親愛なるアッティクスへ
福岡市内では、さすがに、ぼちぼち葉桜になってきましたが、中にはまだまだ、今を盛りと咲いているものも。
(↑ おそらく、桜の話題は今年はもう最後でしょうから、まとめてUPしておきます。)
で、本日、昼食がてら、福岡市南区にある
桧原(ひばる)という所へ行ってきました。
ここは、
「桧原桜」と呼ばれる地元では割と知られた桜があるところでして、かいつまんで説明しますと・・・。
昭和59年(1984年)、福岡市の
道路拡張工事にともない、沿線にあった桜の大樹が伐採されることになった折、これを惜しんだ住民の一人が、当時の福岡市長宛てとして、
「花あわれ
せめてはあと
二旬
ついの開花を
ゆるし給え」
の句を枝に吊したところ、それを見た市長が、
「桜花惜しむ
大和心の
うるわしや
とわに匂わん
花の心は」
と返歌した札を枝に吊したことから、結果、道路拡張計画は見直され、一帯の桜は残されることになった・・・と。
で、本日、その桧原桜に行ったら、なぜか、
警察の非常線が張られてました・・・。
聞けば、
発砲事件だとか・・・(汗!)。
こういう粋な話題には何とも相応しくないまったく無粋な話ですので、おもむろに昨日の続きです。
「成長には準備が必要である。いつ機会が訪れるかは予測できない。準備しておかなければならない。準備ができていなければ、機会は去り、他所へ行く」
これは、
岩崎夏海著、
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」の中での、
ドラッカーの著書
「マネジメント」の引用部分ですが、私はこの部分を読んで、デビュー後、なかなか役に恵まれなかった女優・
賀来千香子に対し、当時の事務所の社長であった俳優・
夏木陽介が言ったという言葉を思い出しました。
はっきりとは覚えていませんが、確か、「売れるかどうかは運もあるからわからないけど、チャンスが来たときには、すぐにこれを掴めるように準備しておかなければならない。準備不足でそのチャンスを逃すと次の機会は永遠に来ないかもしれない」・・・というような内容だったと記憶しております。
賀来さんは、その言葉を胸に、売れてない頃も、
ランニングであるとか、
レッスンであるとか、とにかく、準備を怠らなかったんだそうですね。
もっとも、夏木さんは、そういう賀来さんの姿を間近でしっかり見ていたと言ってましたから、おそらく、機会が来たのは
偶然などではなく、
必然だったのだろうとは思いますが。
平太独白