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与謝野薫氏の入閣に悲壮感を覚えるのは私だけ・・・?
親愛なるアッティクスへ

「たちあがれ日本」から離党し、民主党内閣経済財政政策担当大臣に就任した与謝野 馨氏ですが、この人に対しては巷間、色々言う向きがあるようですね。
まあ、確かに、少し唐突な感もなきにしもあらず・・・でしたから、行為だけを見れば、ポスト欲しさの変節・・・と思われても仕方がない部分があるのかも知れませんが、でも私には、この人・・・、もしかして、自分に残された時間はあまり長く無い・・・ということを知ってるんじゃないか・・・と思えてならないんですよ。
だから、現実無視のマニフェストに縛られ、迷走を続ける民主党政権の現状を憂慮し、敢えて沈みかけた船に飛び乗った・・・と。

与謝野薫氏の入閣に悲壮感を覚えるのは私だけ・・・?_e0027240_9401684.jpg
(↑幽明境を異にする・・・?)

ここまで考えるのは、あまりにも彼に都合の良すぎる解釈なのかもしれませんが、もとより、私はこの方に何か思い入れがあるわけでもありませんし、特に接点があるわけでもありませんので、無理して彼を擁護する必要はありません。
でも、普通に見れば、民主党政権は沈みかけた船ですよ。
この先、小沢一郎元代表に変わろうが、岡田克也幹事長に代わろうが、誰に変わったって、次の選挙では敗北は必至で、であれば、こんボロ船にわざわざ飛び乗る方がおかしいでしょう。
民主党政権を批判する立場だったからと言っても、現内閣の一員になることに何かプラスはあります?
私には、彼には「もう、次の選挙はない」と思っているように思えて成らないんですよ。

まあ、そうは言っても、所詮、何の根拠もない憶測に過ぎないわけで、その意味では、もう少し経緯を見守ってみるしかないでしょうが、ただ、入閣したとは言え、経済財政政策担当大臣って、要するに昔の経済企画庁長官・・・ですよね。
職務や権限に変更が加えられていればその限りではないでしょうが、旧来の物と大差ないのなら、どちらかというと総理のスタッフ的なポストで、つまり、政策を提言することは出来ても実行する・・・、させる権限はない・・・ということであり、(まあ、その方がこの人には向いているような気がしますけどね。故宮沢喜一元総理と一緒で。)かつての小泉内閣の時の竹中平蔵氏や与謝野さん自身のように金融担当大臣でも兼ねているのであれば、まだしも・・・と思わなくもないような・・・。
その意味では、すべては菅 直人総理のリーダーシップにかかっているのでしょうが。

ちなみに、その与謝野さんが入閣した菅 第2次改造内閣ですが、官房長官を仙石さんから枝野幸男氏に替えたことの是非はともかく、(枝野さんって私より年下だったんですね。初めて知りました(笑)。)私的には前原誠司外務大臣をもっと罪がないようなポストに異動させて欲しかったですね。
我々が子供の頃に使っていた博多弁では格好良いことを「艶」と言うのですが(今は死語です。)、彼の考え方はすべて、偽メール事件当時のままの、「艶~に!」という表現がぴったり・・・で(ニュアンス的にはカッコつけやがって・・・というところでしょうか。)、野党の議員としてならともかく、いくら優秀でも現実が見えていないような人をこういう責任あるポストに就けてはいけませんよ。
                                         平太独白
by heitaroh | 2011-01-24 08:04 | 政治 | Trackback(6) | Comments(4)
Tracked from つき指の読書日記by大月清司 at 2011-11-13 14:33
タイトル : 再録瞑想曲 7
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Tracked from つき指の読書日記by大月清司 at 2011-11-15 13:35
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Tracked from つき指の読書日記by大月清司 at 2011-11-17 11:35
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Tracked from つき指の読書日記by大月清司 at 2011-11-19 09:08
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 品切れ・絶版である。定番のPHPで、類書があるので今回は目くじらたてることもないと思う。 また両論併記のことになる。冷戦後も出版社により左右の色が残っている。いつまで...... more
Tracked from つき指の読書日記by大月清司 at 2011-11-30 17:34
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Tracked from つき指の読書日記by大月清司 at 2011-12-02 15:05
タイトル : 再録紀行 77
 品切れ・絶版である。決まり文句になるのがさびしい限りである。北朝鮮の核、拉致など、それがオピニオン誌上で大問題としてにぎわわせたのが、これを書いた当時の時流である。 ...... more
Commented by sakanoueno-kumo at 2011-01-25 16:03
そもそも同じ選挙区の与謝野馨氏と海江田万里氏が、同じ内閣にいること自体があり得ないわけで・・・。
Commented by heitaroh at 2011-01-25 18:34
<sakanoueno-kumoさん

確かに(笑)。
どちらが選挙民の信託を受けたんだ・・・という話しになるんでしょうね。

でも、与謝野さんは次の選挙に出ることは考えてないんじゃないですか?
Commented by asagao007 at 2011-01-28 18:42 x
TB 有り難う御座いました。

 残された時間があまり長くないと自覚、なんかぞくっとしました。 ポストほしさとは思いません、思惑有ってのことと思いますが、云われてみれば本当にそんな気がしますね。  でもそうだとすると政治家は孤独ですね、腹心の部下みたいな誰か居ないのでしょうかと思います。 たちあがれの時、与謝野さんには後藤田さんが、平沼さんには城内さんが、それぞれ良い若いモンが着いて行くと浅知恵で思っていました(笑)
Commented by heitaroh at 2011-01-29 14:23
<asagao007さん

こちらこそ、コメント有り難うございます。

まあ、本当のところはわかりませんけどね。
単なる猟官運動だったのかもしれませんし。
でも、彼は数年前にも喉の大病かなにかしましたよね。
年も年でしょうから、自分の余命幾ばくもないということを感じているということは十分にあり得る話しなのではないでしょうか・・・。
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国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。

by 池田平太郎
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プロフィール
池田平太郎

昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。

昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、「区画整理」「固定資産税」

以後、ふつー(以下?)に現在に至る。

平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、「毛利輝元」の生涯を描いた小説、[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。

平成18年 老いた名将信玄に翻弄される武田勝頼を描いた[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。

平成20年 共に絶版となる。

平成22年 性懲りもなく、黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。

平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で法外な値段で売買されている現状を憂慮し、「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として復刻再出版

平成25年 前作、「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす」が大幅に割愛された物だったことから、常々、忸怩たる思いがあり、文庫本化に際し、新たに5倍近くに書き足した「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす 増補版」として出版。

平成29年 兄、岩崎彌太郎の盛名の影に隠れ、歴史の行間に埋没してしまった観がある三菱財閥の真の創業者・岩崎弥之助を描いた、「三菱を創った男岩崎弥之助の物語 ~弥之助なかりせば~」を出版。

わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった典型的福岡人
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