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旧跡に始まり遺跡に終わる今年の連休始末記 その1
親愛なるアッティクスへ

旧跡に始まり遺跡に終わる今年の連休始末記 その1_e0027240_1453546.jpg今年のGW連休は、なぜか、遺跡づいておりました(笑)。
まず、先日も申しましたように、2日に京都に行き、3日には奈良平城京(←)で天平行列に参加してきましたが、さらに、一日おいて、5日には吉野ヶ里遺跡にも行ってきました。
ところが、聞けば集合時間が午前8時ということであり、他の連中は皆、名古屋からですから近いんでしょうが、こちらは一応、海外(?)から行かなくてはならないんですから、新幹線の始発で行っても間に合わないんですよ。

旧跡に始まり遺跡に終わる今年の連休始末記 その1_e0027240_1575396.jpgで、やむなく、京都で前泊することに・・・。

(←いわずと知れた琵琶湖疎水ですね。別に、ここを目指して来たわけではなかったのですが、なかなかに趣きある物ですねぇ。ちなみに、私はまったく知らなかったのですが、ここ、結構、二時間ドラマなどのロケ場所のようで、うちのガキに「これ、なんかわかるか?」と聞いたら、「浅見光彦が出てくる所」・・・と。「おまえ、勉強もせんと、いつの間に浅見光彦シリーズなんぞ見とったんかい!」と(笑)。)

で、晩飯食って、そのまま奈良へ行き一泊。
翌朝、平城京遷都1300年ということで、割り当てられた当時の装束に着替え、行列へ・・・。

旧跡に始まり遺跡に終わる今年の連休始末記 その1_e0027240_15274310.jpg私の割り当ては、ご存じの通り、「職人」でした。
(←後ろの「何とか亭」も私が作りました・・・って、うっそぴょ~ん(笑)。)
ちなみに、同じ職人でも、なぜか、私だけ違う服でしたけど、まあ、どうせこういうのは、貴族だの役人だのという高級な役は殆どが地元民優先でしょうから、深くは考えないことにします。

旧跡に始まり遺跡に終わる今年の連休始末記 その1_e0027240_14383590.jpgそれはさておき、先祖代々の大工の家に生まれた者としては、当時の職人の衣服を着ることが出来るというのは大変、感慨深い物がありましたね。
もっとも、筑紫国(福岡県地方)一帯でも、同じだったのかどうかは知るよしもありませんし、それに、当時は木綿はまだ一般的ではなかったはずなので、素材が同じだったかは定かではありませんが、少なくとも、着た限りでは夏はなかなかに機能的なファッションでしたし、当時、一般的だったならなおのこと夏は快適だったでしょう。

実際、この日は25℃くらいあったはずですが、あらためて、烏帽子(帽子)というものの快適さを知りました。

明日へ続く・・・でしょう(笑)。
                                         平太独白
by heitaroh | 2010-05-06 08:17 | 地域 | Trackback | Comments(2)
Commented by sakanoueno-kumo at 2010-05-06 18:08
平城京遷都1300年祭、盛り上がっているようですね。
私は同じ関西に住みながら、なかなか行く機会がありません。
(1月のオープニングイベントの仕事では行きましたが・・・。)
天平行列って誰でも参加出来るものなんですか?
それとも何かのご招待とか?

今度関西にお越しの際は、是非神戸にもお立ち寄りください。
Commented by heitaroh at 2010-05-06 18:34
< sakanoueno-kumoさん

奈良の方も業務のエリアなんですか?
手広くやっておられますね。
貴社いよいよご隆盛のこととお慶び申し上げます(笑)。

行列はボランティアでして、早くに申し込めば誰でも参加できたみたいです。
(もう、今は受付は閉め切られましたけどね。)

>今度関西にお越しの際は、是非神戸にもお立ち寄りください。

本当に行っちゃっいますよ(笑)。
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国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。

by 池田平太郎
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プロフィール
池田平太郎

昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。

昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、「区画整理」「固定資産税」

以後、ふつー(以下?)に現在に至る。

平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、「毛利輝元」の生涯を描いた小説、[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。

平成18年 老いた名将信玄に翻弄される武田勝頼を描いた[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。

平成20年 共に絶版となる。

平成22年 性懲りもなく、黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。

平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で法外な値段で売買されている現状を憂慮し、「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として復刻再出版

平成25年 前作、「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす」が大幅に割愛された物だったことから、常々、忸怩たる思いがあり、文庫本化に際し、新たに5倍近くに書き足した「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす 増補版」として出版。

平成29年 兄、岩崎彌太郎の盛名の影に隠れ、歴史の行間に埋没してしまった観がある三菱財閥の真の創業者・岩崎弥之助を描いた、「三菱を創った男岩崎弥之助の物語 ~弥之助なかりせば~」を出版。

わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった典型的福岡人
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