親愛なるアッティクスへ
「名にしほふ 杜の都の まぶしさよ
胸にしみいる 仙台のまつ」 平太
秋ですね。
すっかり、いい風が吹いてます。
何年か前、仙台へ行った折り、青葉城跡から市内を眺めたときの句です。
ちょうどそのときも、何ともいい風が吹いてたことを思い出しました。
でも、どっかで聞いたような句のような気もしないでもないんですが・・・(笑)。
で、仙台といえば今日からいよいよ、球団創設初の日本シリーズ進出をかけて、野村克也監督率いる東北楽天がクライマックスシリーズのセカンド・ステージを戦うわけですが、実はここ最近、私、結構、忙しくしており、起稿をさぼってましたので、改めて、セ・パ共にファースト・ステージからの戦いも含めて触れてみたいと思います。
(↑いつの間にやら今年の夏も終わりました。河畔に並べられた
灯明です。)
で、まず、セ・リーグから言えば、ファースト・ステージ、私は、
「ヤクルトでは巨人には勝てないが、中日は巨人に勝つかもしれない」と思ってました。
そして、おそらく、セカンド・ステージに進出するのは
中日だろうと。
なぜなら、中日はおそらく強いですよ。
次に、パ・リーグですが、私は今の楽天の勢いからすると、十分に、楽天が勝ち上がる可能性はあると思っていますが、むしろファースト・ステージ前から興味深く見ていたのが、
野村克也・老監督が今期限りでの
退任を通告されたことの影響についてです。
私の感覚では、チームに貢献してきた監督が「今期限り」ということになったら、逆に、「よし、花道を飾らせてやろう」と思うような気がするのですが、実際には、やはり、「来年、居もしない監督」というのは見事に求心力を失うもののようで・・・。
実際、あれほど、選手からもファンからも人望を集めていたように見えたロッテの
バレンタイン監督でも、今期、シーズン前に、
「今期限り」と宣告されると、あっさりと成績低迷に終わったことには、私も、「やはり、バレンタインでも来期やらないとなると、これほど、求心力を失うものか・・・」という想いを強くさせられました。
さて、その点、野村監督はどうかな・・・と思っていたのですが、さすが、
百戦錬磨のノムさん。
自らの退任をもって、選手に火を点けることに成功したわけで・・・。
まあ、この点は、長期戦と短期決戦の差や、他球団を
お払い箱になった選手が多い、創立以来初の日本シリーズ進出を目前にした楽天という球団の
特殊事情もあったと思いますけどね。
セ・パ共に考察の解説と続きは明日のココロだ~ということで、今日の試合結果は神のみぞ知る・・・(笑)。
平太独白