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第二次安倍政権40日に門外漢なりのアベノミクス その1
 
   「梅の香に 鶯色が 興を添え」 梁庵平太

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今朝、家を出ようとしたら、傍らの蝋梅ウグイスもどき(?)が戯れておりました。
花の香に誘われてやってきたのでしょうが、思わず、春の足音が近づきつつあることを実感しましたね。

ということで、第二次安倍政権がスタートして今日で40日でもあり、私なりに少し述べてみたいと思います。
まず、なぜ、今頃言うか・・・と申しますと、私は前回の政権担当時、安倍晋三という人に対しては、決して高い評価を与えていなかったことがあります。
その辺は下の「安倍晋三」と書かれたタグをクリックしていただくとわかると思いますが、はっきり言って、「オレがやったほうがマシだ」と思った唯一の政権でした。
もっともそれは、安倍さん自身の資質の問題云々というよりは、駆け足で、満足な経験も無いのに総理にしてしまった小泉純一郎前総理(当時)のミスだと思います。
(やはり、総理になろうという人は、外務、財務、経産などの主要閣僚のポストに党三役の一つくらいは経験しておくべきでしょう。小泉さん自身、主要閣僚の経験はないものの、厚生・郵政の大臣時代の経験は大きかったようですしね。)

で、その後、野党になってからも果たして満足な野党経験があったように思えない安倍さんが、どの程度、政治家として成熟したのか・・・、それを見る為の期間が40日だったわけです。
結論から言えば、今回の政権は随分、まともになっているな・・・とは思いますよ。
ただ、その、安倍政権が打ち出したいわゆるアベノミクスについてはいささか、危うい感じがしております。
私はもとより門外漢ではありますが、ある意味、現場に近い分、少し感じているところもありますので、敢えて、蛮勇を奮い起こして触れてみたいと思います。

まず、円安デフレの問題ですが、ガソリン一つとっても、今の円高の状態でこの金額ですから、迂闊な形で円安が進行することは大変なことになりますよ。
それに、円安になったからといって、ダイレクトに国内に雇用が戻ってくると考えるのも少し早計でしょう。
企業は海外に拠点を移す時点でそれなりの覚悟で設備投資しているでしょうし、国内に戻すにしても円安基調が完全に定着したと見極める期間もかなり必要でしょうから、仮に戻るとしても決定までには年単位でかかるでしょう。
それに、国際競争が激しい以上、国内に戻ったからといって、それだけで賃金が上がるとも思えません。
(雇用が増えても、3Kや低賃金の仕事をやりたがらないという傾向も変わらないでしょう。)
となれば、賃金は増えずに物価だけ上がる・・・という最悪の事態にもなりかねないわけですね。

まあ、この辺まではそう思うのは私だけではないでしょうから、私なりの蛮勇は明日に持ち越しのココロだ~です。

親愛なるアッティクスへ
                                         平太独白
by heitaroh | 2013-02-04 18:43 | 政治 | Trackback | Comments(2)

何も決まらないのは選択を誤るより弊害が大きい
親愛なるアッティクスへ

かつて、小泉純一郎総理は、政権担当中の最優先課題を自ら「郵政民営化」を掲げましたが、私はこれはこれで有りだったかなと思っています。
それは政策の是非ではなく、総理大臣にならん欲するほどの政治家は、政権をとってから国民の要望を聞いて政策を考えるのではなく、総理になる前から国家百年の計に鑑み、何がしかの持論の一つくらいはあってしかるべしだと思うからです。
ただ、一方で、あの時は「郵政民営化外国陰謀説」まで含め、色々な人が色々な立場で色々なことを言うのに少々、閉口気味でした。

この点で、私としては思い当たることがあります。
幕末薩摩藩維新主役となったのと対照的に、隣の肥後熊本藩は大幅に出遅れましたが、その要因として、「薩摩人は一旦、上に信頼する人(西鄕隆盛)を担げばその人に一切を預ける」のに対して「肥後人は一人一党主義で、それぞれがそれぞれに主張し、最後までまとまらなかった」ことが大きいと言われています。

無論、私も薩摩方式がベストだとは言いません。
もし、一旦、上に立つ人間がおかしくなれば、ネズミの集団自殺のようなことに成りかねないからです。
しかし、肥後方式最悪の選択肢だということは言い切れると思います。
肥後熊本藩士たちは、維新後、西南戦争においても、同様の軌跡を繰り返します。
それぞれに、それぞれの主張をしたことで、熊本県士族を挙げての行動には至らず、さらに、西鄕軍に加わった者たちも、それぞれにそれぞれの主張と思惑の元、少人数単位で参戦しており、これでは勝っても評価は小さく、負ければ抵抗のしようもないという・・・。
(その意味で、一番、ベターなのは長州方式でしょうか。それまで、散々、議論はしながらも、一旦、決定したことには異を唱えないという。)

「何も決まらないのは、下策を採るより弊害が大きい。」 というのはナポレオン戦役当時プロシアの参謀・クラウゼウィッツの言葉ではなかったかと記憶しておりますが、戦争中、プロシアはフランス軍と反仏連合軍の戦闘においてキャスティングボードを握る立場となったそうで、にもかかわらず、ナポレオンに付くか連合国に付くかで、散々、紛糾した挙げ句に、連合国側として出兵したときには、既に連合国軍敗走しており、結果、ナポレオンからは出兵したことを咎められ、連合国側からは「あいつが間に合わなかったばかりに負けた!」として軽蔑の対象となったと言います。
「決まらないのは、間違った選択をするより弊害が大きい」・・・。
改革も大英帝国衰退のプロセスを見るまでもなく、皆がそれぞれの主張をすれば、結局、何も決まらずに終わる・・・、如何でしょうか?
                                 平太独白
by heitaroh | 2012-09-11 07:00 | 歴史 | Trackback | Comments(0)

もはや解散総選挙は避けられず・・・ならば早くやってくれよ
親愛なるアッティクスへ

私は昨日は今年最後の忘年会でした。
久々にカラオケで「あしたのジョー」を熱唱しました(笑)。

e0027240_14535359.jpgところで、この画像(←)、何だかおわかりになりますでしょうか?
いわゆる、習字の時に使う「墨」ですね。
これ、私のではなく、大正生まれの人の硯箱の中に入っていた物で、この方面に詳しい先輩が、「上に『甲』の文字が入ったのは珍しい。初めて見た」と仰ったので、一応、画像に納め、謹呈した次第です。

おそらく、昭和初期の子どもの文房具だったのだろうと思いますが。
ちなみに、先輩とこの話をし、この画像を撮ったのは12/22でした。
2006年の・・・(笑)。
以来、ずっと、拙稿用の素材集の中に入ったままだったんですが、いい加減、使わなくちゃ・・・と。
で、ここで使ったので、そのまま、削除しようとして、日付を見たら12/22・・・と。
「?」と思って良く見てみたら、奇しくも4年前の今日でした。

で、どうにも先が見えない政治の話題ですが、もう、ここまで来たら、菅直人総理は小泉純一郎元総理がやったように、「俺のいうことを聞かない奴らは今度の選挙で公認しない」と言って良いんじゃないですか。
小沢一郎元幹事長に付き従っている小沢チルドレンと呼ばれる一年生議員達も今、選挙をやれば確実に落選するということはわかっているわけで、ましてや、国民の評判が悪い小沢さんに付いて新党作って出て行ったら、確実に選挙は早まることになり・・・。
つまり、小沢さんに付くか、菅さんに付くか、それにより、どちらが一日でも長く国会議員でいられる可能性が高くなるかを考えれば、小沢さんについて新党に行く人もそれほど多くはないと思います。

菅さんからすれば、小沢派と袂を分かってこちら側に来れば良し、来なくて小沢氏に付いて党を割れば、どのみち、政権は運営できないわけで、下野を視野に入れてでも解散総選挙に打って出る・・・ということで良いのではないでしょうか。
このまま、今の生殺し政局が続くよりも良いと思いますよ。
まあ、小泉さん以降、1年、1年、1年、8ヶ月と来て、また、数ヶ月で総理が替わるというのも如何なものかとは思いますが、同じ、解散するんなら早くやって、政治を正常に戻してくれよ・・・と。
佐藤栄作政権以降の三角大福の時代だって、何だかんだ言って、任期2年はやっていたことを思えば、まったく、何をやってるんだ・・・と。)

まだ、何か続きがあったんですけど、二日酔いのダメージからか、思い出せませんので、また、後日(笑)。
                                      平太独白

by heitaroh | 2010-12-22 17:53 | 政治 | Trackback | Comments(4)

本人の能力を超えて夢を見る白鵬の連勝記録を見たいの理
親愛なるアッティクスへ

e0027240_13471025.jpg「酔うて風呂
  寒さで目覚め
    秋を知る」

    梁庵平太

昨日もまた、風呂で死にかけました。
当然、本日は期待に違わぬ見事な二日酔いです。
頭はまったく、働いておりませんで、本日は例によって手抜きです。

で、そんな寝方したからなのかどうかわかりませんが、昨夜、夢を見ました。
なぜか再就職した夢だったのですが、そこは社長・部長に男女一人ずつの平社員に私を含めて計5人の小さな会社でした。

(なぜか、直接の上司である部長が小泉純一郎元総理でした(笑)。)
すでにかなり、倒産の噂が駆けめぐっており、社長が居ないときに、「今のうちに、失業保険の書類に会社の印鑑を押しておこう」という話になり、部長以下、皆で書いていると、私が書類を書き損じてしまったので、書き直そうと書類棚に手を伸ばしたところ、小泉部長が「そこじゃない」と言う。
「え?でも、こういう関係の書類はここに全部まとめて置いてあるんですよね」と私。
すると、笑いながら、「バカ、何だか、いかにも倒産に向けて我々が備えているみたいで、こういう書類は社長の目に付く所に置けないだろうが」と言って、一番下の棚に手を伸ばすと、この書類だけそこに入っており、思わず、「なーるほど」と納得しました。
でも、どうして、夢を見ている本人が夢の中の登場人物から教えられるんでしょうか?
だって、私の夢でしょ?(笑)。
これって、本人の能力を超えて夢を見ているということなんでしょうか・・・。

で、本題です。
大相撲は横綱・白鵬が、62連勝・・・ですか。
この調子でいくと、双葉山の持つ、前人未踏の69連勝に並ぶのは九州場所7日目でのことになるのだとか。
最近、相撲には興味を無くしておりましたが、これは是非、見に行きたいですね。
大鵬を始め、過去に大横綱と呼ばれた北の湖も、千代の富士も、貴乃花も、誰も抜けなかった訳でしょ。
双葉山のこの記録と、大鵬の優勝回数記録はもう、誰も抜けない記録だと思ってましたよ。
だって、双葉山がその記録を作ったのは戦前でしょ。
それが塗り替えられるのを見られるなんて・・・と。
頼むから、記録更新するまでに負けてくれるなよ・・・と(笑)。

ちなみに、うちの親父はバイクでその双葉山にぶつかったらしいですけどね(笑)。
付き人のような連中が「貴様、横綱に向かって・・・」と色を成して詰め寄り、一瞬、険悪な雰囲気になったそうですが、さすが大横綱、「騒がんで良い」と言って彼らを抑え、「あなたも気をつけなさいよ」と言って、その場を一件落着したそうです。
                                         平太独白

by heitaroh | 2010-09-29 08:45 | スポーツ | Trackback | Comments(4)

選挙のたびに首相が変わる間接選挙制の制度的弊害
親愛なるアッティクスへ

鳩山由紀夫前首相の辞任前夜(本当に前日でした(笑)。)、私は平太郎独白録 : 「香れども やはり野に置け 社民党」と短期交代の弊害の中で、「いくら失望しようが不人気であろうが政権にはある程度の継続性というものは必要だ」ということを申し上げましたよね。
衆議院で負けて首班指名が出来ないというのならともかく、参議院選挙であれば、たとえ、負けても政権を投げ出すべきではない」・・・と。
その意味では鳩山首相の辞任は残念(?)でしたが、しかし、これでは間接選挙制を採っている限り、政権がコロコロ変わるのは避けられない、つまり、政権の短期化というのは人物の問題ではなく制度的弊害である・・・と思っています。

事実、毎回、首相辞任の動きが強まるのは、必ずしも政策云々ではなく、その動機の最たるものは、「彼では選挙に勝てないから違うのに変えろ!」・・・ですよね。
でも、それは、言い方を変えれば、「誰でも良いから選挙に勝てるのに変えろ!」ということなわけで、であれば、いつもいつも、国民が喜ぶような政策ばかり実行できれば良いでしょうが、政治というのはそうじゃないことの方が多いわけで、そう考えれば、どうしても、増税のような「お口に苦い政策」を実行しようとすると選挙のたびに首相交代圧力が高まる・・・という宿痾のような構図が出来てしまうように思えます。
小泉純一郎元総理のような人ならばそれを力の源と出来るのでしょうが。)

これは今、世界中で姿を現しつつある大衆迎合主義であり、まさしく、民主主義の弊害・・・、行き詰まりということになるのでしょうが、この点、昭和の自民党総理たちは選挙の時は甘言を弄しながらも、選挙が終わってしまえば反故にするということを繰り返すことでバランスを保ってきたともいえるでしょう。
そうすることが、責任政党としての良識だった・・・と。
それを繰り返してきた結果、政治不信ということが高まったのでしょうが、でも、そうしなかったがゆえに崩壊した鳩山政権を思えば、比較的、現実的な対応だったのかな・・・という気はします。

その意味では、アメリカ大統領の任期というのは実にちょうど良く考えられていると思いますね。
一旦、当選すると、4年間はよほどのことが無い限り任期をまっとうできますから、それなりのスパンをもって政策に取り組めるし、再選されても非常事態でもない限り二期8年までという、飽きられないで済む期間しか政権を維持出来ない・・・。
この点、故小渕恵三元総理も仰っておられましたが、日本の一期2年というのは任期満了したところで短すぎますよ。
総括すれば、私は、かねてより今の日本の一番の問題点は「三権分立などと言いながら、行政立法未分離なことにある」という持論を持っており、政権の継続性という問題でもそこに行き着くように思います。
(参照:平太郎独白録 :日本の最大の問題点は行立未分離に在りと見つけたり!
(参照:平太郎独白録 :権力の重心不在
無論、直接選挙制にすれば万全だ・・・などということを申し上げるつもりはありません。
が、選挙のたびに首相が変わるという現状を考えれば(この数年の短命政権の弊害は確実に生じつつあると思います。)、ある程度、選挙に左右されず政策に取り組める体制を確立してやるべきだと思います。
                                         平太独白

by heitaroh | 2010-06-21 18:03 | 政治 | Trackback | Comments(0)

同床異夢 自縄自縛 旧態依然 連立政権・・・、要閣外協力
親愛なるアッティクスへ

昨日、菅 直人財務相が「消費税論議を開始」と発言したことで、またもや、「マニフェストに違反」と騒がれている鳩山民主党政権ですが、この政権については以前から言ってきましたように、かつての浜口雄幸内閣を倒したときの犬養 毅政権そのままに、「政権を獲りさえすればいい」で「何でもあり」で行ったもんだから、危惧したとおり、今や、自縄自縛に陥っているようですね。
そもそも、社民党にしても、国民新党にしても、閣外協力に留めておくべきで、連立政権にまでする必要はなかったんじゃないですか?

もちろん、彼らを政権側に縛り付けておく必要はわかりますが、すなわち、民主党は次の参議院選挙で勝って、単独で議会運営できるようにしたいという思惑があるのに対し、他二党は票を伸ばして・・・、平たく言えば民主党が票を減らすことで連立政権内での存在感を強め、発言力を高めたい・・・という、つまり、そもそものベクトルがまったく逆の方向である以上、いくら連立の枠内に置いたところで所詮は同床異夢、本質的に矛盾があるわけで・・・。
さらに言えば、自分が言った大風呂敷に縛られ、政権運営もままならず、結果、次の選挙に勝つためには田中角栄さんの時代と見まがうほどに旧態依然たるバラマキ政策・・・。
いい加減に、国民は昭和の頃と違って、目先のバラマキでは票を売らなくなってるということに気づいてよ・・・と。

民主党も岡田克也代表当時には「消費税」についても、きちんと触れてましたが、その後、そこで選挙に負けたモンだから、小沢一郎代表以降、「消費税は上げない」とマニフェストに謳い出しましたよね。
でも、イチ有権者としての感想を言わせてもらえば、あれは、当時の小泉純一郎総理の郵政民営化政策を支持した結果であって、国民が民主党の政策に反発したわけではないわけで、そこを選挙に勝ちたいという政治家の心理を突き、うまく、論点をすり替えた辺りは小沢氏の見事な手腕なのでしょうが、それはあくまで党利党略以外の何ものでもなく・・・。
それに、その後、民主党が参議院選挙で勝てたのは「消費税」を封じ込め、何でも出来ますと謳った小沢戦略ゆえのことではなく、郵政解散における大勝への反動安倍晋三総理(当時)の自滅以外の何ものでもないでしょう。

その上で、私は敢えて小沢幹事長が辞任することには反対です。
なぜなら、民主党が小沢幹事長で次の参議院選挙を負けて初めて、与野党すべての政治家が「国民の意識が昭和の頃とは変わった」・・・ということに気が付く、つまり、目が覚めることになると思うからです。
すなわち、政権交代しただけではまだ不十分で、結果、政局的にはまたしばらく混乱が続くことになるのでしょうが、これこそが産みの苦しみなのでしょう。
そもそも、皆、彼を少し、誇大視しすぎているのではないでしょうか。
彼がいなくても、自民党は大敗したと思うんですけどね。
ちなみに、私はこの、小沢一郎という政治家をあまり評価しておりません。
が、どういうわけか、この人は小泉さんをヒステリックなまでに批判していた識者といわれる人たちからは好かれているみたいですね。
政治家の前に変わらなければならないのは、政策なき利権誘導に対しては矛先が鈍くなる、識者と言われる人たちなのかもしれません。
                                         平太独白

by heitaroh | 2010-02-16 18:02 | 政治 | Trackback | Comments(2)

万里の長城に佇む大統領にヒートテックは寒いの理 後編
親愛なるアッティクスへ

少し間が開いてしまいましたが、今更ながらの後編・・・、このシリーズのシメです。

盧武鉉前韓国大統領も、オバマ現アメリカ大統領も、もう少し、日本の小泉純一郎元総理のように、支持率低下について聞かれたなら、「支持率に一喜一憂せず」なんて、平然と言い放つくらいあって良いと思うんですよね。
所詮、支持率なんて、上がったり下がったりするもんなんですから。
(でも、小泉内閣は国民の支持率に支えられていた政権でしたから、本当は小泉さんにはもの凄い、精神的重圧があったんでしょうね。彼が、あれだけ、国民の人気が高く、再登板の呼び声があったにもかかわらず、それを振り切るように引退を決めてしまったのも、本音の所では本気で「もう、二度とやらない」、「とてもやってられない」・・・みたいなところがあったのかもしれませんね。)
ましてや、かつて、日本の岸 信介総理は国会議事堂デモ隊に取り巻かれようとも、頑として、考えを変えることはなかったわけで、そういう意味では、政治家というものは、ある程度、横着で良いと思うんですよ。

であれば、オバマくんも、子供に、「どうして、あなたは皆に好かれていたのに、今ではこんなに皆から嫌われているの?」などと聞かれたら、顔を引きつらせたりしないで、傲然と胸を張り、「君も覚えておくが良い。人は本当に自分が正しいと信じたことを行えば、悪く言われるものなのだ」・・・くらいのことを言うべきだと。

ちなみに、万里の長城は私も行きましたけど、私は特に何も感じませんでしたね(笑)。
むしろ思ったのが、この石の積み方は日本人だったらあり得ないな・・・と。
図に書くとわかりやすいのですが、日本人的には、坂をまず一旦、平坦に削り取り、その上に平行に積んでいくのでしょうが、万里の長城では地盤を削り取ることをせず、そのまま、坂の角度に合わせて斜めにレンガを積み、間をモルタル(?)で調整している・・・という。
まあ、地震がないということが前提の国らしい発想だな・・・と。
もっとも、日本だって、レンガブロックなどというものが入ってきたのは明治以降のことで、レンガというものが普及しなかった日本ゆえに良いように言えることだ・・・というご指摘があるかもしれませんが、そもそも、日本人が採用(普及)しなかった中国伝来の物として、「宦官」、「家畜」・・・と、もう一つは何でしたっけ?、忘れましたが、それらプラス、私は、「レンガ」というのもあるのではないか・・・と思います。

e0027240_1149484.jpgこの万里の長城でも、始皇帝の建築・・・と言われてますが、実際に先日、オバマくんが行ったやつはの時代の物で、大半が確か北虜南倭の時代に補強された物のはずですから、おそらく、16世紀後半の物ですよね。
であれば、日本は戦国時代であり、平城に移行する前の山城石垣を見ても、随分、趣が違うように思います。
(←13世紀元寇防塁・・・ではないかと言われている物です。もっとも、こちらは、波打ち際ですからこういう積み方になるのでしょうが・・・。)
もっとも、中国のレンガで出来た防塁日露戦争の頃まではしっかりと砲弾を跳ね返したそうですから、機能が十分であれば問題ないわけで。

                                         平太独白

by heitaroh | 2009-11-28 07:05 | 国際問題 | Trackback | Comments(2)

NHK「JAPANデビュー」訴訟に許容の妙を識る その4
親愛なるアッティクスへ

先日からの続きです。

NHK「JAPANデビュー」という番組に対して捏造という批判が起きていることについて、私は、「事象という物は様々な角度から見ることが必要」、「そのためには日頃から訓練が必要」、「それには、たとえ、自分の考えとは相容れない物であっても、一応、俎上に載せて検討してみる、つまり、どんなくだらない異見でも否定しない」ということが大切である・・・ということを申し述べました。

e0027240_184058.jpg
(↑台湾の観光名所、九份の風景ですね。)

そして、その一環として、「ドラマスペシャル白洲次郎」という番組では、白洲次郎という人を、坂本龍馬同様、絵に描いたような・・・、ケチの付けようがない素晴らしい人として描いてあることは大いに問題であり、もっと、批判されるような生身の部分についても描くべきだと。
(実際、白洲次郎と言えば、毅然とマッカーサーにも文句を言ったということで、「マッカーサーを叱った男」などと言われていますが、その日のマッカーサーの面会記録には白州の名は無いそうですね。)

その点で言えば、小泉純一郎元総理などは、国民からの人気も高かった反面、批判も相当ありましたよね。
今、麻生内閣が発表した「骨太の方針」財政再建放棄したという意味で「骨抜きの方針」などと揶揄されてますが、でも、これって、散々、「社会保障削減、弱者切り捨ては小泉政権の大罪」・・・などと言ってきたことの裏返しなんじゃないですか?
一体、どっちなんだ・・・と(笑)。
(私に言わせれば、マスコミの姿勢こそ、「骨抜き」なんじゃないの?・・・と。)
特に、小泉批判は、マスコミと有識者と呼ばれる人たちに多かったように思いますが、私からすれば、それは彼ら、知識人を自認している人たちの嫉妬だったように思えて成りません。
彼らにすれば、宮沢喜一元総理のような、そういう地位に就くべくして就いた人ならともかく、「あんなやつが」という想いがあったのではないでしょうか。
その点では、田中角栄元総理なども然りだったかと。

もう一回くらい続きます。
                                         平太独白

by heitaroh | 2009-07-02 18:20 | 思想哲学 | Trackback | Comments(2)

定額給付金に見る靴の市場調査の妙
親愛なるアッティクスへ

e0027240_10302345.jpgこの週末、福岡県地方はこの冬一番積雪・・・でした。
夕方までは、「見事な綿雪が降ってるな」・・・という感じだったのですが、夜半になって、外を見たらこの状態(←)で、びっくり。
(こちらでは夜中のうちに降って、朝起きたら雪景色・・・ってのが一般的なんで。)

e0027240_10583919.jpgもっとも、と言っても、まあ、この程度ですけどね(笑)。
それでも、温暖化の昨今では大騒ぎ・・・ですよ。
お陰様で、我が家でも、こんなの(←)が出来ました(笑)。
少し小ぶりですが、それでも、我が家でこんな大きさの雪だるまを作ることが出来たのは、私も開闢以来(?!)、ちと、記憶がないですねぇ・・・。

でもって、昨日は、大相撲千秋楽で横綱朝青龍復活優勝を果たしましたよね。
(まあ、北乃湖でも二代目貴乃花でもそうでしたが、再起を賭けて臨んだ場所で優勝を果たした場合、往々にして、そこで燃え尽きてしまうことが多いような・・・。)
その朝青龍の優勝表彰のとき、麻生太郎首相がアドリブで何か言ってましたが、私には無理して、小泉純一郎元首相のような「受ける事」を言おうという姿勢がありありとしていたように思え、何か「いやらしさ」のようなものが感じられました。
いっそ、しっかりした声で、一言、「おめでとう、よくやった!」の方が良かったんじゃないですか?

で、その結果・・・というわけではないでしょうが、今朝の朝刊でまたもや、首相の支持率が下がってましたよね。
特に、相変わらず批判が強い定額給付金ですが、これには私は別の意味で興味深いことがあります。
きっかけは、ある人のブログに「給付金について、本当に経済効果を挙げようと思えば、金持ちに優先的に配った方が効果的なんだ」とあったことです。
確かに、こういうご時世、金に余裕がない人は給付金なんてもらったって貯蓄に廻し、消費には繋がらないことも充分に考えられるわけで・・・。
一方で、どなたか評論家の人は「金持ちになんて配ったって経済対策にはならない」と述べられておられました。
確かに、こちらも、一億円現金で持っている人が1万2千円なんてもらっても、別に急いで遣う必要はないし、必ずしも、給付金の分を消費するわけでもないわけですしね。

この点で思い出したのが、昔、靴の市場調査で途上国に行った二人の調査員の話・・・。
一人は「この国では誰も靴を履いていないから需要はない」と報告し、もう一人は、「誰も靴を履いていないから、市場として大いに有望」と報告した・・・と。
まあ、今更、語るまでもない有名な話でしょうが、給付金として間違いなく一番効果的なのは、私にたくさんくれることでしょうけどね(笑)。

                                         平太独白

by heitaroh | 2009-01-26 08:28 | 時事問題 | Trackback | Comments(4)

麻生太郎内閣の通信簿 その5 百年に一度の不況の真実
年末から未完のままになっていた続きです。
イマイチ、まとまってませんが、麻生内閣があるうちに終わらせなきゃ・・・と(笑)。

以前、予算案を評して、新聞に「哲学無き予算編成」という見出しが載ってましたが、この点では、まさしく、言い得て妙・・、その通りだと思います。
世の中には、小泉純一郎内閣時代の切り捨て政策を悪く言う人たちがいますが、でも、それって、小渕恵三内閣のときのバラマキの反動だという見方はできないでしょうか。
つまり、地域振興券公共事業の大奮発悪化して、どうしようもなくなった国家財政を立て直すのに、国民はもはや痛み止めではなく、痛みを伴う手術を望んだ・・・と。
その覚悟の表れが、小泉内閣に対する国民の支持率の高さだった・・・と。
思えば、橋本龍太郎内閣が進めてきた財政再建路線と、その反動による小渕政権・・・。
その小渕政権への反動としての小泉政権の登場と、さらに、その反動としての麻生政権・・・という見方もできるわけで、そう考えれば、このバラマキの後に来る物は何なのかということは国民はよく考えておかねばならないと思います。

その意味では、麻生太郎総理自身に明確な見識がなく、指導力も不足しているがゆえのように見えますが、政権発足の段階で財政再建路線論者を遠ざけたことを考えれば、表面は小泉改革の継承を装いながらも、本来の姿はやはり、旧来の自民党バラマキ政治の範疇から出ていない人物だと思います。
その麻生総理がバラマキの大義名分にしているのが、「百年に一度の不況」という謳い文句でしょうが、何度も言ってますが、この「百年に一度の不況」というのは、もの凄いトリックがある言葉で、「百年に一度」というのはあくまでアメリカでの話であって、日本では、昭和の初めの大恐慌からこの方だけでも、戦前戦中の生活苦、戦後のハイパーインフレ、オイルショック、バブル崩壊と・・・、何度も真っ青になるような凄い大不況があったわけで、私自身の印象でも、オイルショックの時はもっと状況は深刻だったと思いますよ。
ましてや、戦後の混乱期を思えば・・・。
そう考えれば、今がいくら酷いと言っても、昭和の頃よりは、生活レベル的にはまだ、恵まれてるんじゃないでしょうか?

この点で、先日、オイルショック後の昭和50年にパナソニックの創業者である経営の神様、松下幸之助翁がインタビューを受けている映像がやってましたが、彼が、「前の不況も厳しかったけど、今回のとあのときとでは状況が違う」・・・などというのを聞いて、思わず、「前の不況???」と。
よく聞いていると、どうやら、山陽特殊鋼倒産山一証券危機があった昭和40年不況のことのようでしたが、これは時の田中角栄大蔵大臣の決断で山一の破綻は回避でき、その後の経済成長路線へと向かったという程度の軽い物だったように聞いてましたが、オイルショック時点で「前回の不況も深刻だったが」と言わしめたほどに深刻な状況だったんですね・・・。
そう考えれば、昭和32~33年の鍋底不況、昭和50年代後半のゼロ・シーリング時期、昭和60年の円高不況等々、そもそも景気なんて悪かった方が多かったわけで・・・。
百年に一回・・・というのが、いつの間にか、選挙対策のお題目にするために、日本にも適用されるかのようにすり替えられているわけですね。
ちなみに、松下幸之助翁は「前回(昭和40年不況)の時は政治がしっかりしていた。今は、政治が安定してないでしょ。それが問題だ」とも述べておられましたが、これって、不況に対して、的確な政策を打てないという点で、不況というものの本質にも当てはまることなのかもしれません。
                                         平太独白

by heitaroh | 2009-01-15 08:14 | 政治 | Trackback | Comments(6)


国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。
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プロフィール
池田平太郎

昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。

昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、「区画整理」「固定資産税」

以後、ふつー(以下?)に現在に至る。

平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、「毛利輝元」の生涯を描いた小説、[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。

平成18年 老いた名将信玄に翻弄される武田勝頼を描いた[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。

平成20年 共に絶版となる。

平成22年 性懲りもなく、黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。

平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で法外な値段で売買されている現状を憂慮し、「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として復刻再出版

平成25年 前作、「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす」が大幅に割愛された物だったことから、常々、忸怩たる思いがあり、文庫本化に際し、新たに5倍近くに書き足した「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす 増補版」として出版。

平成29年 兄、岩崎彌太郎の盛名の影に隠れ、歴史の行間に埋没してしまった観がある三菱財閥の真の創業者・岩崎弥之助を描いた、「三菱を創った男岩崎弥之助の物語 ~弥之助なかりせば~」を出版。

わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった典型的福岡人
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