親愛なるアッティクスへ
先日、秋田から友人が来たので、佐賀の嬉野温泉という所へ行ってきた・・・という話を申し上げましたよね。
で、なぜ、佐賀(↓)だったのかというと、それは、この友人がかねてより、「日本でまだ泊まったことがないのが佐賀県と滋賀県だけ・・・」と言っていたからで、だったら、毎度お決まりのもつ鍋食って中洲のコースより佐賀の温泉にでも行こうか・・・と思い立った次第でした。
これで、友人は後は滋賀県を残すのみとなったのですが、翻って我が身を顧みれば、私は、先月、
鬼門だった
埼玉県へ行き、これで
全国制覇した・・・と申し上げましたが、それは行っただけで、まだ、泊まったことがない県は
茨城、埼玉、山梨、福井、滋賀、三重、和歌山、徳島とたくさんあります。
(道はまだまだ険しい・・・(笑)。)
で、これらを見てみると、徳島と福井を除けば、すべて、
東京と
京阪神の近郊に集中しているのがわかると思いますが、思えば、秋田の友人も、元々は
横浜出身ですから、滋賀と佐賀に泊まるなら、
京都や
博多に泊まるよな・・・ということで、同様の理屈で、九州からだと、用事が無い限り、東京か京都、大坂に泊まってしまうんですよね。
実際、私も、以前、
武田信玄の息子である
武田勝頼について著書をしたためたことがありますので、本来であれば、武田家の本拠である
甲府にはもっと足を運ぶべきだったのでしょうが、やはり、博多から行くのは結構、大変なんですよ。
一旦、
羽田へ出て、
モノレールと
JRを乗り継いで行かねばなりませんから、
待ち時間などを入れると、移動だけでほぼ、一日近く潰れます。
(よほど、
北海道まで行った方が早いです。)
で、今更ながらに本日の本題です。
尖閣諸島での
中国漁船衝突ビデオ流出事件で、
海上保安庁にはこれを
擁護する電話が相次いでいるそうですね。
でも、私に言わせるとこれは極めて、
危険な兆候ですよ。
いくら、
国民には知る権利がある・・・と言っても、とかく現場という物は
近視眼的になりがちなもので、であれば、やはり、現場としては面白くなくとも、それを総合的な角度から検証し、判断できる立場の者に委ねるべきだと思います。
それを現場の考えだけで好きなようにやるのは、
国家という機能に相反するものであり、かつて
軍中央の指示に従わなかった
関東軍と同質の物があるように思いますし、それを擁護する空気にも、かつて、
5・15事件の時に
犬養 毅首相を暗殺した犯人らへの擁護の声が強かったことを思い起こさせます。
その結果、何が起こったのかを今の日本人は良く考えるべきだと思いますが、まあ、いずれにしても、
平和もぼちぼち、
賞味期限切れなのでしょうか。
平太独白