親愛なるアッティクスへ
先週の続きです。
ベスト電器という会社は、実際の推移はともかく、一消費者としての認識では、私が中学生くらいの頃、確か、昭和50年頃ではなかったかと思うのですが、福岡市の中心地・天神に、電気関係の商品に特化した品揃えで売り出した会社でした。
まあ、今となっては、ビッグカメラやヤマダ電機などに見られる、それほど、珍しくない形態でしょうが、当時はまだ、コンビニでさえ、ようやく芽を出し始めた頃で、日用品以外の買い物といえば、デパートが主流だった時代ですから、その発想はユニークで、言わば、家電量販店の先駆けであったでしょうか。
従って、「とりあえず、電気関係の物ならベスト電器に行こう」って感じで、それ以外の物は無いけど、こと、電気関係の物に限っては、品揃えは驚くほど豊富だったし、値段もしっかり安かったですからね。
その結果、家電量販店では全国一位のシェアを誇ることとなり、さらに、福岡本店の成功もあって、福岡市内のあちこちに店を構えるほどになった・・・と。
ただ、今回、初めて知りましたが、それらの多くはフランチャイズ方式だったんですね。
私はてっきり、直営店だとばかり思ってましたよ。
それで、思い当たるのが、
枝葉同士の不可解についてです。
まあ、色々言うときりがないんですが、一例を挙げれば、
5年ほど前だったでしょうか、ベスト電器から、
「全店共通大安売り」という
DMが来たことがありました。
で、
ビデオカメラを買おうと思い立ち、だったら、うちの近所の店ではなく、少し遠くにある品揃えが豊富な方の店に行こうという話になり、そちらの店に行ったのですが、行ってみると、DMに載ってた価格と違う・・・。
で、店員に「DMに載ってる価格と違うんですけど」と尋ねたところ、「は?何のことですか?」とのこと。
で、そのDMを見せて、「知らないんですか?全店共通って書いてあるでしょ」というと、店長が出てきて、「本当ですね。こんなのが出てたんですね」と言い、
困惑の様子。
で、「このくらいの値引きだったら、載っている以上は対応しますが・・・」という歯切れの悪さで、一応、その金額にしてもらいましたが、まあ、元々、大安売りという割にはそれほど安くもなかったので、こちらもとしても、「そりゃ、それくらいは当たり前だろう」と内心、あきれ顔。
で、一応、それを購入し、ついでにDMに載ってた
CDディスクも買って帰り・・・、レシートを見たら、CDの方はしっかり、DMと違う
割高価格なんですよ。
・・・少額だったので、文句は言いませんでしたが、「何をやっとるんだ」と思いましたよ。
これが、たまたま・・・という話だったら良かったのですが、実は、こういうのが氷山の一角・・・でして。
他にも、この手の話が結構有り、それを繰り返しているうちに「ベスト電器はダメだ」ということになったわけで・・・。
次回に続きます。
平太独白