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監督は知名度ではなく無名でも適性で選ぶのが営業にも利
親愛なるアッティクスへ

監督は知名度ではなく無名でも適性で選ぶのが営業にも利_e0027240_194202.jpg最近、ヤクルトスワローズが調子良いみたいですね。
まるで、高田 繁監督の辞任が嘘みたいな快進撃・・・。

(←かつての国鉄スワローズのキャンプ地。大投手・金田正一さんらがかつて汗を流した場所も、今はもう、「つわものどもが夢の跡」です。)

ヤクルトの快進撃という点では、やはり、小川淳司監督代行の手腕を評価するべきなのでしょうが、でも、こういう、前監督が辞めて、やむなく内部昇格したら、途端に快進撃・・・ということはままある話で、最近では、オリックスの監督辞任に伴い、大石大二郎氏が采配を振るうようになったら途端にお荷物球団が快進撃を始めたことが記憶に新しいでしょうか。
また、古くは、昭和52年のヤクルトが挙げられます。
チームを率いていた荒川監督が休養(昔は解任とか、辞任とかではなく、良く、こういう言われ方をしましたよね。)に追い込まれたことから、急きょ、ヘッドコーチだった広岡達郎氏が采配を振るうことになりましたが、すると、チームは見違えたように快進撃を始め、さすがにその年は優勝した巨人には追いつけなかったものの、翌年の初優勝に繋がったわけですよね。

これらは、やはり、チーム内で前監督の傍にあって、ずっと、チームの裏事情を見ていた人の方が、ある意味、監督以上に問題点を把握している・・・ということなのだと思います。
ただ、それは口で言うほど簡単なことではなく、前任者もその問題点に有効な対策が講じ得れば辞任に追い込まれてはいなかったわけで、となれば、そこを何とか出来るか・・・というのが後任の腕の見せ所なのでしょう。
が、しかしながら球団フロントとしては、シーズン途中でのアクシデントだからやむを得ず采配をとらせているわけで、元々、フロントも歓迎している人事なら、当初から、その人を監督に据えていたでしょう。
だからこそ、小川氏も、「監督」ではなく、「監督代行」なんだろうと。
実際、大石氏も「監督代行」だったのが、その好成績から球団としてはやむを得ず、「監督」にした・・・という観がありありでしたから。
(広岡氏は元々、監督の就任要請があってのそれでしたから、少し、両氏のケースとは違うでしょうか。)

ただ、選手の側も、その辺の空気を敏感に読むようで、「来年、いるかどうかわからない監督」の指導力など、極めて、軽いものであり、それだけでも監督代行というものが監督に比べて不利だということがわかると思います。
そう考えれば、シーズン途中での監督辞任に際して内部昇格で後任を決める場合、フロントはあくまで、「監督代行」などではなく、正式の「監督」とし、「今年の成績の如何に関わらず、来年も彼にやらせる」ということを明言すべきでしょう。
それをやらずに、「監督代行」などにさせておく・・・というのは、明らかに、「無策」であり、意図的な「放棄」ではないでしょうか。
といっても、フロントの考えもわからないではないんですよね。
「あいつでは客を呼べない」という営業サイドの考えがあるのでしょうが、でも、過去に人気選手だった監督見たさで、どれだけの人が足を運ぶものなのでしょうか。
それよりも、名もない監督でも、お荷物球団が奇跡の快進撃を始めた・・・となったほうが客は興味を示すような気がするんですけどね。
                                         平太独白
by heitaroh | 2010-08-12 20:35 | スポーツ | Trackback(1) | Comments(2)
Tracked from Anything Story at 2010-08-22 21:43
タイトル : 千葉県の高校野球
昨日、沖縄・興南が春夏連覇。おめでとうございます。 今日は家族で遊び。千葉方面に向かいました。まずは夏の甲子園で活躍した成田高校の近くを通過。帰りは過去、夏を2度優勝している習志野高校の前を通りました。通過した時には、子供たちに「ここがスポーツの名門習志野高校、野球、サッカー、昔はレスリング強かったんだ」と説明。 千葉には強豪校がたくさんありますが、私が今まで1番強かったと思う高校は昭和49年56回大会優勝の銚子商業。この年から金属バットの使用がOKになりました。勝手な思い込みなのですが昨日の興南...... more
Commented by sakanoueno-kumo at 2010-08-17 15:03
監督代行のほとんどはヘッドコーチからの昇格で、ヘッドコーチになる人というのはコーチ歴の長い人ですから有能な人が多いのでしょうね。
「名選手は名監督ならず」とよくいわれますが、名選手はコーチ経験を積まずに監督になるケースが多いためで、名選手もそれなりの経験を積めば名監督に成り得ると私は思います。
名もない監督でお荷物球団が奇跡の快進撃を始めた・・・といえば、仰木彬氏や古葉竹識氏などがあげられるでしょうか。
彼らもやはり、名監督の下でコーチ経験を積んできた人ですよね。
広岡達郎氏も然りです。
Commented by heitaroh at 2010-08-17 17:18
< sakanoueno-kumoさん

確かに。
アメリカでは、如何に、スター選手であっても安易に監督にはさせないという話を聞いたことがあります。
日本では大下弘という人を安易に監督にさせて失敗してしまいましたが、アメリカではベーブルースさえも監督をやらせてもらえませんでしたよね。
いい加減に日本でも、マネージャーとプレーヤーに峻厳な壁を設けるべきだと思います。
原さんにしても、何だか、下積みをさせると、スター性が無くなるように思っている嫌いがありますが、やはり、監督になるには二軍監督やコーチの経験があるものでないと・・・。
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国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。

by 池田平太郎
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プロフィール
池田平太郎

昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。

昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、「区画整理」「固定資産税」

以後、ふつー(以下?)に現在に至る。

平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、「毛利輝元」の生涯を描いた小説、[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。

平成18年 老いた名将信玄に翻弄される武田勝頼を描いた[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。

平成20年 共に絶版となる。

平成22年 性懲りもなく、黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。

平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で法外な値段で売買されている現状を憂慮し、「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として復刻再出版

平成25年 前作、「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす」が大幅に割愛された物だったことから、常々、忸怩たる思いがあり、文庫本化に際し、新たに5倍近くに書き足した「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす 増補版」として出版。

平成29年 兄、岩崎彌太郎の盛名の影に隠れ、歴史の行間に埋没してしまった観がある三菱財閥の真の創業者・岩崎弥之助を描いた、「三菱を創った男岩崎弥之助の物語 ~弥之助なかりせば~」を出版。

わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった典型的福岡人
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