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イチロー2000本安打達成にみる沈まぬ太陽の理
親愛なるアッティクスへ

イチロー選手、ついにメジャー通算2000本安打達成!!ですね。
イチロー選手がアメリカに渡る前年に、私がアメリカに行ったときには、向こうにいる親戚は、「日本人のメジャーリーガーなんて、こっちじゃ誰も知らない」などと、明らかに「格下がたまたま通じただけ」みたいな感じで言ってましたが、日米通算ではなく、メジャーだけで2000本、しかも、年間162試合を採用した1961年以降では最速記録ですから、もう「たまたま」などとは言わせませんよ(笑)。

これで、ついに大リーグ史上初となる9年連続シーズン200安打まであと5本と、こちらも、いよいよ射程に入ってきたわけですが、私的にはこちらの方が待望感が大きいですね。
だって、2000本安打達成はスピード記録があるにせよ、来年でも達成できるのでしょうが、連続記録は途切れてしまえば、また、最初から積み上げなければ成らないわけで、特に今年はワールド・ベースボール・クラシック(WBC)での限界説に起因する胃潰瘍により、開幕から8試合欠場というハンディを抱えてのそれだったことを思えば、プレッシャーに屈することなくこういう大記録を達成してしまうあたり、本当に凄い選手だと思いますね。

その意味では、彼を見ていると、この先も、永遠に数々の記録を塗り替えていくのではないか・・・と期待させる「沈むことなき太陽」のようにも思えますが、この点ではちと気になることがあります。
それは、往々にして、年寄りはある日突然、衰える・・・ということ。
これは、実年齢のこともながら、どういうわけか、選手としての年齢についても言えることのようで・・・。
すなわち、イチローは、選手としては、明らかに「晩年」に入りつつあるということは動かせない現実であり、こういう、選手年齢が高くなってきた後に大活躍した選手というのは、「一体、この先、何歳まで活躍して、どれほどの大記録を作るんだ・・・」と思わされるものの、その後は、意外にあっさり終わっちゃう傾向があるように思えるんですよ。

この点で、私が思い起こすのは、元近鉄の鈴木啓示投手・・・。
私の記憶ではおそらく、日本のプロ野球で25勝以上を挙げた投手が出たのは昭和53年(1978年)の、この鈴木投手が最後だと思うのですが、少なくとも31歳で25勝を挙げたのは彼が最後だと思います。
で、鈴木投手はその後も勝ち星を積み重ね、昭和59年(1984年)、37歳のとき、16勝を挙げ、通算312勝としたときには、一体、いつ衰えるのだろう・・・と思っていたら、その翌年、5勝を加えた時点であっさり引退・・・。
(打者という点では、王 貞治さんも、そういう傾向にあったでしょうか。)
無論、現代では鈴木投手の頃とはトレーニングからケアまで比較にならないほど進歩してますから、イチローがそうなると言い切るつもりは毛頭ありませんが、ただ、彼のような抜群の身体能力を活かして活躍してきた選手ほど、その傾向が強いようには思うんですよね。
この点、堀内恒夫投手は、「150km/hの球を投げられた投手が140km/hしか出せなくなるのは、140km/hの投手が130lkm/hになるよりもはるかに致命的」と言ってましたが、あるいはこれに近いことなのでしょうか・・・。
                                         平太独白
by heitaroh | 2009-09-07 07:59 | スポーツ | Trackback(4) | Comments(4)
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Tracked from つらつら日暮らし at 2009-09-07 12:48
タイトル : イチロー メジャー通算2000本安打達成
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Tracked from 坂の上のサインボード at 2009-09-07 13:36
タイトル : イチロー メジャー通算2000本安打達成
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Tracked from だんなの馬房 at 2009-09-07 16:50
タイトル : イチロー選手、メジャー通算2000本安打を達成
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Tracked from 王様の耳はロバの耳 at 2009-09-07 17:13
タイトル : イチロー メジャー通産2000本安打
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Commented by sakanoueno-kumo at 2009-09-07 14:04
弊ブログへのトラックバックありがとうございます。
TB返しさせていただきます。
なるほど「年寄りはある日突然、衰える」というのは、うなずける内容ですね。過去多くの名選手と言われた偉人たちが通ってきた道であり、イチローとて人の子、例外ではないかも知れません。
しかし、1年ほど前にNHKのプロフェッショナルで特集された彼はこんなことを言っていました。
「35歳から40歳が野球選手の限界というこれまでの常識を変えたい。」
「夢は50歳で4割を打って引退すること。」
普通なら鼻で笑ってしまいそうな自信過剰発言ですが、これまで有言実行を繰り返してきた彼ならば、本当にやってのけそうな気もします。
これまでの常識では計れないのが「イチロー」だと勝手に期待しています。
Commented by heitaroh at 2009-09-07 14:26
< sakanoueno-kumoさん

こちらこそ、コメント有り難うございます。

そうですね。
現代では、トレーニング方法からケアから、医療から、鈴木投手の頃とは比較にならないほど進歩しているわけで、実際、金本なんかが頑張っていることを思えば、イチローにできないということはないでしょう。
それに、日本では年齢ですぐに決めつける傾向があるのも如何かと思いますね。
その意味でも、私も、もし、彼がそうできるのであれば、是非、限界などと言わずに頑張って欲しいのですが、ただ、彼は今年、相当、無理をしたんじゃないですか?
その無理の反動が来るような気がするんですけど・・・。
Commented by sakanoueno-kumo at 2009-09-07 15:56
コメントありがとうございます。
他の記事もいくつか読ませていただき、歴史ものなど非常に興味をもちました。
リンクいただいてもいいでしょうか?
Commented by heitaroh at 2009-09-07 17:47
< sakanoueno-kumoさん

過分なお言葉有り難うございます。
こちらからもリンクさせて頂きますので、よろしくお願いいたします。
<< 張本勲の歯と夏 民主党政権誕生で自分の影に慌て... >>


国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。
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プロフィール
池田平太郎

昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。

昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、「区画整理」「固定資産税」

以後、ふつー(以下?)に現在に至る。

平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、「毛利輝元」の生涯を描いた小説、[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。

平成18年 老いた名将信玄に翻弄される武田勝頼を描いた[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。

平成20年 共に絶版となる。

平成22年 性懲りもなく、黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。

平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で法外な値段で売買されている現状を憂慮し、「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として復刻再出版

平成25年 前作、「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす」が大幅に割愛された物だったことから、常々、忸怩たる思いがあり、文庫本化に際し、新たに5倍近くに書き足した「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす 増補版」として出版。

平成29年 兄、岩崎彌太郎の盛名の影に隠れ、歴史の行間に埋没してしまった観がある三菱財閥の真の創業者・岩崎弥之助を描いた、「三菱を創った男岩崎弥之助の物語 ~弥之助なかりせば~」を出版。

わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった典型的福岡人
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