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続・祝う気になれないけど一応、6周年・・・です
親愛なるアッティクスへ

まあ、時節柄、特に目出度いという気にはなりませんが、例年、一回では終わってないもので、惰性で昨日の続きです。

続・祝う気になれないけど一応、6周年・・・です_e0027240_1818676.jpgかつて、ナポレオン陸軍幼年学校時代、コルシカ訛りが酷く、これを馬鹿にされたことから、周囲に馴染むことなく、独り、読書に明け暮れたと言いますが、このときに得た知識が後のナポレオンの躍進の源となった・・・という話を聞いたことがあります。

(←私が初めて、店でラーメンを食ったのは中学生の時だと、過去の周年の時に申し上げたと思いますが、これがその時に食べた店のラーメンです。あれから、35年・・・、未だに残っているというのが凄い・・・です。その時は、内心、「えー、ラーメンかよー」と思ったのですが、食べたら、「うんめー」で、「店のラーメンがこれほど美味いのか!」と本当にびっくりしました(笑)。)

で、なぜ、こういう話をしたかと申しますと、実は私にも似たような経験がありまして、私は物心着いた頃から本が好きで、文学少年だったのですが、かと言って、決して学校の成績は良くなかったもので、いきなり、親から、ヤンキーの学校に入れさせられました・・・。
当然、右を向いても左を向いても、見事なそり込みのお兄さんばかりでして、初日は胃がひっくり返るかというような思いで家に帰りましたが、その後も、当然、まったくこれに馴染めませんで、やむなく、昼休みになると、独り、図書館へ行ってました。
で、そこで出会ったのが司馬遼太郎さんの代表作、「竜馬がゆく」・・・です。

続・祝う気になれないけど一応、6周年・・・です_e0027240_18322240.jpg(←博多では当たり前の替え玉ですが、この店では、替え玉9杯食べたら無料だそうです。で、なぜか、こちらでは、ラーメンは半煮えの「堅麺」が主流ですが、私は圧倒的少数派の「柔麺」です。コシがあるというのと、堅いのとは違うだろう・・・と思うのですが、最近では、「堅麺」をさらに極端にした「粉落とし」とか、「ハリガネ」などというのもあるようで・・・。
私にはどうしても理解できません。
ちなみに、「しょうゆラーメンを柔麺で」などと頼むと、時々、店の人から、「あんた、どこの人ね?珍しかね」などと言われることがありますが、さすがに、この時は、「きさん!大概にしとけ!俺が柔麺食うたらいかんとか!」とわかりやすい方法で紳士的に抗議します(笑)。)

元々、中学生時代から、山岡荘八吉川英治などの伝統的正統派歴史小説は読んではいたものの、司馬作品には、ちょっとはエッチな場面が出てくるからか、なぜか、中学の図書館には置いてませんで、ここで初めて相見えたのですが、いやあ、とにかく、はまりましたね(笑)。
当時、私はまだ、16歳の誕生日を迎える前だったのですが、15歳のうちに全5巻を読破しまして、以来、司馬作品の殆どは多分、10代のうちに読んでしまったと思います。
まあ、だからどうだと言われれば私がナポレオンになるはずもなく、馬の耳に念仏・・・だったんでしょうけどね(笑)。
                                         平太独白
by heitaroh | 2011-03-23 19:08 | その他 | Trackback | Comments(8)
Commented by tama at 2011-03-25 07:03 x
6周年おめでとうございます☆
ラーメン、美味しそうですね〜 よだれがでました。
どこのですか? 4丁目ですか? 

柔面がお好みなのは、博多うどんからきてるのですか?
私は固い方が好きです。うどんもです。

それにしても、「きさん!」とか久しぶりに聞きました☆
今度、是非、博多弁でブログお願いします(笑)
コメントしにきますけん☆
Commented by D-KID at 2011-03-25 20:20 x
『ハリガネ』はさすがに無理、何か生麺食ってるような感じがして…
新潟にも一風堂が開店してるんですが、『ハリガネ』の声は聞きませんねー。いいところ『バリカタ』まででしょうか。

因みに、うどんも柔めがお好きですか?
個人的好みだとラーメン:固め、うどん:柔めのチョイスです。
Commented by sakanoueno-kumo at 2011-03-25 23:23
6周年おめでとうございます。
中学生で山岡荘八や吉川英治ですか!
たとえ馬の耳に念仏だったとしても、読もうという気になるところがスゴイですね。
我が家にも、死んだ親父が残した山岡作品や吉川作品がズラッと本棚に並んでいましたが、開いてみたのは20歳を過ぎてからです。
「竜馬がゆく」を初めて読んだのも19歳のとき。
やはり、ご自身で本を書く人とは、スタートが違うんだなあという思いです。

ところで、『毛利輝元』ですが、ちょうど震災の前日に読み終わりました。
感想をと思っていたのですが、震災からこっち、色々と厄介ごとを抱えてまして、なかなかそんな余裕もなく・・・。
先に読んだ『黒田家三代』と比べて、こちらのほうが小説らしい小説ですね。
大変、面白く読ませていただきました。
Commented by heitaroh at 2011-03-27 13:55
< tama さん

ありがとうございます。

いえいえ、博多駅の地下街ですよ。
もう、博多駅地下街の開業当初からあるんじゃないでしょうか。
(背景の画像は南区のラーメン屋ですけどね。)

あら、カタ麺派でいらっしゃいますか。
意外に流されるタイプなんですね(笑)。
ちなみに、私はうどんは堅いのは嫌いですが、腰があるのは好きです(笑)。

博多弁・・・、よかばってんくさ、全編、博多弁で書いたら皆、なんて書いちゃあかわからんめーもんて。
だけんくさ、ここでリクエストに答えるごとするばってん、よかろう?
ようときいちゃりやいよ。
あのくさ、俺、おまえのことばすいとっちゃんね・・・(笑)。
Commented by heitaroh at 2011-03-27 14:03
<D-KID さん

うどんは硬麺は嫌いですが、腰があるのは好きですよ。
博多のうどんはタモリいわく「歯茎でかめるうどん」ですからね(笑)。

ハリガネとか粉落としとか言うのはどこの店でも言っているわけではありませんよ。
最近になって、どこかの店が導入したもののようです。
Commented by heitaroh at 2011-03-27 14:17
< sakanoueno-kumoさん

ありがとうございます。

>中学生で山岡荘八や吉川英治

・・・とここでは書きましたが、実を申しますと、それらを読んだのは小学校の時だったように記憶しております。
小学校の図書館にそういう物が置いてあるものかどうか、少し疑問なのですが、少し難しかったものの、織田信長や源頼朝などを借りて帰った記憶があり・・・。
まあ、例によって、私の記憶はいい加減なものですからね(笑)。

拙著に御目通しくださったとの由、心より御礼申し上げます。
実は、「黒田家三代」は出版の過程で出版社により、大幅にカットされたんですよ。
曰く、「小説なのか評伝なのかはっきりしないと、書店に置いてもらえない」とのことで、したがって、当初は「半分に削減します」というようなことも言われましたが、さすがにこれは拒否しました。
その点、「毛利輝元」の方は以前、一度、出していたこともあって、あまりそういうことは言われませんで、その辺が「小説らしい小説」という観になったのかもしれません。
Commented by tama at 2011-03-27 21:28 x
キュ〜ンってしました☆
やっぱり、男ん人の博多弁はよかですね〜

そのラーメン屋って、一番街(でしたっけ?)
ウナギ屋とか、ピエトロとかあった、
(今のあるのか知らんですけど)
その突き当たりのラーメン屋ですか??
そこなら、私も行きます☆
Commented by heitaroh at 2011-03-28 15:26
< tama さん

喜んでいただいて何よりです(笑)。

ラーメン屋はバスセンター(古い!今は、ばす・ターミナルです(笑)。)の入り口ん所ですよ。
バスセンターに向かって右側にある・・・。
今度、ご一緒しましょう(笑)。
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国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。

by 池田平太郎
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プロフィール
池田平太郎

昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。

昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、「区画整理」「固定資産税」

以後、ふつー(以下?)に現在に至る。

平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、「毛利輝元」の生涯を描いた小説、[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。

平成18年 老いた名将信玄に翻弄される武田勝頼を描いた[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。

平成20年 共に絶版となる。

平成22年 性懲りもなく、黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。

平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で法外な値段で売買されている現状を憂慮し、「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として復刻再出版

平成25年 前作、「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす」が大幅に割愛された物だったことから、常々、忸怩たる思いがあり、文庫本化に際し、新たに5倍近くに書き足した「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす 増補版」として出版。

平成29年 兄、岩崎彌太郎の盛名の影に隠れ、歴史の行間に埋没してしまった観がある三菱財閥の真の創業者・岩崎弥之助を描いた、「三菱を創った男岩崎弥之助の物語 ~弥之助なかりせば~」を出版。

わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった典型的福岡人
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