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九州国立博物館「中国 王朝の至宝展」行ってきました。
福岡県太宰府市にある九州国立博物館です。

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何をしに行ったかというと、今、「日中国交正常化40周年特別展 【中国 王朝の至宝】展」が開催されており、これはやはり、マニアとしては行かないかんやろう・・・と。

e0027240_1448234.jpg特に、の青銅の仮面は一度見てみたいと思っていたんですよ。
(←右下に写っている物です。)

(今では「商」というそうですね。)に滅ぼされた古代中国の地方文明だと言われていますが、これ一つ見ても、まったく他のどの時代のどの文明とも違う、異質な文化を持っていたことが伺われますよね。
殷の覇権確立が進む途次であったとはいえ、当時の中国大陸には国ごとに種々多様な文明が花開いていたことを雄弁に物語っていると思います。

この蜀はまったく異質な文明を持つ殷に滅ぼされたわけですが、これはある意味、国家間の覇権争いもながら、一面には異質な文明同士の文明標準化への主導権争いだったという見方も出来るのではないでしょうか。

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もっとも、そうは言ってもそこは古代のこと、この青銅の仮面も火にかけられ、地中に埋められていたということも聞きましたが、これなどは敗者に対する勝者からの徹底した文明破壊が行われたことの証でしょう。
後に、殷滅亡に際して蜀は次の覇者となる周王朝の陣営に馳せ参じて、強大な殷に立ち向かったと言われていることも、殷への怨みがどれほど激しかったかを裏付けているようにも思えます。

ちなみに、この青銅の仮面ですが、「仮面」と言いながらも、大きさは一抱えあり、見た限り、かなり硬くて重そうな材質に見えました。
これって、焼けるとそんな感じになるんですかね?
それとも、ただの青銅器じゃないとか?
また、裏側の一部に微妙に左右対称になっていない部分があったのはなぜでしょうか?
破壊される時にそうなったという可能性があることはわかるのですが、だとすれば、復元できないほどに硬かったということでしょうか?

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・・・などなど、出来れば、触って、抱きしめて、頬ずりもしてみたかったマニアでした(笑)。
                                         平太独白
by heitaroh | 2013-09-08 18:24 | 文学芸術 | Trackback | Comments(0)

インドと中国は日本にとって地球における木星と土星の理
親愛なるアッティクスへ

昨日、また、インドテロがあった・・・というニュースが流れましたよね。
また、パキスタンが絡んでいるようですが、これを聞いて私は、以前から日本の安全保障について思っていたことを改めて強く感じております。
それすなわち、「一つの脅威の消滅は新たな脅威の登場にほかならない」ということです。

唐突ですが、太陽系に置いて、地球が巨大隕石の衝突などが比較的、少なくて済んでいるのはなぜかご存じでしょうか。
それは、地球の外側に、木星土星という巨大惑星が存在していてくれるからです。
つまり、太陽系の外から飛来した巨大隕石などは確率的に、地球に衝突する前に木星か土星に衝突してしまう可能性が高く、地球なら壊れてしまったかもしれないような巨大隕石でも、木星や土星だと生態系(?)に影響はあったとしても、星自体が大きいから衝撃は充分に吸収できてしまうわけで・・・。

で、なぜ、私がそんなことを言うとかというと、常々、日本東アジアに置けるインド、中国というのは、まさしく、地球に置ける木星と土星なのではないか・・・と思っていたからです。
昨今、安易に、「大国はけしからん!」などという人がいますが、中国とインドという巨大な人口を擁する巨大国家の存在は、確かに、周辺諸国に圧迫感を与えながらも、一方で、西方からの狂信的過激派などからの防波堤の役割も果たしているという一面もあるわけです。

e0027240_12282170.jpg(←台北の博物館で見つけました。親日国としてしられる台湾ではこうやって、戦前の「菊の御紋」の修復も手掛けてくれているわけですが、これもその後の国民党支配の記憶と中国の脅威という物がなかったなら、また、違う形になっていたようにも思えるのですが。)

すなわち、安易に中国を取り除くと、今度はソ連崩壊後、イスラム教徒の攻勢にさらされているアメリカのように、もっと、やっかいな敵に遭遇してしまうことも考えられるわけです。
ロシアも含め、中国やインドは国家として存在してますから、まだ、和平の道も探れますが、統率なしに襲来してくる蛮族の襲来というものがどれほど厄介なものなのかは古代ローマの歴史が如実に示してくれていると思います。)

このことは、かつて、ヒトラーは第二次大戦の最終局面で、「アメリカはこれ以上、私を排除しないはずだ。共産主義の台頭を考えたら・・・」と言い、メッテルニヒも「ナポレオンを取り除くことは革命運動者の台頭を許すことになるので歓迎しない」と言ったという言葉に表されているように思います。
事実、その後の彼らの警鐘が現実の物となったことを見ると、今の敵を取り除くことは、もっと厄介な敵の台頭を許すことに繋がりかねない・・・、つまり、「一つの脅威の消滅は新たな脅威の登場にほかならない」ということが見て取れるような気がします。
それが、私には「ディプロマチックセンス(外交感覚)なき国民は滅びる」という、故吉田 茂元総理(某元総理のお祖父ちゃん)の言葉が思い出されてならぬ所以です。
                                          平太独白
by heitaroh | 2011-09-08 06:20 | 国際問題 | Trackback | Comments(0)

中国高速鉄道事故は大きな国の主義で括れない危険
親愛なるアッティクスへ

e0027240_10395799.jpg先般からの中国高速鉄道事故とその後のあまりに杜撰な処理についてですが、日本人の感覚からいえば何とも信じられないやり方で、かなりの人がこれを冷笑をもって見たのではないかと思います。
(←以前、重慶で見た工事現場です。左下の標語は「安全を忘れるな」・・・でしょうか。日本でいうところの「安全第一」だろうと思いますが、私には傍らの高層ビルが冷たく見下ろしているようで、何とも寒々しく聞こえます。その横は、「珍しく命を惜しめ」・・・?でしょうか(笑)。)

私も友人からそういうことを言われたのですが、実は、私には少し違う感慨がありました。
いつだったか、テレビで中国人の実業家が「小さい国には小さい国のやりかたがあるように、大きな国には大きな国にあったやりかたがある。少しくらいのミスには構うことなく前に進むことだ」というようなことを言ってましたが、私はこれは一理ある見解だと思います。

この辺の日中の違いを私は以前、トラックの荷造りに例えて申し上げたことがあったと思いますが、日本というトラックは各荷物を安定するように揃えて詰んで運ぶのに対し、中国というトラックは四角であろうが丸であろうが、とにかく片っ端から積み込み、そのままシートで被って出発する・・・。
途中でばらまこうが、散らかそうが関係ない。
しかし、その分、往復の回数を増やすことで収益を確保する・・・と。

これは日本人の感覚からすれば、何とも無様なように見えますが、でも、回数を運んでほしい人にとってはこちらの方が向いているわけで、要はニーズの問題なのだろうと思います。
その一例となるのが、カンボジアアンコールワットの修復についてだと思います。
同遺跡の修復にあたっては日本のそれは国内の文化財修復で培ってきたノウハウそのままに既存の部分との違和感がないように丹念に仕上げますが、中国のそれはとにかく、修復したという形だけあればいいというようなものでして・・・。
ところが、カンボジア政府はこれに大きく感謝していたんですよ。
いわく、「短期間でこれだけの数をやってくれたことに大いに満足している」・・・と。
(この点は万里の長城の作り方にしても然りです。日本人の考え方ではああいう作り方はしないなと思いましたが、でも、あれはのんびりした環境で作ったわけではないですからね。一方で敵を撃退しながら作ったわけで・・・。)

ただ、今回の鉄道事故についていえば、「少しくらいの」という範疇を超えていると思います。
ああいう、世界に報道されたような大事故を「壊して土に埋めて翌日から普通に走らせる」というのがまかり通るようでは、逆に暴走を招きかねず、中国のこれからのためにも良くないですよ。
温家宝首相も駆けつけてくるのが遅いし。
ご本人は病気だったと言っておられましたし、確かに顔にもやつれがめだちましたが、おそらくはそれ以上に「軍」に対する遠慮があったのではないでしょうか。
中国の鉄道省というのは要は昔の満鉄で、国共内戦当時、兵員の輸送に利用されたことから人民解放軍の一組織で、以来、軍が手放そうとしなかった権益だったのが、ようやく、最近、鉄道省になった・・・と聞きましたから。
                                         平太独白
by heitaroh | 2011-08-09 08:39 | 国際問題 | Trackback | Comments(4)

梅雨空に 昭和を見たり 宇都宮
親愛なるアッティクスへ

e0027240_20485420.jpg「梅雨空に
   昭和を見たり
     宇都宮」
        梁庵平太


今日のはとにかく、暑かったですね。
汗のあまりの噴出し様に、我ながら、びっくりでした。

ところで、今月末、北京上海を結ぶ中国版新幹線「高速鉄道」が開業し、中国の大動脈を結ぶ1318キロが、これまでの半分の最短4時間48分で走ることになる・・・そうですね。
翌日に控えた中国共産党創建90周年の前日の開業は国威発揚の狙いがあると言われていますが、まあ、それはあるでしょうね。

ただ、一方で、車両は日独の技術をベースに改良され、特許権をめぐる問題が浮上しているほか、急ピッチの工事による安全面への懸念もぬぐえない・・・とか。
でも、特許権の問題はともかく、安全面を言えば、日本だって、山陽新幹線博多乗り入れの時は突貫工事で、おかげで今頃になって、トンネルの天井が剥離したりしているわけで・・・。
ただ、私が思うのは5時間弱と言えば、たぶん、東京~新下関間くらいじゃないですか?
であれば、飛行機で行ったほうが早いのでは・・・?

ちなみに、下関では驚いたときには皆、「奇跡 化石 下関」と言うと聞きましたが、本当でしょうか?
by heitaroh | 2011-06-28 20:48 | 時事問題 | Trackback | Comments(0)

重慶なう
親愛なるアッティクスへ

e0027240_19403248.jpg宇都宮から帰ったばかりだというのに、なぜか、重慶(←)にいます。

また異国で年をとってしまいました。
ついに、五十突入です。

            平太独白
by heitaroh | 2011-06-03 19:40 | 地域 | Trackback | Comments(0)

まぢ、放射能かと思った・・・けど史上最高じゃない?


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本日、外に出てみたら、マジ、これ(↑)ですよ。
霞がかかっているわけではなく、大陸からの黄砂ですね。
博多は昔から黄砂は多かったんですが、こんなのは見たこと無いですよ・・・。
久々に福岡市に帰ってきて、どうしても、平日のうちに済ませておかなければならない用事があったので、少し、都心の方に出てみたのですが、一瞬、マジで放射能か・・・と思いましたよ。
まあ、放射能を見たことがあるわけでは無いんですけどね(笑)。
日本の原発のことばかり言われていますが、中国環境破壊の方も何とかしてもらわなくちゃ・・・。

ちなみに、福岡福島で海外では間違える人も多いと聞きましたが、多分、福島から福岡まで行くのとウラジオストックまで行くのは変わらないくらいの距離なんですよね。
むしろ、福岡人的には佐賀にある玄海原子力発電所よりも、対岸の釜山の原発の方が恐いんですけど・・・(笑)。
                                         平太独白

by heitaroh | 2011-05-02 20:18 | 社会全般 | Trackback | Comments(4)

民主党会派離脱騒動と捕鯨中止への過激な意見のストレス
親愛なるアッティクスへ

民主党小沢一郎元代表に近い議員16人による会派離脱騒動に伴い、党内には2011年度予算関連法案成立と引き換えに首相退陣を求める動きがあることに対し、菅 直人首相は、「どんな嵐が来ようが頑張る」と述べ、政権維持への決意を強調した・・・という報道を耳にしました。
一方で、昨日、首相と会談した法相は、「解散しようとかそういう話はない。ただ、首相の一番の武器は解散だ。自ら手を縛るような必要はない」とも語った・・・と。

もう、何とも、ため息しか出ない話ですね。
比例代表制の弊害、ここに極まるって感じでしょうか。
この問題は以前も申し上げましたように、菅首相は、四の五の言う輩に対しては、次の選挙で公認しない・・・ということを表明し、その上で、解散も辞さないという構えを見せればそれで事足りるんですよ。
現実に、今回の造反議員だって、すべて、比例で当選した人たちばかりなわけで・・・。
こういう、「党が大勝した結果、そこに名前を連ねていた人たちが議員になった」・・・というのが少なくない数を占めてしまうというのは、やはり、問題ですよ。
かつての自民党政権でもそうでしたが、彼らは自らに選挙区がないから、選挙に勝てる「顔」を欲しがり、結果、「この総理では選挙に勝てない」と言う声があがると、退陣に追い込まれる・・・という。

そう考えれば、管総理の一番、最悪の選択肢は内閣総辞職ですよ。
だって、誰がやるにしても、またもや、短命内閣が出来るだけでしょ。
(これも以前から申し上げていることですが、総理がコロコロ変わるというのは政策の継続性という点で目に見える以上に弊害が大きいんですよ。つまり、その間、外国との交渉を初めとする政治全般がストップするということもながら、「変わるかもしれない」と官僚が思うことで、すべての政策が実行されにくくなる・・・ということがあるからです。)
であれば、解散と公認をちらつかせながら党運営をし、それで行き詰まるなら解散・・・というのが菅さんが採るべき道でしょう。

ついでに言うと、反捕鯨団体過激な妨害行為により、中止に追い込まれた日本の調査捕鯨ですが、こんなもん、日本が捕鯨しなければ良いだけのことで、中国などに捕鯨してもらって、それを高値で買えば良いんですよ。
日本だから、ああやって、どれほどなぶられても手も足も出せないのでしょうが、中国などはおとなしくやられっぱなしにならないでしょう。
中国にしてみれば、尖閣沖などで操業するよりもはるかに金になるし、日本人の溜飲も下がり、日中友好に貢献、さらに、彼らなら絶滅などということを考えて操業しないでしょうから、結果的に、反捕鯨団体も「やっぱり、日本で調査捕鯨してください」とお願いしてくる・・・という良いことづくめですよ。
半ば、冗談みたいな話ですが、私がもっとも危惧するのは、「北朝鮮を持っているから上げ膳据え膳でやってもらえるのに日本は・・・」という議論が浮上してくることです。
・・・でも、やはり、こういう過激な意見を吐く辺り、私も最近、相当にストレスが溜まっている証拠でしょうか。
                                         平太独白
by heitaroh | 2011-02-21 08:06 | 政治 | Trackback | Comments(0)

KARAを見ていて哀しくなった戦略無き日本製アイドルの劣位
今、巷はKARAの解散問題で揺れてますよね。
(揺れているのはお前だけだ・・・などという暴言には耳を貸しません(笑)。)
この点で思うのが、KARAに限らず、韓国のアイドルがどんどん、日本デビューしている・・・ということです。
これは、「単なる可愛いおねえちゃん」・・・のこととなどではなく、まさしく、アイドルという名の韓国製品の躍進だと思うべきでしょう。
事実、少し前まで、東南アジアなどでアイドルといえば日本のアイドルだったのが、今や、韓国のアイドルばかりで、日本のアイドルについて尋ねてみても、「日本のアイドル?知らなーい」という状態だとか。

今、世界ではジャパン・ブランドにあぐらを掻いていた日本製品は格下と思っていた韓国製品に次々と駆遂されているというような話を良く耳にしますよね。
(日本の家電5社が束になっても、サムソン1社に経常利益(?)で及ばない・・・とか。)
これについては「日本は豊かな国内市場を持っていたので、それに安住して出遅れたが、韓国は元々、国内市場規模が小さく、積極的に外国に出て行かざるを得ず、韓国政府も国を挙げてそれを後押しした・・・」ということが言われているようです。
(もっとも、同時に、日本製品を駆遂した韓国製品の少なくない部分を日本製の部品が占めていることから、韓国はもの凄い、ジレンマを抱えている・・・という話もちらほら。)

韓国のアイドル市場もまた然りで、この方面での市場規模は日本はアメリカに次いで2番目なんだそうですが、それに比べると、韓国の市場規模は恐ろしく小さいらしく、だから、国内で少し売れると、すぐに日本にやってくる・・・と。
そして、韓国政府もこれらのアイドルの海外進出を外貨獲得の手段として認識しており、日本が違法コピーなどを警戒して出て行かない間に、韓国は違法コピーには敢えて目を瞑って、その分、人気を浸透させてコンサートなどで儲けるという戦略を徹底し、積極的に進出した・・・と。
この点も考えさせられることですが、中国などは違法コピーをするなと言ったところで所詮、無理な話なんですよ。
であれば、もうこれからのアイドルはCDは人気を浸透させるツールだという認識で、タダで配るくらいの認識を持つべきではないでしょうか。

一方で、「製品」自体に着目すれば、痛感するのが、彼女たちの日本語の習熟度です。
皆、たどたどしいながらも通訳無しで結構、日本語を話すじゃないですか。
それに対して、日本人のアイドルで韓国語中国語を話す人がどの程度いますか?
スマップ草薙 剛さんなどは結構、有名ですが、(もう、アイドルの範疇に入れるのも如何なものかと思いますが(笑)。)AKB48モーニング娘。などはどうでしょうか?
中国や韓国はまだまだ市場として魅力がないというのなら、英語を話せる人はどの程度いるのでしょうか?
そう考えれば、必要に迫られた上でのこととは言え、韓国のアイドルがあれほどに日本語を話しているのを見ると、日本製アイドルの劣位は明らかな気がしてきて、何とも哀しい気持ちになります。
                                         平太独白

by heitaroh | 2011-02-05 18:17 | 経済・マネジメント | Trackback | Comments(4)

世界に地殻変動を起こしかねないエジプトでの反政府デモ
親愛なるアッティクスへ

ムバラク大統領退陣を要求する反政府デモが続いているエジプトですが、デモ開始から8日目、反体制政治グループが「100万人行進」を呼び掛けたことから、民衆が首都カイロ中心部のタハリール広場に続々と集結しているそうで、いよいよ、大きなヤマ場を迎えようとしている・・・とか。
鍵を握ると見られるは、昨31日、「民衆に対して武力を行使しない」と宣言する声明を出し、中立の姿勢を打ち出したことで、これにより、ムバラク政権はますます、窮地に追い込まれる可能性が出てきたようですね・・・。

チュニジアの政変に端を発する今回の騒乱ですが、おそらくは、エジプトでこの政権が倒れたときのインパクトは先のチュニジアの比ではないはずで、近隣のアラブ諸国はどこも同じような問題を抱えるだけに、反政府デモのドミノ化を招きかねず、リビア、サウジからイラン、そして、中国まで巻き込んだ一大地殻変動を巻き起こす可能性があると思います。
特に、中東一帯が大産油地帯でもあることもあって、世界は固唾を呑んでその成り行きを見守っているようですが、私がもっとも懸念するのはこれが中国に波及することです。
今回の騒乱は、これまでこの地域で見られたような、宗派間の対立でも、民族間の紛争でも、国家間の抗争でもなく、民衆の生活苦への不満、格差への憤りが爆発した形になっていることを思えば、同様の問題を抱える中国に飛び火しないとは言い切れないでしょう。

今回のエジプトでのデモがフェイスブックを元に惹起されている点は見落とすことが出来ない事態で、この点は中国政府は早速、国内の情報を遮断する方策に出ましたが、少々、遅きに失した観があるように思いますし、こういう時代にもう、情報を完全に遮断してしまうこと自体、難しいことなのではないでしょうか。
もし、これにより、中国国内の不満分子がデモを企てようとすれば、どうしても、取り締まりが厳しい以上、「反日」ということを名目にせざるを得ず、今、日中間にお願いだから波風を立ててくれるなよ・・・と誰よりも思っているのは他ならぬ中国政府当局でしょう。
その一方で、政権移行期にある中国ではこの時とばかり、波風を立てたい集団があると思われ、またまた、一方では、国内の不満を外へ向けるというオーソドックスな手法を試みる人たちも出てくると思われ・・・。

e0027240_19582613.jpgそれにしても、ムバラクという人は随分、長いこと、大統領をやってますよね。
私はこの人が政権の座についたときのことを覚えてますよ。
昭和56年(1981年)、キャンプデービット合意の立役者、サダト大統領が暗殺された後、当時、副大統領だったムバラク氏が後継の大統領になりましたが、そのときの印象では前任者と違い、随分と地味な人・・・という印象で、このとき、花も恥じらう(?)20歳の若者だった私が、まさか、それから30年後に、こんなに見事な50のおっさんになるまで、大統領を続けているとは夢にも思いませんでした。

(←この電車もまだ、現役ですけどね(笑)。)
                                       平太独白
by heitaroh | 2011-02-01 19:50 | 国際問題 | Trackback | Comments(2)

もはや弊害の方が大きくなりつつある民主党政権の傷痕
親愛なるアッティクスへ

e0027240_1925379.jpg私、例年であれば、大体、この時期はヒマで、12月の年末繁忙期を迎える前に雑事は済ませておこうとばかり、お歳暮を注文したり、年賀状を書いたりしているのですが、今年に限っては、とにかく、多忙を極めておりまして・・・。
特に、今週一杯がピークでして、本当はこんなことをしている場合ではないのですが・・・。

(←福岡市内の某庭園です。忙中閑あり・・・といきたいところですが、残念ながら、こういう物でも見て、気を落ち着かせるしかありません(笑)。)

ところで、民主党政権も、もはや、弊害の方が多くなってきましたね。
私も、先の衆議院選挙では民主党政権の出現を望んだ一人だったのですが、昨今の日本を取り巻く現状を顧みれば民主党政権の世間知らずが遺した傷痕は大きいですよ。

まず、先般よりの尖閣諸島問題に端を発する中国との不和についてです。
私は本音を言えば、また、面倒くさいことになるので申し上げるつもりはなかったのですが、この件ははっきり言って、民主党政権の不慣れがすべてですよ。
批判されても、小火のうちに消しておくべき物を格好良いことばかり言っているうちに・・・。
(そもそも、日本は弱者なんだということがわかっていないんじゃないですか?改めてかつて、東西冷戦時代、自民党政権が北の海でやっていた「無策」が如何に当を得たものであったかという気がします。)

仮に、日本・・・、否、民主党政権が言う「正論」が通ったとしても、中国自体、実に不安定デリケート隣人だという認識があるのでしょうか。
胡錦涛政権は、何だかんだ言っても、それなりに政治感覚を持った「良識」ある政権ですが、これが倒された後に出来る政権というものが日本にとって、どれだけ、危険な政権になるのかわかっているのでしょうか。
それを政府間に留まらず、両国民の間で反感気運を高めてしまった罪は大きいですよ。

それから、中国と事を構えるつもりならば、ロシアとは結ばなければならないでしょう。
それは、かつての帝国日本が中国と泥沼の戦争を続けながら、大敵・アメリカ戦端を開いたという両面作戦の愚かさが何より、雄弁に証明してくれているのでしょうが、それなのに、前原誠司外務大臣は向こう受けするようなことばかり言って、結果、大統領選挙が近づくロシアを硬化させて、国後島への視察を招いており・・・。
(この点、前原という人は偽メール問題の時もそうでしたが、残念ながら、岡田克也幹事長と比べれば、二段も三段も下がる人材であることは否めないように思います。)

ついでに言えば、中国と事を構えるつもりならば、インドの存在は大事です。
さらに言えば、中国を牽制することが出来る位置にいるインドに役目を果たしてもらおうと思えば、パキスタンとの間に和平を結ばせることも考えねばなりませんし、そういう視点に立てば、アフガニスタン混迷は日本にとっては本来、歓迎すべき事態のはずです。
もっと言えば・・・・・、いや、これ以上はもはや無意味ですので申し上げませんが、要は、民主党政権には、そこまでの覚悟考えがあって、やっているのか・・・ということです。
どう考えても、行き当たりばったりで、後先考えずにやってるだけでしょ・・・と。
                                         平太独白
by heitaroh | 2010-11-08 21:14 | 国際問題 | Trackback | Comments(4)


国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。
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プロフィール
池田平太郎

昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。

昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、「区画整理」「固定資産税」

以後、ふつー(以下?)に現在に至る。

平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、「毛利輝元」の生涯を描いた小説、[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。

平成18年 老いた名将信玄に翻弄される武田勝頼を描いた[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。

平成20年 共に絶版となる。

平成22年 性懲りもなく、黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。

平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で法外な値段で売買されている現状を憂慮し、「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として復刻再出版

平成25年 前作、「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす」が大幅に割愛された物だったことから、常々、忸怩たる思いがあり、文庫本化に際し、新たに5倍近くに書き足した「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす 増補版」として出版。

平成29年 兄、岩崎彌太郎の盛名の影に隠れ、歴史の行間に埋没してしまった観がある三菱財閥の真の創業者・岩崎弥之助を描いた、「三菱を創った男岩崎弥之助の物語 ~弥之助なかりせば~」を出版。

わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった典型的福岡人
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