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謹賀新年、四十代最後の元旦に思う脂がのらない身の不明
親愛なるアッティクスへ

謹賀新年、四十代最後の元旦に思う脂がのらない身の不明_e0027240_1029428.jpg

 新年明けましておめでとうございます。
 旧年中は格別のご高配にあずかり厚く御礼申し上げます。
 本年も何卒倍旧のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 昭和三五年、この年のプロ野球日本シリーズで相見えたは、前年までの最下位から一転、セ・リーグを制した大洋ホエールズ・・・、率いるは前々年まで福岡の西鉄ライオンズ三年連続日本一に導き、計六度目の優勝となる智将・三原 脩、この年四九歳
 対するは、強打のミサイル打線を看板に、パ・リーグの強豪をなぎ倒して勝ち名乗りを挙げた大毎オリオンズ、率いるはこの年三八歳の青年監督・西本幸雄・・・

 下馬評は、圧倒的に大毎有利であったにもかかわらず、蓋を開ければ、百戦錬磨の三原采配は鎧袖一触、気力横溢の青年監督を一蹴し、大洋はストレートの四連勝日本一となり、逆に、敗れた西本は采配批判したオーナーと衝突し辞任に追い込まれた・・・と。
 もとより、私が生まれる前年のことですから、私も遠い昔に物の本で読んだだけのことではありますが、文中での「颯爽たる三八歳」を圧倒した「脂がのりきった四九歳」という表現は今も私の心に強く残っております。

 さて、その私も、早いもので本年は四十代最後の年となります。
 残念ながら、到底、三原の域には達し得ていないことは明らかであり、ただただ、身の不明を恥じるばかりですが、何卒、これに懲りず、本年も変わらぬご指導ご鞭撻のほどを賜りますようお願い申し上げます。

  平成二二年元旦
                                         平太独白

追伸、
このようなどうでもいい話には興味のない方は、こちらをご覧ください。
書き始めて、最初の元旦の記事です。
博多の正月と言えば、博多雑煮ですが、こちらのほうの画像なども起稿しておりますので。
ちなみに、当時、45歳の坂を越えるところだったんですね。
いやいや、若かった・・・と(笑)。
    ↓
平太郎独白録 : 謹賀新年に見る博多雑煮の世界!
by heitaroh | 2010-01-01 08:27 | スポーツ | Trackback(1) | Comments(4)
Tracked from <徳島早苗の間> at 2010-01-03 06:22
タイトル : 謹賀新年2010。
 今年もまたぞんざいな年賀状に^^;。  という風に慌しい2010年の年明け。  (まだ胸骨が痛むので余り外出は出来ず、ひたすら部屋で挿絵のイラストペン入れ。)    ↓気が向いたらどぞ。   ... more
Commented by mimishimizu3 at 2010-01-02 10:15
明けましておめでとうございます。今年もよろしくおねがいいたします。
博多雑煮の記事、拝見いたしました。
関東に生まれ育った私は、何十年博多に住んでもやはりお雑煮は関東風です。
一度親しい友人が「これが博多雑煮よ」とへいたろうさんとおなじお雑煮を作って食べさせてくれたことがありましたが、やはりちょっと食べ切れませんでした。
博多の人のエネルギーを見た思いがしました。
Commented by sakanoueno-kumo at 2010-01-02 13:42
あけましておめでとうございます。
四十代最後の年ですか。私は更に若輩者で、後厄だった2009年を終え、はれて今年キレイな身体となります。
四十半ばにして思うことは、昔、二十代の頃に見ていた四十代の方々は、大そう大人に見えたものですが、己がその歳になってみると、とうてい大人になりえてないということです。
昔の四十代の方々は立派だったのか、または若い自分からはそう見えていただけなのか、それはわかりませんが、私も数年後、油がのりきった四十九歳になりたいものです。
Commented by heitaroh at 2010-01-02 13:59
<mimishimizu3さん

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

私は逆に、博多雑煮の他は京雑煮を食べたことがあるだけで、あるいは他を食べたことがないからこれが美味しく感じるのかもしれません。
(京雑煮は、昔、店で出していたところがありましたので、食べたのですが結構、美味しかったですね。)

日本中の雑煮を食べさせてくれる店があると良いんですけどね(笑)。

ちなみに、この翌日は確か、筑前煮・・・、我々はガメ煮と言いますが、その画像をUPしたように記憶しておりますので、よろしければ覗いてみてください。
     ↓
http://heitaroh.exblog.jp/2374694/
Commented by heitaroh at 2010-01-02 14:02
< sakanoueno-kumoさん

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

ご心配なく。
あっという間に40代は終わりますから(笑)。

そうですね。
私も、子供の頃の記憶では40代は不惑というに相応しい印象でしたね。
中学生くらいの頃だったか、30代の青年が・・・という表現を聞いて、30代は青年じゃないだろう・・・と思った記憶もありますから。
<< 「口中有泡 胸中有熱 腹中有一... 川縁に思う下町で生を受けた昭和... >>


国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。

by 池田平太郎
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プロフィール
池田平太郎

昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。

昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、「区画整理」「固定資産税」

以後、ふつー(以下?)に現在に至る。

平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、「毛利輝元」の生涯を描いた小説、[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。

平成18年 老いた名将信玄に翻弄される武田勝頼を描いた[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。

平成20年 共に絶版となる。

平成22年 性懲りもなく、黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。

平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で法外な値段で売買されている現状を憂慮し、「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として復刻再出版

平成25年 前作、「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす」が大幅に割愛された物だったことから、常々、忸怩たる思いがあり、文庫本化に際し、新たに5倍近くに書き足した「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす 増補版」として出版。

平成29年 兄、岩崎彌太郎の盛名の影に隠れ、歴史の行間に埋没してしまった観がある三菱財閥の真の創業者・岩崎弥之助を描いた、「三菱を創った男岩崎弥之助の物語 ~弥之助なかりせば~」を出版。

わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった典型的福岡人
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