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ドラフト会議の正しい在り方は談合・・・?
親愛なるアッティクスへ

プロ野球ドラフト会議・・・、注目の斎藤佑樹投手との交渉権は日ハムが獲得しましたね。
夏も涼しい札幌では得意の「ハンカチ」もあまり、出番がないでしょうが・・・(笑)。

ドラフト会議の正しい在り方は談合・・・?_e0027240_16581335.jpgで、我が、福岡ソフトバンクホークスも斉藤か、地元出身で同じ早稲田大学大石達也投手か・・・で、相当、迷ったようですが、結局、斉藤指名となったようですが、これはこれで良かったと思いますよ。

私は、以前から平太郎独白録: 根本式球団編成の妙は競合を恐れぬ姿勢にあり!などで申し上げておりましたように、良い選手は競合してでも獲りに行く・・・という姿勢がないチームは強くならない・・・と考えているからです。

この点で、以前、「松坂世代」という言葉があったよぷに、今回のドラフトでも同様のことを言わんとした嫌いが見られましたが、ところが、誰も一足先にプロ入りして、華々しい実績を挙げているマーくんこと、田中将大投手に鑑み、「田中世代」とは言わないんですよね。
つまり、明らかに、この世代の「恒星」は未知数の斎藤投手なんですよ。
(参照・平太郎独白録 : 「大投手恒星論」
無論、それで、斎藤投手がマー君以上の実績を残せると言い切れるのか・・・といえば、それはまた別の話で、だからこそ、マスコミもしっかりした実績があるマー君をさておいて、「海のものとも山のものともつかぬ」斎藤投手の名を被せて「斎藤世代」としてしまうわけにはいかなかった・・・ということではないかと思います。

で、今回のドラフトを見ていて、少し、思ったことがあるのですが、私はドラフトに対する考え方としては、本来、「職業選択の自由」に反している「憲法違反」だと思っております。
では、自由競争が良いのかといえば、これまた、周知のように一部の金満球団に戦力が集中し、やがて、戦力の不均衡から共存共栄の原則を揺さぶることになることから、これも一概に諸手を挙げて・・・とはいうつもりはないのですが、ただ、共存共栄と言ったところで、現在のドラフトが、下位球団から順に指名していくようなウェーバー方式でも無い以上、今のドラフトにはドラフトの大義が存在しないように思えます。
実際、かつてのヤクルトなどのように、妙にくじ運の良い球団が繁栄するということがあるわけで、くじ運が良いかどうかで、球団の戦力に差が生ずるなどというのはおかしいでしょ。

で、私的に結論を言わせて頂くと、「いっそ、談合で決めろよ」・・・と。
談合が悪いと言われるところは、「密室」で処理することにあるわけで、談合自体は用いようによっては日本の風土にはもっとも適した解決法であるとも言えるでしょう。
つまり、球団によっては、「うちはどうしても斎藤が欲しい」とか、「うちは斉藤でも大石でも良い」、あるいは、「うちは大石は地元だからどうしても欲しい」などという意向があるでしょうから、であれば、「だったら、うちは下りるけどその代わり榎田はうちで決まりだよ」とか調整すれば・・・と。
その方が選手の側も、意中の球団ではなかった場合でも、ある程度、諦めもつくでしょう。
「前回、お宅には中田の時には貸しがあるでしょ」・・・とか言ったりして(笑)。
                                         平太独白
by heitaroh | 2010-10-29 18:09 | スポーツ | Trackback | Comments(8)
Commented by ごま塩 at 2010-10-30 08:25 x
ご無沙汰しております。
久しぶりに懐かしいやり取りを聞かせてもらいました。(w
今では我々の受注も、まさしくくじ運です。。

ところで、Tさんから開業のご案内が届いていました。
Commented by heitaroh at 2010-10-30 16:32
<ごま塩さん

こちらこそ、ご無沙汰しております。
もう、見放されたかと思ってました(笑)。


>Tさんから開業のご案内

昨日、宮城県民と飲んだら、そちらにも来たと言ってました。
Commented by mohariza6 at 2010-10-31 00:17
建築業界に携わり、30年以上になりましたが、
日本の風土には、いわゆる「談合」は必要悪に思えていました。
昨今は、「談合」無しの公共事業の落札で、設計事務所が出した予算から出した「最低落札金額」よりさらに下回る金額を札として出し、入札不調も続出しているようです。

適切な「建築工事費」は、何なのか?今だ疑問です。

建物は、大量生産の工業製品と違い、また、多量に売れ(建てられ)れば、安くなり、それで良し!と云う業種とは違うものと思います。

建築業界は、機械化が進んでも、今だ雨雪の天候に左右され、造り上げるまでには、様々な業者、メーカーが絡み、手作業でなくては造り上げられない、<時代遅れの業種>と思っていますが、
様々な人間の技量(わざ)が、機械化される時代に逆らうように残っている 一種の「総合芸術」でもあり、今だ残っている人間的な「総合的手作業」のように思っています・・・。
Commented by heitaroh at 2010-11-01 18:48
<mohariza6さん

私はこの問題については、また少し違った考えを持っているのですが、なかなか、ここでは言えません(笑)。

ただ、仰るとおりで、「とっても利益はない」けど「とらなければ仕事はない」・・・は結局、ダンピングという物が結局、高い物に付く・・・という観点から厳しく監視されていることを思えば、正しい在り方だとは思いません。

なかなかに、これ以上はコメントしづらいので、よろしければ、こちらをご覧くださいませ。
   ↓
http://heitaroh.exblog.jp/3610483/
Commented by sakanoueno-kumo at 2010-11-03 18:13
私は、プロ野球選手はプロ野球機構に就職し、ドラフトはその配属先を決める会議だと解釈しています。
その配属先が札幌支店になるか福岡支店になるかまでは、新入社員の希望どおりにはいかないものだと。
だから「職業選択の自由」には反しないと。
ていうか、そう考えなければドラフト制度は成り立ちませんし・・・。
でも、その解釈を浸透させるには、12球団の年俸基準や、退団後の就職斡旋まで全て統一しなければならないでしょうけどね。

「談合」というのも確かにありですが、でも結局それも、力のある球団が「談合」のイニシアティブをとることになるでしょうから、金満球団の思うがままになるのではないでしょうか。

近年は昔ほどドラフトで逆指名する選手がいなくなりましたよね。
少しずつ、プロ野球機構に就職するという考えが馴染んできたんじゃないでしょうか。
Commented by heitaroh at 2010-11-04 17:36
< sakanoueno-kumoさん

仰ることは私にも良くわかるのですが、でも、それって、かつて帝国陸軍が大日本帝国憲法を曲解したのと一緒で、本来的な解釈では無理があるんじゃないですか?
現実的には、讀賣と中日は別個の企業体な訳で、それを通すなら、ジャイアンツもドラゴンズも親会社から離れて、プロ野球機構の傘下に入らなくてはならないでしょう。
結局は、戦力均衡、共存共栄、賃金高騰阻止・・・、いずれも、機構側の一方的な言い分だと思いますよ。

ただ、では、ドラフトがいらないか・・・といえば、必ずしも一概にはそうはいえないわけで、問題はドラフトの必要性を云々する前に「制度を導入する意義」についてのコンセンサスが形成されてないことではないでしょうか。
アメリカで始まったからというだけで、契約金の高騰を防ぐ意味合いでのみ導入された経緯があるわけで、すでにこの時点で、採用者側のカルテルが成立していると考えれば、談合は成立していたと考えて良いのではないですか?

選手の側に、あまり、逆指名云々言う声が少なくなったのは、近鉄球団の消滅騒ぎ以来、プロ野球というパイ自体が縮小しているという認識があるのではないでしょうか。
Commented by sakanoueno-kumo at 2010-11-04 21:07
解釈に無理があることは承知の上です。
でも、ドラフト制度を続ける以上、その対象選手たちにはそう考えてもらうしかないわけで・・・。

逆指名云々の声が少なくなったのは、私が思うには、新垣投手のオリックス指名騒動からだと思います。
ドラフトが生んだ不幸で、18歳の彼にとってはあまりにも重い出来事でしたが、あれ以降、特に高卒ルーキーの逆指名が極端に減ったように思えます。
Commented by heitaroh at 2010-11-05 18:26
< sakanoueno-kumoさん

仰らんとすることは私も良くわかるのですが、ただ、貴兄のお考えを窺っておりますと、まず、ドラフトありき・・・というように感じます。
ドラフトは選手獲得に際しての一手法ですから、ドラフトを何としても守っていかなくてはならない・・・というのではなく、戦力の均衡という目的さえ達成できれば、ドラフトの存続そのものも含めて、検討してみることは悪いことではないように思います。

>あれ以降、特に高卒ルーキーの逆指名が極端に減ったように思えます。

私はむしろ、大学社会人には逆指名権があって、高校生にだけ無いということが理解できませんでした。
まあ、嫌なら、大学社会人に行って、その後、逆指名して希望の球団へ・・・ということだったのでしょうが、それだけでは説明付けとしては弱いでしょう。
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国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。

by 池田平太郎
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プロフィール
池田平太郎

昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。

昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、「区画整理」「固定資産税」

以後、ふつー(以下?)に現在に至る。

平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、「毛利輝元」の生涯を描いた小説、[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。

平成18年 老いた名将信玄に翻弄される武田勝頼を描いた[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。

平成20年 共に絶版となる。

平成22年 性懲りもなく、黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。

平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で法外な値段で売買されている現状を憂慮し、「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として復刻再出版

平成25年 前作、「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす」が大幅に割愛された物だったことから、常々、忸怩たる思いがあり、文庫本化に際し、新たに5倍近くに書き足した「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす 増補版」として出版。

平成29年 兄、岩崎彌太郎の盛名の影に隠れ、歴史の行間に埋没してしまった観がある三菱財閥の真の創業者・岩崎弥之助を描いた、「三菱を創った男岩崎弥之助の物語 ~弥之助なかりせば~」を出版。

わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった典型的福岡人
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