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絶好調福岡ソフトバンクホークス分析
親愛なるアッティクスへ

絶好調福岡ソフトバンクホークス分析_e0027240_2117103.jpg今、我が家では枇杷の実鈴なりになってます。
例年、気づかずに、腐って落ちるに任せていたのですが、今年はしっかり、チェックしていたので、かなり、食い応えあるくらい豊作でした。
特に何も世話していないんですけどね・・・(笑)。

ところで、うちの福岡ソフトバンクホークス、交流戦に入って、うって変わったように絶好調ですね。
で、この好調ホークスについて分析してみると、まず、その原動力となっているのは明らかに打線破壊力であり、一時期の小久保、松中の年寄りに依存した打撃陣とは違い、オーティズが加わり、多村、松田が復帰したことで、とりあえず、顔ぶれだけは充実した物になったようです。
特に、多村 仁改め多村仁志選手が復帰したことは大きいと思いますよ。
これから、連戦が続く夏場に、小久保、松中というかねてより故障持ちのベテランの離脱視野に入れて戦えますから。

もうひとつ、攻撃力という点から見逃してはいけないのが、捕手が田上秀則選手で固定されたことでしょう。
ここ数年のホークスは、城島が抜けて以来、捕手が泣き所で、特に、見劣りするのがその打撃力の低さでした。
的場、山崎と守備面では比較的合格点を付けられる捕手がいたものの、とにかく打てなかったんですよ。
やはり、捕手は守りの要・・・とは言いながらも、やはり、.260の15本塁打くらいは打たなくてはプロとしては合格点とは言えないでしょう。
その点、秋山監督は今年から、守備力に目をつぶって、かねてより、パンチ力に定評があった田上を正捕手として固定したわけで、この逆転の発想とも言える大胆な采配の結果、大振りが目立つけど、当たれば飛ぶ田上が下位打線にいることによって、相手投手も気が抜けなくなるわけで、これが打線にひとつの形をもたらしていると思います。
かつて、智将・三原 脩流線型打線というものを提唱しましたが、ある意味、秋山監督はこういう「打線の形」というものを念頭に置いているのかもしれません。

ただ、問題は投手力でしょう。
救援陣は、摂津、ファルケンボーグ、馬原で安定しているようですが、それにしても、少しコマ不足ですよ。
水田が比較的、調子が良いようですが、元々、ムラが激しい投手ですし、馬原も成績ほどには安定感があるようには思えません。
そして、さらに、不安なのが先発陣
それでなくとも層が薄いのに、和田、大隣離脱し、数が圧倒的に不足してますよね。
「家貧しくて孝子出ず」とは主力が離脱すると次々に活躍する選手が現れたV9巨人の頃に良く言われた言葉ですが、長期戦を戦うとは、結局は選手層の厚さなんだろうと思います。
この点で言えば、ホークスは、投手陣もながら全体に「選手層が薄い」と言わざるを得ない・・・と。
であれば、好調ホークスがこのまま盤石とは言い難いように思えます。
                                         平太独白
by heitaroh | 2009-06-06 22:15 | スポーツ | Trackback | Comments(4)
Commented by mimishimizu3 at 2009-06-07 17:25
先日雑餉隈にゆきまして、とある中華料理店に入りましたら、ホークスが買った翌日は餃子が半額になる・・・
思わずお土産用にも買ってしまいました。
頑張れホークス!!
Commented by heitaroh at 2009-06-08 16:47
<mimishimizu3さん

そういうのやってるみたいですね。
色々、耳にしますが、まだ、恩恵に与ったことがありません(笑)。
それにしても、行動範囲広いですね(笑)。
Commented by ウララ里 at 2009-06-08 22:56 x
何と申しましょうか・・・ 小西さんの このフレーズが分かる人は可也古い野球ファンでしょうかね。こんばんは。ホークス絶好調で何よりです。
それに、やはり多村は良い選手ですね。確かにポテンシャルが高すぎて無理をするからよく故障はするけれど1人で試合を決めるだけの爆発力がありますよね。横浜に返して欲しいくらいです。それに比べ我が横浜は何を考えているのだか・・・。フロントがあれでは選手も可哀想な気がします。それにしてもWBCの後遺症も予想以上に大きいようですね。内川なんか身体が相当だるいって云ってるみたいだし松坂はさっぱり結果が出ないしね。
Commented by heitaroh at 2009-06-09 15:10
<ウララ里 さん

確かに、松坂や、開幕当初の時のイチローなどの状況を考えれば、次回から、球団側はWBCに選手を出すのを嫌がるでしょうね。
その意味では、WBCはシーズン終了後、影が薄いアジアシリーズと合体させるべきなのでしょう。

多村は仰るとおりで、怪我が多いものの、潜在能力は松中、小久保と比較しても遜色ないと思います。
次は福岡県出身の村田と吉村、大分県出身の内川をよろしくお願いいたします(笑)。
いっそ、福岡ソフトバンクベイスターズというのは如何ですか?
どこかの銀行みたいに・・・(笑)。

冗談はさておき、本当に横浜は球団経営という物を考え直すべき時期に来ていると言えると思います。
特に、巨人戦頼みの時代は終わり、セに在籍することの意味が薄れてきている以上、楽天やソフトバンク、日ハムなどのパの球団が独自の球団経営でやっていることを考えれば、いっそ、パに入れてもらって冷水を浴びるべきではないかと思います。

ちなみに、小西得郎さんは平和台球場で巨人びいきの解説をして、恐い人に刺されかけました。
場所を考えてやれば良いのに・・・と(笑)。
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国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。

by 池田平太郎
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プロフィール
池田平太郎

昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。

昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、「区画整理」「固定資産税」

以後、ふつー(以下?)に現在に至る。

平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、「毛利輝元」の生涯を描いた小説、[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。

平成18年 老いた名将信玄に翻弄される武田勝頼を描いた[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。

平成20年 共に絶版となる。

平成22年 性懲りもなく、黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。

平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で法外な値段で売買されている現状を憂慮し、「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として復刻再出版

平成25年 前作、「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす」が大幅に割愛された物だったことから、常々、忸怩たる思いがあり、文庫本化に際し、新たに5倍近くに書き足した「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす 増補版」として出版。

平成29年 兄、岩崎彌太郎の盛名の影に隠れ、歴史の行間に埋没してしまった観がある三菱財閥の真の創業者・岩崎弥之助を描いた、「三菱を創った男岩崎弥之助の物語 ~弥之助なかりせば~」を出版。

わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった典型的福岡人
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