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プロ野球選手は自らのスタッフを持つべし。
親愛なるアッティクスへ

今年もまた、日本シリーズを終え、シーズンオフに突入した日本プロ野球ですが、最近は毎年、この季節になると、あの選手もこの選手も・・・と言わんばかりに「メジャー移籍宣言」が飛び交いますよね。
確かに、向こうは報酬という点では、年金も含めて、日本とは桁外れに優遇されているのでしょうから、それを思えば、彼らの気持ちもわからないではありません。
昔と比べ、確実に、太平洋狭くなりましたからね。
ただ、なかには、「え?この程度の選手が?」というような、実力的には、少し首を傾げる選手もおり、その意味では「メジャーにあらずんば野球選手にあらず」といった風潮に流されることなく、もう少し、客観的に自分を見る必要があるように思います。

で、それらを踏まえた上で申し上げたいのですが、プロ野球選手は、自分の給料の何パーセントかの契約で自分自身スタッフを雇うべきですよ。
そして、そのスタッフにチームを組ませ、一人は、対戦相手の状況、クセ、調子、傾向などを分析させる。
又、別の者には、自分のクセ、失敗の傾向、次の試合場の状況、天候、分析させ、そして別の一人には、自分の肉体的な管理を担当させる・・・etc。
勿論、球団からも、相応のデータは降りてくるであろうし、球団にはお抱えのトレーナー医者もいるでしょう。
でも、それとは別に、自分専用のスタッフを持つことにより、その他大勢と同じでない、自分だけのサービスが可能になるわけです。

つまり、自分が人よりも成績を残そうと思えば、球団から下りてくる通り一遍のサービスよりも、それ以上の、もっと綿密にして、自分のニーズに合致したケアが大事なのではないか・・・ということですね。
これにより、選手自身は、肉体の鍛錬にのみ多くの時間を費やすことができることになります。
現在のプロ野球選手たちは、チームがやってくれないそれらの部分は、自分一人でやっているわけで、非効率的、非機能的と言わざるをえないように私には思えます。

また、スタッフは、何もプロ野球関係者である必要はないし、たとえ関係者であるにしても、プロ野球からは毎年、大量解雇者が出ていることを考えると人材にも困らないでしょう。
選手の側も、雇っても必要経費として控除の対象になるでしょうし、球界的にも退団した選手の再雇用の受け皿にもなる。
それに、スタッフは選手が活躍して、その給料が上がれば自分の給料も上がるわけで、彼らも協力は惜しまないでしょうし、逆に、スタッフの方も名伯楽、名スタッフと言われる人たちが出てくることになり、そういったスタッフには高給で迎える選手が出てくるようになる・・・、いや、ならないといけないのでしょう、本当は・・・。
それが、本来のあり方だと思いますが。
高給もらって、それを投資に廻そうとしないから、野球選手の給料高すぎるなどという批判も出てくるんですよ。
                                         平太独白
by heitaroh | 2010-11-11 08:05 | スポーツ | Trackback | Comments(2)
Commented by sakanoueno-kumo at 2010-11-12 02:54
メジャーでは、おっしゃるような例もあるようですよ。
日本でも、お抱えのトレーナーがいる選手はいますよね。
お抱えのスコアラーとなると、一流選手にしか雇えないでしょうし、一流の選手は自身が一流の眼を持っているでしょうから、なかなか満足できる人材はいないように思います。
一流の眼をもった人材は、球団のコーチやスコアラーとして引く手数多でしょうからね。
でも利にかなった案だとは思います。
解雇になった二流選手が一流スコアラーになるための養成学校が必要ですね。
ノムさんあたりを教授にして(笑)。
Commented by heitaroh at 2010-11-12 17:06
< sakanoueno-kumoさん

一流の選手にはなれなかった人でも、一流のスタッフの才能を持った人は結構、いると思います。
ゴルフの世界では、キャディには比較的、そういう扱いがありますよね。
大きな大会では、そのコースにのみ精通した有能なキャディの取り合いになると言いますから。
プロ野球でも、1億円もらえば、1000万ずつ3人雇っても大した負担にはならないでしょ。
であれば・・・と。
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国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。

by 池田平太郎
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プロフィール
池田平太郎

昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。

昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、「区画整理」「固定資産税」

以後、ふつー(以下?)に現在に至る。

平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、「毛利輝元」の生涯を描いた小説、[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。

平成18年 老いた名将信玄に翻弄される武田勝頼を描いた[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。

平成20年 共に絶版となる。

平成22年 性懲りもなく、黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。

平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で法外な値段で売買されている現状を憂慮し、「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として復刻再出版

平成25年 前作、「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす」が大幅に割愛された物だったことから、常々、忸怩たる思いがあり、文庫本化に際し、新たに5倍近くに書き足した「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす 増補版」として出版。

平成29年 兄、岩崎彌太郎の盛名の影に隠れ、歴史の行間に埋没してしまった観がある三菱財閥の真の創業者・岩崎弥之助を描いた、「三菱を創った男岩崎弥之助の物語 ~弥之助なかりせば~」を出版。

わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった典型的福岡人
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