親愛なるアッティクスへ
新年明けましておめでとうございます。
旧年中は格別のご高配にあずかり厚く御礼申し上げます。
本年も何卒倍旧のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
昭和三五年、この年のプロ野球
日本シリーズで相見えたは、前年までの
最下位から一転、
セ・リーグを制した
大洋ホエールズ・・・、率いるは前々年まで福岡の
西鉄ライオンズを
三年連続日本一に導き、計
六度目の優勝となる智将・
三原 脩、この年
四九歳。
対するは、強打の
ミサイル打線を看板に、
パ・リーグの強豪をなぎ倒して勝ち名乗りを挙げた
大毎オリオンズ、率いるはこの年
三八歳の青年監督・
西本幸雄・・・。
下馬評は、圧倒的に大毎有利であったにもかかわらず、蓋を開ければ、
百戦錬磨の三原采配は
鎧袖一触、気力横溢の青年監督を
一蹴し、大洋はストレートの
四連勝で
日本一となり、逆に、敗れた西本は
采配を
批判したオーナーと衝突し
辞任に追い込まれた・・・と。
もとより、私が生まれる前年のことですから、私も遠い昔に物の本で読んだだけのことではありますが、文中での
「颯爽たる三八歳」を圧倒した
「脂がのりきった四九歳」という表現は今も私の心に強く残っております。
さて、その私も、早いもので本年は
四十代最後の年となります。
残念ながら、到底、三原の域には達し得ていないことは明らかであり、ただただ、身の不明を恥じるばかりですが、何卒、これに懲りず、本年も変わらぬご指導ご鞭撻のほどを賜りますようお願い申し上げます。
平成二二年元旦
平太独白
追伸、
このようなどうでもいい話には興味のない方は、こちらをご覧ください。
書き始めて、最初の元旦の記事です。
博多の正月と言えば、
博多雑煮ですが、こちらのほうの画像なども起稿しておりますので。
ちなみに、当時、45歳の坂を越えるところだったんですね。
いやいや、若かった・・・と(笑)。
↓
平太郎独白録 : 謹賀新年に見る博多雑煮の世界!