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性懲りもなく「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」告知
親愛なるアッティクスへ

性懲りもなく「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」告知_e0027240_141831.jpgこのたび、またもや、性懲りもなく、「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」
という歴史小説を出版しました。

内容をかいつまんで申し上げますと・・・、
戦国時代、名うての知恵者として知られた黒田如水も、その智謀ゆえに、その主君・豊臣秀吉との間に葛藤を繰り広げるが、やがて、その子で後に福岡藩初代藩主となった黒田長政も、その重臣で兄弟子(あにでし)とも言うべき後藤又兵衛との間に激しい相克の炎を燃やす・・・。

そして、時代は下り、福岡藩二代藩主となった長政の子・黒田忠之もまた、その後見役ともいうべき重臣、栗山大膳との間に再び、激しい反目の嵐を巻き起こし、「黒田騒動」と呼ばれる御家存亡の危機をもたらす・・・。

黒田家三代の葛藤と相克を描いた作品ですが、現代でも、中小企業などでは少なからず見られる人間関係にも共通する者があるように思います。
ということで、ご興味お有りの方も、そうでない方も、どなた様も遠慮無くご協力のほど宜しくお願い致します。
結構、生活がかかっております(笑)。

一応、書店でも並ぶ予定にはなっているのですが、どこの書店に置いてあるのかはまだ、出版社からは何も言ってきませんが、こちら→(「黒田家三代」)を押して頂いても、また、右サイドに表示されている「ライフログ」の中からも買えますので、どうぞ、宜しくお願いします。

(こちらでも買えます。)
     ↓
http://www.bk1.jp/keywordSearchResult/?keyword=%E9%BB%92%E7%94%B0%E5%AE%B6%E4%B8%89%E4%BB%A3&storeCd=1&searchFlg=9&x=19&y=8

                                         平太独白

by heitaroh | 2010-12-21 07:12 | 私小説 | Trackback(1) | Comments(12)
Tracked from 坂の上のサインボード at 2011-02-09 00:53
タイトル : 歴史小説 「黒田家三代~戦国を駆け抜けた男達の野望」 読記
 昨年末に刊行された歴史小説「黒田家三代~戦国を駆け抜けた男達の野望」を読んだ。著者は、当ブログもリンクしていただいているブログ「平太郎独白録 親愛なるアッティクスへ」のブログ主でもあられる、池田平太郎氏。同氏にとっては3作目の作品となる。一昨年よりブログを楽しませていただいていて、この度の出版を知り、歴史小説好きの私としては迷わず購入し、先日完読した。で、身の程知らずにも、著者の目に触れるであろうことを承知の上で、ここで感想文を記すという暴挙にでようと思う。  黒田家とは、ご承知のとおり、筑前...... more
Commented by sakanoueno-kumo at 2010-12-21 16:24
それで夏に有岡城を取材されていたんですね。
ぜひ購入して読ませてもらいたいと思います。
実は、貴兄の作品「傾国の烙印」にも興味があるのですが、もう絶版なんですよね?

黒田如水の物語で読んだのは、司馬さんの「播磨灘物語」ぐらいです。
あと、10年近く前に兵庫県姫路市で、「黒田官兵衛展」という企画展が開催されたとき、会場美術の担当をしたことがあり、その際、少しだけ一夜漬けの勉強をしました。
もう、すっかり忘れちゃいましたけど・・・。

毎日通勤時の電車の中で本を読んでいるのですが、ちょうど今読んでる本がもうすぐ終わるので、次に何を読もうかと思案していたところでした。
ブックカバーをつけずに宣伝しておきますね(笑)。
Commented by heitaroh at 2010-12-22 11:02
< sakanoueno-kumoさん

ありがとうございます!
きっと、アナタはそう言ってくれるだろうと期待しておりました(笑)。
感謝感激雨霰・・・です(^O^)
目の肥えた貴兄様のお眼鏡にかなうかどうか心配ですが。

また、傾国の烙印については、実は来月には復刻されて出版されますので、こちらも是非、宜しくお願い致します。
Commented by エリモジョージ at 2010-12-22 11:20 x
実は歴史小説は正直苦手なものでずーと避けてきましたが、これも何かのご縁ということで読ませていただきます。

本をさらっと読めるタイプではございませんので感想はしばらくしてからという事でご勘弁を!

しかし何にでも精通している貴殿は素晴らしいですよ。
Commented by heitaroh at 2010-12-22 11:36
<エリモジョージ さん

このたびはご協力頂き、有り難うございます!
謹んで御礼申し上げます。

また、過分なお言葉をも賜り、恐悦至極に存じます。
実物はかなりの俗物なのですが・・・(笑)。
Commented by motokunnk at 2010-12-23 08:34
はじめまして、TBいただきありがとうございました。病後のリハビリの日課で近所を散策しているときに立ち寄り写真に収めたものです。歴史物を執筆されているのですね、今度読んで感想なりをブログにアップしようと思います。今後ともよろしくお願いします。
Commented by heitaroh at 2010-12-24 18:10
< motokunnkさん

コメント有り難うございます。

到底、お眼鏡に適う物ではないとは存じますが、お目通し賜れば幸甚に存じます。

黒田長政の墓についてですが、彼自身は京都で死んで、遺体は領国である福岡に埋葬されましたから、そちらにある方が不思議です。
おそらく、こちらは当時、江戸にあった遺族のために分骨された物ではないでしょうか。
Commented by 芙蓉 at 2010-12-29 22:26 x
素晴らしい一年の締めくくりですね!
いま、アマゾンに飛びましたら、
>一時的に在庫切れですが...とのこと。
盛況ですね!!

一年間、楽しい記事、為になる話題、有難うございました。
来年も期待しております。
どうぞ、お身体気を付けて、
良い年をお迎えくださいませ。
ますますのご活躍お祈りしています。
Commented by heitaroh at 2010-12-30 13:26
< 芙蓉さん

忝ないお言葉を頂戴し、恐縮至極です。
有り難うございます。

一時的な品切れ・・・というのは、たぶん、単に出版社が手を抜いているだけだと思います(笑)。

よいお年をお迎え下さい。
一年間、お世話になりました。
Commented by sakanoueno-kumo at 2011-02-02 21:24
完読させていただきました。
ていうか、ずいぶん前に読み終えていたのですが、ここんとこ多忙でご報告が遅くなりました。

月並みですが、非常に面白かったです。
官兵衛のことは知っていても、長政のことは知らなかったことが多く、忠之にいたってはほとんど知りませんでしたから、とても興味深い内容でした。
これは「歴史小説」というよりも、良質の「ビジネス書」ですね(笑)。
新書なのでネタバレになるようなコメントは避けますが、黒田家が成長していくプロセスの中での、それぞれの経営者の苦悩や苦労、従業員たちとの意識のズレなど、なるほど・・・と思うものがありました。
先日のコメントでも言いましたが、いつもブログを読ませてもらっているため、文章が抵抗なく私の中に入ってきました。
「あとがき」もまた、よかったですね。
締めくくりの言葉に、シビレました。
つづく。
Commented by sakanoueno-kumo at 2011-02-02 21:24
つづき。
私はこれまで多くの歴史小説を読んできましたが、考えて見ればそのほとんどが、司馬さんをはじめとして戦前生まれの、私の父親より年輩の作家さんの作品ばかりだったんですね。
その理由は単に若い作家さんをあまり知らなかっただけですが、この度縁あって貴兄の作品を読ませてもらって、同世代(失礼!)の人の文章や人物分析、心情分析などが、こんなにも理解しやすく受け入れやすいものだということを知りました。
これを機に、若い作家さんの作品を意欲的に読んでみようと思います。
オススメがあったら教えてください(作家さんに聞くのもなんですが・・・笑)。

また、お許し頂ければ拙ブログでも紹介したいと思います。
楽しいひとときをありがとうございました。
Commented by heitaroh at 2011-02-03 17:19
< sakanoueno-kumoさん

>これは「歴史小説」というよりも、良質の「ビジネス書」ですね(笑)。

まさしく、我が意を得たり・・・です。
過分なお言葉、有り難く拝聴致します。

Commented by heitaroh at 2011-02-03 17:34
< sakanoueno-kumoさん

つづき。
実は私も、これまで読んできた歴史小説と言えば司馬さんを始め、戦前生まれの方の物ばかりで、同世代以下のそれは殆ど読んだことがありません。
そう言うと少し、語弊があるようですが、ひとつには最近、「読まなければならない物」が多すぎて、楽しむための読書が出来ていない・・・ということでもあります。
従って、決して、貴兄様に教えられるほどの知識はないのですが、最近読んだ中で少し感心したのが、桐野作人著、「島津義久 九州全土を席巻した智将」という本です。
これについては、私もまた、記事で取り上げようとは思っているのですが、少し、わかりにくい部分があるものの、ここまで良く光を当てたなぁという気がします。
私にとっては、知識の欠けたる部分を補ってくれる良書であり、貴兄様に取りましても、鹿児島が舞台のことであり、興味深くごらんになれるのえはないでしょうか。

ちなみに、作家と言っても、決してこれで飯を食っているわけではありませんから、単なる旦那芸程度の物です。
ただ、拙著の件、貴ブログで採り上げて頂ければ幸甚です。
結構、生活がかかってますので(笑)。
<< もはや解散総選挙は避けられず・... 寂しい奴・・・ >>


国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。

by 池田平太郎
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プロフィール
池田平太郎

昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。

昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、「区画整理」「固定資産税」

以後、ふつー(以下?)に現在に至る。

平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、「毛利輝元」の生涯を描いた小説、[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。

平成18年 老いた名将信玄に翻弄される武田勝頼を描いた[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。

平成20年 共に絶版となる。

平成22年 性懲りもなく、黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。

平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で法外な値段で売買されている現状を憂慮し、「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として復刻再出版

平成25年 前作、「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす」が大幅に割愛された物だったことから、常々、忸怩たる思いがあり、文庫本化に際し、新たに5倍近くに書き足した「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす 増補版」として出版。

平成29年 兄、岩崎彌太郎の盛名の影に隠れ、歴史の行間に埋没してしまった観がある三菱財閥の真の創業者・岩崎弥之助を描いた、「三菱を創った男岩崎弥之助の物語 ~弥之助なかりせば~」を出版。

わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった典型的福岡人
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