き足した「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす 増補版」として出版。

平成29年 兄、岩崎彌太郎の盛名の影に隠れ、歴史の行間に埋没してしまった観がある三菱財閥の真の創業者・岩崎弥之助を描いた、「三菱を創った男岩崎弥之助の物語 ~弥之助なかりせば~」を出版。

わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった典型的福岡人
ライフログ
最新のコメント
sakanoueno-k..
by heitaroh at 19:20
おっしゃる通りですね。 ..
by sakanoueno-kumo at 14:59
> sakanoueno..
by heitaroh at 18:01
堀で防御を固めたような大..
by sakanoueno-kumo at 15:36
> sakanoueno..
by heitaroh at 11:34
> sakanoueno..
by heitaroh at 11:24
おっ! ここ行かれたん..
by sakanoueno-kumo at 22:00
なるほど。 そこまでは..
by sakanoueno-kumo at 21:49
> sakanoueno..
by heitaroh at 18:13
おっしゃるとおり、悪人と..
by sakanoueno-kumo at 13:53
> sakanoueno..
by heitaroh at 11:42
案外、美魔女妻に叱られて..
by sakanoueno-kumo at 21:20
> sakanoueno..
by heitaroh at 19:43
だけど、黒木華ちゃんって..
by sakanoueno-kumo at 10:59
> sakanoueno..
by heitaroh at 18:21
検索
タグ
(67)
(56)
(55)
(53)
(51)
(46)
(43)
(42)
(42)
(36)
(33)
(32)
(31)
(31)
(30)
(28)
(27)
(27)
(26)
(26)
(25)
(24)
(24)
(24)
(24)
(23)
(22)
(21)
(21)
(21)
(21)
(20)
(20)
(19)
(19)
(18)
(18)
(17)
(17)
(17)
(17)
(16)
(16)
(15)
(15)
(15)
(14)
(14)
(14)
(14)
(14)
(13)
(13)
(13)
(13)
(13)
(13)
(13)
(13)
(13)
(13)
(12)
(12)
(12)
(12)
(12)
(11)
(11)
(11)
(11)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(9)
(9)
(9)
(9)
(9)
カテゴリ
以前の記事
2024年 10月
2024年 09月
2024年 08月
2024年 07月
2024年 06月
2024年 05月
2024年 04月
2024年 03月
2024年 02月
2024年 01月
2023年 12月
2023年 11月
2023年 10月
2023年 09月
2023年 08月
2023年 07月
2023年 06月
2023年 05月
2023年 04月
2023年 03月
2023年 01月
2022年 12月
2022年 11月
2022年 10月
2022年 09月
2022年 08月
2022年 07月
2022年 06月
2022年 05月
2022年 04月
2022年 03月
2022年 02月
2022年 01月
2021年 12月
2021年 11月
2021年 10月
2021年 09月
2021年 08月
2021年 07月
2021年 06月
2021年 05月
2021年 04月
2021年 03月
2021年 02月
2021年 01月
2020年 12月
2020年 11月
2020年 10月
2020年 09月
2020年 08月
2020年 07月
2020年 06月
2020年 05月
2020年 04月
2020年 03月
2020年 02月
2020年 01月
2019年 12月
2019年 11月
2019年 10月
2019年 09月
2019年 08月
2019年 07月
2019年 06月
2019年 04月
2019年 03月
2019年 02月
2019年 01月
2018年 12月
2018年 11月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月
2005年 10月
2005年 09月
2005年 08月
2005年 07月
2005年 06月
2005年 05月
2005年 04月
2005年 03月
最新のトラックバック
フォロー中のブログ
ブログパーツ
  • このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することを禁じます。
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧