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歴代総理大臣出身地図に見る「たかが総理されど総理」
先日、歴代総理大臣出身地地図なる物を見る機会がありました。
それを見ると、生まれも育ちも山口県の菅直人氏が東京で、逆に、東京生まれ東京育ちの安倍晋三氏が山口県出身(出生時の本籍が山口県)となっており、まあ、そもそもが「出身地」などという概念自体、あやふやなものでしょうが、それでも山口県に一度も住んだことがない安倍さんを山口県に入れるのはどうかという気はします。
ただ、今の時代、親の転勤などで物心付く前に出生地を離れ、その後、全国を転々とするケースも少なくないわけで、その状態で一律に出生地なら出生地・・・と決めつけてしまう必要もないでしょう。
(この点は昨今の二世議員の多くが安倍さんと同様に、「選挙区は親の出身地」というだけの人達が多いことを考えれば、そういう人たちがこれから総理になることも十分に考えられるわけで・・・。)

また、この点で言えば、第20代総理大臣の高橋是清翁などは東京(江戸)生まれの東京育ちですが、生後すぐに仙台藩の足軽の家に養子に出されており、従って、その後の海外留学なども「藩命」という形をとっており、つまり、彼は廃藩置県までの所属は仙台藩なんですよ。
まあ、今で言う本籍みたいなものでしょうから、それほど深く考えなくてもいいのでしょうが、ただ、こちらも同様のことは実は結構多く、総理ではありませんが、乃木希典、福沢諭吉などもそれぞれ、長府藩士、中津藩士でありながら、出生は東京、大阪です。
もし、乃木や福沢が総理になっていたら、それぞれ山口県出身、大分県出身に括られるのではないかと思うわけで、ならば高橋は宮城県出身に括られるべきでしょう。

「そんな江戸時代の話!」と仰るかもしれませんが、これらは今なら、さしずめ、両親の仕事の関係でニューヨークで生まれ育った人が帰国後、総理になるようもので、その場合、出身地は「アメリカ合衆国」とするのか・・・ということになるわけですよね。
もちろん、ニューヨーク出身が決して悪いわけではないわけですが、その場合でもどこか日本国内で選挙区というのはあるわけで・・・。
まあ、結局、こういう物は、成人するまでの居住年数の多寡もさることながら、やはり、本人が人格形成上、もっとも影響を受けた土地・・・とするべきなんでしょうね。

ところで、この地図を見ていて意外なのは中国地方の突出ぶりが目立つ一方で、兵庫以東では大都市を除けば岩手、群馬、石川以外はなべて低調ということ。
特に、東京近郊は神奈川小泉純一郎氏までは1人だけで、千葉野田佳彦氏が初、埼玉、茨城、山梨に至っては未だ0。
さらに、在任期間という点でも、山口県出身の桂太郎、佐藤栄作が1.2位で、同県は他にも伊藤博文、岸信介も結構長くやってますから、数が多いばかりか、任期の面でも突出しているのがわかると思います。
確か、昭和の終わり頃に「内閣100年」とかいって特集やってたような気がしますから、総理大臣が登場して約120年・・・。
こうやってみると、「たかが総理、されど総理」・・・なんだなあって気がしてきます。
                                         平太独白
by heitaroh | 2013-07-12 07:18 | 歴史 | Trackback | Comments(0)

平沢勝栄議員の内閣不信任案は説明不足の言に不信任
親愛なるアッティクスへ

e0027240_1855341.jpgすっかり、もう、放免されたのかな・・・と思っていたのですが、どうやら、また、栃木県(←宇都宮の都心部近くで見かけたお寺です。)に行くことになりそうな雰囲気になってきました。
したがって、それでなくとも忙しいのに、その前に色々と終わらせておかねばならず・・・。
本当に、「目が回るほどの忙しさ」というのを実感しております。

ということで、まとまりの悪い内容で恐縮なのですが、自民党衆議院議員平沢勝栄という人がいますよね。

警察官僚上がり安倍晋三元総理の家庭教師だったというだけあって、私もその見識に信頼を寄せている政治家の一人です。
(無論、会ったことはありませんよ(笑)。)
先日、この方が新聞に寄稿しているのが目に止まりました。
で、かねてより、その見識に一目置いていることもあって、手にとって読んでみたのですが、一点だけ、「ん?」と思うところが・・・。

すなわち、「<政治屋さんの甘えもいいかげんにしてほしい>。地元の有権者から、内閣不信任案提出への批判のメールが続々と届いている。国民の皆さんが震災で大変なときに「なぜ」と思われるのは当然だ。しかし、どう考えても菅さんに危機管理能力はなく、この人のもとでは震災復興原発事故収束無理だ。不信任案が理解されないのは我が党の説明が足りないからだ」・・・という部分なのですが、おそらく、私に限らず、多くの方がそう思われるのではないかと思うのですが、「説明が足りない」とかそういう問題ではないよ・・・と。

もっと、率直に言わせていただければ、「権力争いやっている場合じゃないだろう」・・・と。
百歩譲って、仮に平沢氏の言うように菅直人総理ではダメだったとしても、じゃあ、誰なら良いんですか?・・・と。
安倍じゃダメだから福田に変えたんじゃなかったんでしたっけ?
福田じゃダメだで、麻生に変えたんですよね?
麻生じゃダメだで、鳩山政権に変わったんでしょ?
その、鳩山じゃダメだ・・・で変わったのがさんなんじゃないんですか?
次の人は本当に間違いないんですか???

確かに管さんの政治感覚もいかがなものかと思う時もありますが、原発を推進したのは他ならぬ自民党でしょうし、あれだけの大震災をすべて、管さん一人の責任に押し付けるのもどうかと思います。
何より、現実を見れば、今、総裁選をやり直して、政治空白を作っても、次の衆議院選挙で民主党が再び、政権を取る確率が低いことを考えれば、単にまた、短期政権ができるだけの話でしょ?
そう考えれば、以前も申し上げましたが、一番望ましいのは総理の続投、二番は解散総選挙、一番の愚策が内閣総辞職じゃないかと・・・。
こんな簡単な理屈がわからない平沢さんでもないでしょう・・・と。
                                         平太独白
by heitaroh | 2011-06-09 18:03 | 政治 | Trackback(1) | Comments(4)

民主党会派離脱騒動と捕鯨中止への過激な意見のストレス
親愛なるアッティクスへ

民主党小沢一郎元代表に近い議員16人による会派離脱騒動に伴い、党内には2011年度予算関連法案成立と引き換えに首相退陣を求める動きがあることに対し、菅 直人首相は、「どんな嵐が来ようが頑張る」と述べ、政権維持への決意を強調した・・・という報道を耳にしました。
一方で、昨日、首相と会談した法相は、「解散しようとかそういう話はない。ただ、首相の一番の武器は解散だ。自ら手を縛るような必要はない」とも語った・・・と。

もう、何とも、ため息しか出ない話ですね。
比例代表制の弊害、ここに極まるって感じでしょうか。
この問題は以前も申し上げましたように、菅首相は、四の五の言う輩に対しては、次の選挙で公認しない・・・ということを表明し、その上で、解散も辞さないという構えを見せればそれで事足りるんですよ。
現実に、今回の造反議員だって、すべて、比例で当選した人たちばかりなわけで・・・。
こういう、「党が大勝した結果、そこに名前を連ねていた人たちが議員になった」・・・というのが少なくない数を占めてしまうというのは、やはり、問題ですよ。
かつての自民党政権でもそうでしたが、彼らは自らに選挙区がないから、選挙に勝てる「顔」を欲しがり、結果、「この総理では選挙に勝てない」と言う声があがると、退陣に追い込まれる・・・という。

そう考えれば、管総理の一番、最悪の選択肢は内閣総辞職ですよ。
だって、誰がやるにしても、またもや、短命内閣が出来るだけでしょ。
(これも以前から申し上げていることですが、総理がコロコロ変わるというのは政策の継続性という点で目に見える以上に弊害が大きいんですよ。つまり、その間、外国との交渉を初めとする政治全般がストップするということもながら、「変わるかもしれない」と官僚が思うことで、すべての政策が実行されにくくなる・・・ということがあるからです。)
であれば、解散と公認をちらつかせながら党運営をし、それで行き詰まるなら解散・・・というのが菅さんが採るべき道でしょう。

ついでに言うと、反捕鯨団体過激な妨害行為により、中止に追い込まれた日本の調査捕鯨ですが、こんなもん、日本が捕鯨しなければ良いだけのことで、中国などに捕鯨してもらって、それを高値で買えば良いんですよ。
日本だから、ああやって、どれほどなぶられても手も足も出せないのでしょうが、中国などはおとなしくやられっぱなしにならないでしょう。
中国にしてみれば、尖閣沖などで操業するよりもはるかに金になるし、日本人の溜飲も下がり、日中友好に貢献、さらに、彼らなら絶滅などということを考えて操業しないでしょうから、結果的に、反捕鯨団体も「やっぱり、日本で調査捕鯨してください」とお願いしてくる・・・という良いことづくめですよ。
半ば、冗談みたいな話ですが、私がもっとも危惧するのは、「北朝鮮を持っているから上げ膳据え膳でやってもらえるのに日本は・・・」という議論が浮上してくることです。
・・・でも、やはり、こういう過激な意見を吐く辺り、私も最近、相当にストレスが溜まっている証拠でしょうか。
                                         平太独白
by heitaroh | 2011-02-21 08:06 | 政治 | Trackback | Comments(0)

与謝野薫氏の入閣に悲壮感を覚えるのは私だけ・・・?
親愛なるアッティクスへ

「たちあがれ日本」から離党し、民主党内閣経済財政政策担当大臣に就任した与謝野 馨氏ですが、この人に対しては巷間、色々言う向きがあるようですね。
まあ、確かに、少し唐突な感もなきにしもあらず・・・でしたから、行為だけを見れば、ポスト欲しさの変節・・・と思われても仕方がない部分があるのかも知れませんが、でも私には、この人・・・、もしかして、自分に残された時間はあまり長く無い・・・ということを知ってるんじゃないか・・・と思えてならないんですよ。
だから、現実無視のマニフェストに縛られ、迷走を続ける民主党政権の現状を憂慮し、敢えて沈みかけた船に飛び乗った・・・と。

e0027240_9401684.jpg
(↑幽明境を異にする・・・?)

ここまで考えるのは、あまりにも彼に都合の良すぎる解釈なのかもしれませんが、もとより、私はこの方に何か思い入れがあるわけでもありませんし、特に接点があるわけでもありませんので、無理して彼を擁護する必要はありません。
でも、普通に見れば、民主党政権は沈みかけた船ですよ。
この先、小沢一郎元代表に変わろうが、岡田克也幹事長に代わろうが、誰に変わったって、次の選挙では敗北は必至で、であれば、こんボロ船にわざわざ飛び乗る方がおかしいでしょう。
民主党政権を批判する立場だったからと言っても、現内閣の一員になることに何かプラスはあります?
私には、彼には「もう、次の選挙はない」と思っているように思えて成らないんですよ。

まあ、そうは言っても、所詮、何の根拠もない憶測に過ぎないわけで、その意味では、もう少し経緯を見守ってみるしかないでしょうが、ただ、入閣したとは言え、経済財政政策担当大臣って、要するに昔の経済企画庁長官・・・ですよね。
職務や権限に変更が加えられていればその限りではないでしょうが、旧来の物と大差ないのなら、どちらかというと総理のスタッフ的なポストで、つまり、政策を提言することは出来ても実行する・・・、させる権限はない・・・ということであり、(まあ、その方がこの人には向いているような気がしますけどね。故宮沢喜一元総理と一緒で。)かつての小泉内閣の時の竹中平蔵氏や与謝野さん自身のように金融担当大臣でも兼ねているのであれば、まだしも・・・と思わなくもないような・・・。
その意味では、すべては菅 直人総理のリーダーシップにかかっているのでしょうが。

ちなみに、その与謝野さんが入閣した菅 第2次改造内閣ですが、官房長官を仙石さんから枝野幸男氏に替えたことの是非はともかく、(枝野さんって私より年下だったんですね。初めて知りました(笑)。)私的には前原誠司外務大臣をもっと罪がないようなポストに異動させて欲しかったですね。
我々が子供の頃に使っていた博多弁では格好良いことを「艶」と言うのですが(今は死語です。)、彼の考え方はすべて、偽メール事件当時のままの、「艶~に!」という表現がぴったり・・・で(ニュアンス的にはカッコつけやがって・・・というところでしょうか。)、野党の議員としてならともかく、いくら優秀でも現実が見えていないような人をこういう責任あるポストに就けてはいけませんよ。
                                         平太独白
by heitaroh | 2011-01-24 08:04 | 政治 | Trackback(6) | Comments(4)

もはや解散総選挙は避けられず・・・ならば早くやってくれよ
親愛なるアッティクスへ

私は昨日は今年最後の忘年会でした。
久々にカラオケで「あしたのジョー」を熱唱しました(笑)。

e0027240_14535359.jpgところで、この画像(←)、何だかおわかりになりますでしょうか?
いわゆる、習字の時に使う「墨」ですね。
これ、私のではなく、大正生まれの人の硯箱の中に入っていた物で、この方面に詳しい先輩が、「上に『甲』の文字が入ったのは珍しい。初めて見た」と仰ったので、一応、画像に納め、謹呈した次第です。

おそらく、昭和初期の子どもの文房具だったのだろうと思いますが。
ちなみに、先輩とこの話をし、この画像を撮ったのは12/22でした。
2006年の・・・(笑)。
以来、ずっと、拙稿用の素材集の中に入ったままだったんですが、いい加減、使わなくちゃ・・・と。
で、ここで使ったので、そのまま、削除しようとして、日付を見たら12/22・・・と。
「?」と思って良く見てみたら、奇しくも4年前の今日でした。

で、どうにも先が見えない政治の話題ですが、もう、ここまで来たら、菅直人総理は小泉純一郎元総理がやったように、「俺のいうことを聞かない奴らは今度の選挙で公認しない」と言って良いんじゃないですか。
小沢一郎元幹事長に付き従っている小沢チルドレンと呼ばれる一年生議員達も今、選挙をやれば確実に落選するということはわかっているわけで、ましてや、国民の評判が悪い小沢さんに付いて新党作って出て行ったら、確実に選挙は早まることになり・・・。
つまり、小沢さんに付くか、菅さんに付くか、それにより、どちらが一日でも長く国会議員でいられる可能性が高くなるかを考えれば、小沢さんについて新党に行く人もそれほど多くはないと思います。

菅さんからすれば、小沢派と袂を分かってこちら側に来れば良し、来なくて小沢氏に付いて党を割れば、どのみち、政権は運営できないわけで、下野を視野に入れてでも解散総選挙に打って出る・・・ということで良いのではないでしょうか。
このまま、今の生殺し政局が続くよりも良いと思いますよ。
まあ、小泉さん以降、1年、1年、1年、8ヶ月と来て、また、数ヶ月で総理が替わるというのも如何なものかとは思いますが、同じ、解散するんなら早くやって、政治を正常に戻してくれよ・・・と。
佐藤栄作政権以降の三角大福の時代だって、何だかんだ言って、任期2年はやっていたことを思えば、まったく、何をやってるんだ・・・と。)

まだ、何か続きがあったんですけど、二日酔いのダメージからか、思い出せませんので、また、後日(笑)。
                                      平太独白

by heitaroh | 2010-12-22 17:53 | 政治 | Trackback | Comments(4)

鉋大人威嚇の不明と小沢前幹事長への検察審査会の是非
親愛なるアッティクスへ

e0027240_14255071.jpgクライマックスシリーズ・セカンドステージ初戦、我が、福岡ソフトバンクホークス千葉ロッテ成瀬の前に完敗でしたね。
それでも、この後出てくる両軍の先発投手の顔ぶれを見ると、まだまだ、ソフトバンク有利の観は大きいように思いますよ。
こうなると、1勝アドバンテージも大きな意味を持ってきますしね。
ただ、私が気になるのは、ソフトバンクの選手の対ロッテ戦の「数字」です。
悪いんじゃなくて、誰も彼もがあまりにも良すぎるんですよ。
短期決戦では数字の良すぎる側というのは得てして勝てないこともままあるわけで・・・。
(かつて、データでは上回っていたことから、戦前有利を言われながらも、蓋を開けてみればV9巨人に歯が立たなかったロッテ、阪急や、大毎ミサイル打線をストレートで下した三原大洋などがその好例でしょうか。)
要は、監督がどれだけ落ち着いているかなんでしょうが・・・。

で、本日の本題です。
私は、まだ、菅 直人内閣が成立して、一度もコメントしていないことに気づきました。
(「かんなおとないかく」で変換したところ、なぜか、「鉋大人威嚇」と出てしまいました。鉋で大人が威嚇・・・って大人=小沢?と取ると、何か少し意味深な感じもしますが・・・。それにしても内閣の名前が一発で変換しなかった政権は初めてですよ。パソコンにも影が薄い内閣と見られているということでしょうか・・・(笑)。)
でも、これは管総理(今度は「簡素売り」と出てしまいました(笑)。)の資質に疑問を抱いている・・・などということではなく、政権に対する興味が薄れてきているということなのだろうという気がします。

管総理についていえば、一番最初の、鳩山由紀夫前首相辞任後の組閣の段階から首を傾げさせられたのが、「明日中に組閣を終える」と宣言しておきながら、自派から人事での不満が出て、「やっぱり、休み明けで」となったことでした。
民主党という烏合の衆政権にあって、自派から総理が出たら、「これで俺たちの天下だ」と思う人たちの感覚も疑いますが、自派一つまとめきれていない総理の指導力も疑いますよ。
官房長官ポストは自派から起用しろということだったのでしょうが、管派が最大派閥であるわけでもなし、他派の協力を仰ぐという意味でも、また、他派を人質に取るという意味でも十分に理解できる人事であり、その意味では、ここで騒いでスタート直後から親分の指導力に疑問符を付けさせてしまった子分らの政治感覚の無さに呆れます。)

ちなみに、小沢一郎前幹事長は検察審査会「起訴議決」に対し、無効を求める行政訴訟を起こしたそうですが、まあ、検察審査会そのものについていえば、「クロっぽいからクロ」的な雰囲気の元、そういう議決になった観もありますので、少し行きすぎのような気もしないでもないものの、でも、この件に関してのみ言えばその主張はもっともだと思いますよ。
特に、融資書類に小沢氏が署名・押印しておいて、「私は知らない」は通りませんよ。
もし、同じ状況で、我々に税務調査が入ったら、税務署は絶対に認めてくれないでしょう。
その意味では、旧来の検察では政治家の捜査についていえば、限界があったと思いますから、評価するべきなんでしょうが、何でもかんでもこれで起訴されるようになるのも恐い物がありますけどね。
                                         平太独白
by heitaroh | 2010-10-15 08:04 | 政治 | Trackback | Comments(8)

参議院選挙での民主党敗北は最悪のシナリオ
親愛なるアッティクスへ

e0027240_1104554.jpg昨日は私はガキを1匹連れて、山笠見物へと行って参りました。
例年、申し上げております通り、私は山笠には出てないのですが、博多では山笠見物に行くことを「祗園風に吹かれる」と言い、「祗園風に吹かれれれば夏風邪をひかない」という言い伝えがあり、出て無くても、とりあえず、見物にだけは行くようにしております。

もっとも、昔に比べれば、ウルトラマンなどの子供向けの山笠が著作権の問題からか、皆無と言って良いほど無くなっており、毎年、唯一あるのが少し恐いドラえもんだけです(笑)。

我々が子供の頃はまあ、ビデオも無かったし、今に比べれば娯楽が少なかったということもあるのでしょうが、それらが見られるだけで、子供心に大喜びでしたけど、今の子供には少し辛い物があるのかもしれません。
結果、もう、年々、誰も付いてこなくなってしまい・・・。

e0027240_11144386.jpg博多の夏の風物詩もうちの子供たちにとっては少し遠い存在に成りつつあるようで、寂しい限りですね。
(←ここが山笠のクライマックス、追い山で一番の見せ場となる所です。私もここでは見たことがありません。もっとも、早朝に起きてまで行こうとは思いませんけどね。)

e0027240_11203250.jpg(←座席位置説明板です。上の画像の正面奥に「あ」と書いた看板が上がっているのがおわかり頂けるでしょうか。つまり、「博多祗園山笠」と大書された看板は「い」の位置に当たるわけで、前に立つ棒を中心に廻る山笠を見ることが出来る一等席なわけです。)

で、さて、昨日は参議院選挙投開票でしたが、私見を述べさせて頂くと、一番、最悪の結果になりましたね。
そもそも、「誰にでも喜ばれる政策」というのは、別に誰でもやれるわけで、その意味では、政治家の仕事というのは「国民が嫌がる苦い薬」を飲ませることにあると言え、であれば、基本的に「野党」は「何でもします、何でも出来ます」という低負担高福祉を謳っても何の問題もないのに対し、「与党」はこれまでの実績も査定されるわけで、基本的に選挙というものは与党に不利に働く性質のものだと思います。

その上で、最悪の結果というポイントは二つ。
一つめは、菅 直人首相が選挙前に増税を謳ったことで負けたという形になったこと。
二つめは、中途半端な形で小沢一郎前幹事長の影響力が残ったということ。
選挙前に増税を打ち出して負けたという点では、かつての大平正芳首相を思い起こしますが、あの後、政界は四十日抗争と呼ばれる大混乱に陥ったわけで、今回も「やはり、選挙は小沢でないと」という小沢神話が生き残った危惧があり、そうなれば、「小沢一派の言うことを聞かないと党を割るぞ!」という圧力から、再び、国政に今以上の混乱がもたらされることになるのではないかと。
大平さんのときは衆参同時選挙という結末を見ましたが、今回もそれが一番、手っ取り早い収拾策なのかな・・・とは思うものの、参議院選は衆議院に合わせることはできませんから、また3年後となり、となれば、衆議院解散まで、このねじれ状態が続くのか・・・と。
                                         平太独白
by heitaroh | 2010-07-12 07:26 | 政治 | Trackback(1) | Comments(0)

非松下村塾系・菅直人総理に清狂草堂塾の悲哀を見る
親愛なるアッティクスへ

菅 直人総理は山口県出身だったんですね、知りませんでした。
でも、これで山口県からは伊藤、山県、桂、寺内、田中、岸、佐藤、安倍に次いで9人目の総理大臣ですか。
戦後だけでも4人ですから、こうなると、単なる藩閥政治の賜とばかりもいえないでしょう。
ただ、菅さん以外のこれまでの総理大臣というのはすべて、吉田松陰以来の松下村塾系長州閥の延長線上にあるといってよく、(平太郎独白録 : 日本の中枢で現代も生き続ける長州閥:参照。)その意味では、菅さんは、初めてのまったく別系統からの山口県出身総理大臣だといえるわけです。

e0027240_149247.jpg菅家自体は元々、岡山の方だったようですが、菅 直人さん自身は山口県宇部市で生まれ、宇部市立の小中学校を経て地元の進学校である県立宇部高校へ入学、高校2年の時に父の転勤で東京に出てくるまでの17年近くを宇部で過ごしたという、事実上の長州人でしょう。

その意味では、彼が自らの内閣を「奇兵隊内閣」と命名したのもわかるような気がします。
(うまいネーミングだとは思いませんけどね(笑)。)
なぜなら、高知県では坂本龍馬が偉人の域を通り越して、もはやアイドルであるように、山口県では高杉晋作の人気は凄いんですよ。
岸 信介元総理なども学生時代は高杉晋作に心酔していたといいますし、今でも、高杉晋作の墓がある所は命日でもないのに休日は車で溢れてますからね。
(ちなみに、NHK大河ドラマ「龍馬伝」では高杉晋作を伊勢谷友介さんが演じるそうです。とかく、主人公はあり得ないくらい良い人になってしまう大河ドラマの傾向を思えば、私的にはむしろ、そういうフィルターを被せられないこういう役の方が期待でき、その意味では楽しみにしています。)

ただ、ここで思うのは岸、佐藤の兄弟総理は当時の長州藩の首都・がある長門国ではなく、周防国の出でありますが、事実上は上述の参照の通り、山県有朋の系列に連なっているといえるのに対し、菅総理の出身地・宇部は長州藩ではありますが、松下村塾系に連ならないという意味では、むしろ、
  「男児志を立ちて郷関を出づ 学もし成る無くんば死すとも還らず
    骨を埋むる豈に惟だに墳墓の地のみならんや 人間到る処に青山有り」

という漢詩で知られる海防僧・月性に連なる清狂草堂塾の系譜を思い浮かべます。

月性は吉田松陰同様、赤禰武人、大楽源太郎、世良修蔵ら有為の人材に薫陶を与えるも、その門下生の多くが非業の死を遂げており、そこには首都・萩に在する松下村塾系学閥の向こうを張り、さらに権力を奪取しようとしたことで徹底的に目の仇にされて潰された・・・という権力闘争の側面もあるようです。
いざとなると、殿様を有し、行政機能を持つ首都の学閥の底力は凄かった・・・と。
少し、不吉なようですが、非松下村塾系である菅 直人総理はその意味では、これまでの長州系総理と違い、後ろ盾なくして総理になったといえ、この点はどのような手腕を発揮されるか興味あるところですが、ただ、高杉晋作だとて、ただ一騎のみで「功山寺決起」軍事クーデターに踏み出したことを思えば大いに健闘を期待したい次第です。
                                         平太独白
by heitaroh | 2010-06-18 07:01 | 政治 | Trackback(1) | Comments(4)

輝きを失う任に非ずの成るべき人が成る宰相の地位
親愛なるアッティクスへ

e0027240_1316897.jpg私、先日まで小前 亮著:「李世民」という本を読んでいました。
李世民というのは中国の唐王朝で名君の誉れ高い二代皇帝・太宗の名前であり、この人物については、以前も平太郎独白録 : 「人生意気に感ず 功名誰かまた論ぜん」で触れたとおり、「皇太子である兄を殺し、初代皇帝である父を軟禁して、帝位についたほどにあくの強い人物」で、この点、日本で言えば、父にして鎌倉幕府初代執権・北条時政を追放し権力を掌握した二代目執権・北条義時を想起します。
(著者はさすがに東大出俊英らしく、素晴らしい文章力で、結構、一気に読んでしまいました。一面、処女作ということで不慣れだったのか、少々わかりにくい面はありましたけどね。)

で、その中で少し思ったことがあります。
隋末の混乱の中で、唐と李世民は覇業を推し進め、他の群雄たちを淘汰していくわけですが、「他の群雄たちの多くは規模が拡大し、地位が上昇するに従って輝きを失っていくのに対し、独り、李世民だけが覇業が進んでも輝きを失わない・・・というくだりがありました。
これも、以前、どこかで触れたことだと思いますが、明治期に政府高官の医療を担当した医者が「地位が向上していくと殆どの人が反比例して能力が下がっていく。私が診た中で地位に比例して、能力も向上していったのは児玉源太郎陸奥宗光の二人だけだ」ということを言っており、つまり、そういうことなのでしょう。

この点で、先日、鳩山由紀夫前総理がどこかの大学で講演してましたよね。
あの、ウィットに富んだ講演を聞いて、この人は本来、教養と叡智に溢れた人だったんだろうな・・・と思いました。
実際、この人は、辞める直前には、中国温家宝首相との間で懸案事項に道を付け、韓国哨戒艦沈没事件に置いては積極的な形で哀悼の意を表し、さらに辞めるに際しては小沢一郎幹事長を道連れにするなど、これまでとはうって変わった手際の良さで、私にはまるで身辺整理をしているかのような観がありましたね。
それが、総理在任中は「愛想が尽きるような総理」であったわけですから、これすなわち、「総理の器ではなかった」ということなのでしょうが、逆に言えば、如何に「総理の椅子」というものが重たい物か・・・ということでもあるでしょう。
誰しも、端で見ている分には「何をやってるんだ!」と言いたくなりますが・・・。

この点では、小泉純一郎元総理より後の安部、福田、麻生、鳩山という世襲(?)四総理は後年、歴史学者から、「世襲四総理時代」などと呼ばれるかもしれませんが、彼らは皆、総理になってはいけない人たちだったのだろうと思います。
そう考えれば、世襲ではない菅直人総理には是非、異才を発揮して欲しいものだと思いますが、ちなみに、実は、今までの歴代総理の中で、私は鳩山由紀夫前総理と菅 直人総理のお二人だけは直に会ったことがあります。
無論、二人きりで会ったわけではありませんが、その時の印象を言えば、二人とも、互いにさや当てばかりして、間違っても気さくな感じではありませんでしたけどね(笑)。
                                         平太独白
by heitaroh | 2010-06-15 08:15 | 政治 | Trackback | Comments(0)


国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。
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プロフィール
池田平太郎

昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。

昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、「区画整理」「固定資産税」

以後、ふつー(以下?)に現在に至る。

平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、「毛利輝元」の生涯を描いた小説、[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。

平成18年 老いた名将信玄に翻弄される武田勝頼を描いた[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。

平成20年 共に絶版となる。

平成22年 性懲りもなく、黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。

平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で法外な値段で売買されている現状を憂慮し、「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として復刻再出版

平成25年 前作、「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす」が大幅に割愛された物だったことから、常々、忸怩たる思いがあり、文庫本化に際し、新たに5倍近くに書き足した「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす 増補版」として出版。

平成29年 兄、岩崎彌太郎の盛名の影に隠れ、歴史の行間に埋没してしまった観がある三菱財閥の真の創業者・岩崎弥之助を描いた、「三菱を創った男岩崎弥之助の物語 ~弥之助なかりせば~」を出版。

わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった典型的福岡人
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