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お笑い下されたく候・・・
顧みれば、いたずらに馬齢を重ねるのみにて恥多き人生、慚愧に堪えず。
戯れに、一詩参らせ給い候。
お笑い下されたく候。

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のんべんだらりと生きてきた
ぎゅーっと 凝縮されてない
のんべんだらりと生きてきた

明日いくさで死ぬかもしれぬ
のんべんだらりと生きられぬ
のんべんだらりと生きられぬ

するべき事をせず
なすべき事を為さず

のんべんだらりと生きてきた
いたずらに馬齢を重ね幾星霜
のんべんだらりと生きてきた

起きて飲んで食って寝ただけ
のんべんだらりと生きただけ
のんべんだらりと生きただけ

千載一遇 勇はなく
乾坤一擲 覇気もなし

のんべんだらりと生きてきた
ただただ世に在りしのみにて
のんべんだらりと生きてきた

目の前の うつつを言い訳に
のんべんだらりと生きている
のんべんだらりと生きている

少年の日の 青空は高く
夏草は無限の未来を誘う
想いは遠く もはや還らず
 
いつのまにやら視線は下がり
志とやらは どこへやら
時流に流され どこへやら

のんべんだらりと生きてきた
のんべんだらりと生きてきた

           by 平太郎
                                  平太独白

by heitaroh | 2005-07-28 17:33 | 私小説 | Trackback(1) | Comments(2)

日本の安保理入りと親日国トルコのEU加盟・・・。
親愛なるアッティクスへ

前回投稿記事「平太郎独白録 トルコ建国の父、満点・アタチュルク」の続きになりますが、そのトルコですが、奇しくも、今、日本と同じように悲願とも言うべき課題が共に行き詰まっています。
言うまでもなく、日本に於ける国連安保理の常任理事国入りと、トルコに於けるEU加盟ですね。

e0027240_11313191.jpg
(↑明治23年(1890年)9月16日夜半、オスマントルコの軍艦エルトゥールル号が遭難した和歌山県串本町沖にある紀伊大島。地元民の献身的な看護から親日国トルコが始まったと言われています。)

もっとも、日本のそれは、政府、特に外務省だけが悲願としているように感じられます。
国民のどれだけが、「なぜ、常任理事国にならないといけないのか?」、「なったらどうなるのか?」についてきちんとした説明を受け、これを理解していると言えるのでしょうか?
外務省は「拒否権」の問題も含め、きちんと国民に説明するべきだと思います。

「常任理事国になりたい、ならなけらばならない。その為に必要なのは、国会での合意であり、関係各国の同意である。愚民たる国民に説明するだけ無駄で、その総意などというのは必要ない。」
そういう姿勢が見え隠れするように思えます。
しかし、国民の総意支持盛り上がりにも欠ける国では、どうしても説得力に乏しいと思います。
やはり、今回、常任理事国入りがだめだったなら、日本人が悲嘆にくれる映像が世界各国のメディアに配信されるようなことがないと・・・。
その姿を見れば、諸外国は改めて、「それほどまでに・・・。」と日本の本気度を知ることになるのではないでしょうか?

外務省は、もっと、徹底的なまでに国民の理解を得る努力をするべきだと思います。
                               平太独白
by heitaroh | 2005-07-27 18:22 | 国際問題 | Trackback(5) | Comments(7)

最大の抵抗勢力・・・「父」!後編
親愛なるアッティクスへ

この辺は、以前、「平太郎独白録 アジアには王様が必要」の中で申し上げましたように、日本の江戸幕府がペリー来航に際して要求に屈したことから、国内で一気に反幕府勢力の台頭を許したことからもわかるように、「武威を背景にして成り立っている政権というものにとって、内弁慶であることを内部に知られることは致命的なこと」なのです。
今のアサド政権は、改革、守旧、攘夷(アメリカ)、開国、倒幕、佐幕入り乱れるという・・・まさしく、江戸幕府さながらの難しい舵取りを迫られているようです。
こういう姿を見せつけられたなら、まだ、イラクが遠くの出来事である北朝鮮にとっては、なおのこと、絶対にアメリカに頭を下げた形での六カ国協議の妥結だけは避けなければならないところではないでしょうか・・・。

もっとも、シリアでは党大会に参加する党員の殆どが70歳以上ばかりだそうで、「こんな状態で改革なんかできるはずがない!」と若手改革派の党員が吐き捨てていまいしたが、この辺りは、どこやらの国と思わずオーバーラップさせてしまい、少し頭を抱えてしまいました(笑)。
さらに、その若手改革党員が、抜本的な改革を阻む党内の守旧派に対して論戦を挑む姿が紹介されていましたが、その若手党員にとっての最大の守旧派こそ、何と結党以来のバース党員という彼の「父」でした。

お決まりのオチになったのかもしれませんが、この辺は古代ローマに於けるユリウス・カエサルポンペイウスとの内戦の際にも、カエサルの側に付いたのは改革を支持する若い息子世代が多く、ポンペイウスの側に付いた者は、多くがこれまでの体制こそが理想であるという父の世代であったと言います。
その意味では、改革とはいつの時代も世代間闘争・・・ジェネレーション・ウォーとしての一面を持っているのかもしれません。
まさしく、「大義『親』を滅す」!でしょうか・・・。
何とも、笑えないオチになってしまいました。

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by heitaroh | 2005-07-25 12:49 | 国際問題 | Trackback(4) | Comments(4)

最大の抵抗勢力・・・「父」!前編
親愛なるアッティクスへ

今、日本にとって、最大の不安定要因である国、朝鮮民主主義人民共和国・・・通称「北朝鮮」
六カ国協議以前に、この国の行方は、日本にとっても多大な影響を及ぼされることは必至であり、無関心ではいられない国です。
その北朝鮮の行方を占う上で、注目すべき国があります。
「シリア」です。

ともに、社会主義独裁国家であり、ともにアサド家と家という、カリスマの先代から息子が権力を受け継いだ国家でもあります。
また、ともに長年、打倒を掲げてきた韓国イスラエルの存在があるところも同じです。
違うとすれば、北朝鮮には隣国としての大国中国の存在があるのに対し、シリアは長年、軍隊を駐留させていた小国ヨルダンがあることでしょう。
しかし、今や、その何よりの違いは、北朝鮮にとっては遠くとも、シリアにとっては隣国であるイラクの存在でしょう。

アメリカの力により、イラクでフセイン政権が倒され、ブッシュ大統領の口から、「シリアはテロ支援国家である!」などと飛び出しては、まるで、「次はおまえだ!」と言われているようなもので、シリアはアメリカの圧力に屈し、民主化を受け容れた結果、反体制派の発言力が高まり、一方でなおも強まるアメリカ圧力と、これに対する根強い反米感情という複雑な政治情勢の中、一党独裁政党であるバース党の中からも改革を望む声が聞かれるようになっている・・・と、。
しかし、その反面、守旧派抵抗も激しいくなり、今や、シリアは60年間保持してきた「社会主義」「アラブの統一と解放」というイデオロギーの見直しさえ余儀なくされているとさえ言います。

週明け、月曜に続きます。

                                         平太独白
by heitaroh | 2005-07-23 18:40 | 国際問題 | Trackback | Comments(0)

プロ野球オーナー会議と日本相撲協会
親愛なるアッティクスへ

アメリカという国は、プロ野球に限らず、世界のリーダーたる自覚に乏しい国のようです。
世界恐慌時に自国の権益囲い込みに走り、持たざる国をして戦争に走らせる遠因とせしめたことを挙げるまでもなく、イラクを始め、世界中のあらゆるところで身勝手な行動が世界に計り知れない混乱を巻き起こしていることに、まるで気づいていない。
この点は、現代のアメリカの企業の、「短期的に収益を上げることだけを求め、株主の利益だけを優先する体質」とも共通するようです。
とにかく、この国はどうにも長期的な視点で物を見ることができない国のようですね・・・。
「巨人・アメリカ・東京都・・・」と(笑)。)

以前、日本のプロ野球もドラフト会議の改革案がまとまった時、古田敦也選手会会長が「妥協の産物」と批判した言われるくらい、結局、色々な意見の折衷案だったそうですが、この辺は、以前、「平太郎独白録 日本プロ野球の諸問題の根源」の中でも言いましたように、一番の問題点は、最高意志決定機関がオーナー会議だということだと思います。
12人全員賛成がないと前に進まないなんて、何とも信じがたいシステムだと言わざるを得ないのではないでしょうか?
話がまとまらないから、少々、利益誘導しようとも、ナベツネこと渡辺恒雄さんみたいに強引な人に出てきて貰わないと話が前に進まない・・・。

そう言ったら、ある人から、「全員一致でないとダメというところは、是々非々だと思います。話も進めばいーってもんでもないでしょーし…。」というご意見を頂戴しました。
ところが、それは大きな間違いで、マキャベリの言葉だったか、「何も決まらないというのはかえって弊害が大きい」というのがあります。
つまり、一番、下策だと。
少々、極端に言うならば、右でも左でも鉛筆を転がしてでもさっさと決めて、その助長補短策にこそ力を注ぐべきだ!いうことでしょう。
本来であれば、オーナー会議などではなく、コミッショナーが権限を持つべきですよ。

それはさておき、このドラフト改革で思い出すのが、日本相撲協会です。
以前、貴乃花親方が「力士給与の年俸制」「狭い升席を四席から二席に」「地方場所で合同地方宿舎の設置」「協会が小中高一貫の相撲学校を経営」等々、協会運営などに関する持論をメディアで繰り返し発言したことに対し、協会が厳重注意をしたということがありましたよね。
貴乃花部屋では、すでにタニマチに頼らず、サッカーチームのように広く薄く安定して支援を集める「サポーター制度」を開始していることもあり、兄弟での確執の問題ではとかく株を下げたものの、斬新なビジョンを持っている辺りは、さすがに認めないわけにはいかないと思います。

相撲協会も、今の相撲人気の低迷に対し、対処しようと思っているのなら、検討するしない以前に、少なくとも口をふさぐ必要はないんじゃないですか?
結局は何を言ったかではなく、誰が言ったかなのではないでしょうか?
理事にならないと物が言えないなんて、本音は「若造が!」といったところだったのでは?
引退直後の九州場所の時に、土俵下に座っていた貴乃花親方は、どうみても、間違ってロータリークラブに入ってしまった若造にしか見えませんでしたネ・・・(笑)。
オーナー会議といい、相撲協会といい、どうして、日本はこうなってしまうんでしょうか・・・。
自分の村のことしか考えないアメリカにも困ったものですが・・・。
                          平太独白
by heitaroh | 2005-07-22 20:28 | スポーツ | Trackback(4) | Comments(4)

小野田寬郞という人格
親愛なるアッティクスへ

小野田寬郞という人物がいます。
いつまでも、元日本兵という呼称で呼ぶのも如何なものかと思いますが、言うまでもなく、あの市川雷蔵主演で有名な「陸軍中野学校」を経て、フィリピンのルバング島へ赴任し、でそのまま、終戦を知ることなく30年近く、戦い続けていた人物です。
昭和49年、この人が日本に帰還したとき、国内の反響は、まさしく、昨今の拉致被害者の帰国の時と同じようなもので、熱烈なものがありました。
当時、子供だった私には、その少し前に帰還した横井庄一氏のときと同じく、なぜ、大人たちがそんなに騒いでいるのか理解できませんでした。

で、先日、この人のインタビュー番組がテレビであってましたが、私が見るところ、この小野田寬郞という人物を構成している要素は二つ
即ち、ひとつは、「激しさ」であり、もうひとつが「プラス思考」ではないかと。
このインタビューの中でも、度々出てきた言葉が「過ぎたことは振り返らない。」でした。
フィリピンでのゲリラ活動中、フィリピン軍との交戦により戦友を次々と亡くし、遂に一人になったときに、彼がやったことは、「二人の時にうまく活動できなかったこと」、「一人の方が支障なく活動できること」を書き出すことだったと言います。
また、「もし、もう一度、人生をやり直せるとしたら?」というインタビュアーの問いにも、「やり直すって言ったって、人間、先天的なもの、後天的なもの、そして、時代で、そう思い通りになるわけでもないから・・・。」と答え、他にも帰国して後、全国から彼に送られた見舞金を全額、靖国神社に寄付したところ、一部の人から軍国主義と非難されたことに対しても、「何も私一人が戦争に行ったわけじゃないんだから帰国したら、人と同じように働けばいいんであって・・・。」と述べるなど、そこには、徹底的なまでに、卑屈被害者意識など微塵も見られませんでした。
その後、氏はブラジルに渡り、日本との往復生活を送っておられるとのことでしたが、その際、いつも日本を発って飛行機がブラジルに到着するときになって初めて、「あ、俺はブラジルで牧場やってたんだ。」と思い出すと言いますから、おそるべき、プラス思考集中力ではないでしょうか?

一方で、彼は物心ついてより、両親と反りが合わず、17歳にして上海に渡り、貿易業に従事する傍ら、思い切り、青春を謳歌したそうですが、小野田自然塾を作ったきっかけも、川崎市で17歳少年金属バット殴り殺した事件をブラジルの邦字紙が報じたことだったそうで、加害者の少年に対しても、「どうして、家を出なかったかなー。僕は17歳の時には家を出ていたんだけどなー。」と呟いている姿が印象的でした。
彼のこの気性の激しさと、この徹底したプラス思考があったからこそ、今も充実した人生を歩んでおられると共に、同時に彼をしてルバング島で戦い続けさせることになったものと思われます。

そのインタビューの中で最も印象に残った一言が、「子供たちにもよく言うことだけど、『目的がなかったら、くじけるよ。』と。目標を持たずに、悩み出すと網に絡まっちゃって抜け出せなくなる。」というものでした。
まさしく、これこそ、私が度々述べております方向性ということであり、即ち、「自分は何の為に、今、これをやっているのか?」ではないでしょうか?

多くの自殺者を出している現代日本
『目的がなかったら、くじけるよ。』
小野田さんのこの一言は、子供たちにではなく、今の迷走日本に語りかけていることのように思えて成りません・・・。
                                   平太独白
by heitaroh | 2005-07-20 20:31 | 時事問題 | Trackback(1) | Comments(4)

ソフトバンク、20時以降無料の試み!
親愛なるアッティクスへ

e0027240_17365568.jpg連休を挟んでの15日と今日19日、何と、ヤフージャパンドームはホークスファンクラブ会員に限り、20時から無料!!!なんです。
で、タダと言う言葉に弱い福岡人、今日も、しっかりガキと行くようにしてます。
でも、20時から・・・って、逆に有り難いんですよね。
通常は18時試合開始ですから、そうなると16~17時くらいには会社を出ないとならず、結構、無理があるんですよ。
でも、20時からだと、いつもより気持ち早めに出ればいいし。

今の球団は、こういうサービスはもっとやるべきだと思います。
昔の平和台球場なんかは、よく、(子供だけ?)7回過ぎたら、タダで入れてくれたんですよ。
どうせ、20時以降にそんなに客が来るとも思えませんし、空席を遊ばせたところで経費もそう大きく変わらないでしょう?
だったら、タダでも入れれば、飲み食いしたり、グッズ買ったりして、お金落としていくかもしれないじゃないですか・・・。

で、画像は15日のものです。
20時ちょうどに駆けつけたところ、すでに窓口前はこの状態。
しかも、向こうも初めての取り組みだから、要領が悪い!
ファンクラブのカードを見せて、券と引き替えるだけのことに、えらく時間がかかり、この程度の行列がさっぱり、前に進まない。
で、イライラしながら待って、やっと、券を引き替えしたら、今度は何とゲートは一番反対側・・・。
ぐるっと、ドームの反対側まで行って、やっと席に着いたら、もう、8回!
しかも、席に到着するまでに「社会保険料不払い摘発」西武(何だかダイエー時代を見ているような複雑な気分・・・。)に点取られて同点にされてしまう始末。
20時と言っても、投手戦はトントンと終わってしまうんだから、券にありついた段階ですでに試合が終わっている可能性もあり・・・。
それでは、ちょっと、いくら何でもお粗末でしょう!

でも、1イニング後にはすべて忘れました。
そうです。
そんなイライラを吹き飛ばしてくれました松中サヨナラホームラン
しかも、天敵松坂から、全打点をたたき出す四安打3ホームランの三本目!
松坂も8回に152km出してましたから、決して調子は悪くなったんですよ。
それなのに、三本!
「すっげ~!!」って、思わず、鳥肌が立ってしまいました。

こうなれば、もう、飲まんわけにはいかんでしょう(笑)。
その後の行動はここでは記せません♪

でも、20ゲーム離された西武がもし日本シリーズに出るようなことになったら、セのチームに対して、余りにも失礼でしょ・・・。
プレーオフってのは、何ともおかしな制度だと思います・・・。

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by heitaroh | 2005-07-19 17:28 | スポーツ | Trackback | Comments(0)

ベアトリーチェ・チェンチの肖像
親愛なるアッティクスへ

先日、例によって、ビデオに撮りダメしていたテレビ番組「美の巨人たち」・・・が出てきました。

e0027240_15591678.jpgで、就寝前に何気に見ていたら、出てきたのがこの絵・・・。

私にはこの絵を一目見るなり、なぜか、「これは、死人(しびと)じゃないか!」いう感を強くしました。

この小さな画像ではいまいち、伝わってこないのですが、22歳という割にはまだ、あどけない少女に見えるその絵は、でも、どうみても、ちゃんと目も開いているし、息づかいも感じるし、その意味では、やはり生きてる人の生身の肖像なんでしょう。

が、なぜか、何度見なおしても私には死人に見えるという・・・。

ナレーターの小林薫さんが、「これを見て、遺影のようだと思ったあなた。あなたは鋭い勘の持ち主です」と言ったので、「やはり何かそういう関係の物なのか!」とは思いましたが、私にはなぜか、どうみても、やはり「遺影」ではなく「死人(しびと)」にしか見えないんですよ。

一つには頭のターバン脳外科手術を受けた患者のようにも見えたこともあるのでしょうが、とにかく「死人」というイメージが強く訴えかけてきました。
この絵の人は生きながらに死んでいる・・・と。

本当に寒気がする一枚でした。
振り返った構図からの諦観というべきか達観したとでも言うべきか・・・その視線。
おかげで、暑さと同時に眠気も吹っ飛んでしまいましたが・・・。

この絵は、今更!と言われる方も多々、いらっしゃるでしょうが、イタリアはローマのバルベリーニ国立絵画館が所蔵しているグイド・レーニの作で、「ベアトリーチェ・チェンチの肖像」というタイトルの物です。
そして、この絵は、この女性「ベアトリーチェ・チェンチ」死刑になる直前に描かれたとか。

罪状は父殺し
イタリア貴族であった父の暴力に耐えかねての犯行だったとも、財産を狙った権力者の陰謀だったとも言いますが、当時の民衆は、この女性に大いに同情的で、処刑の時には怪我人も出たとか。

ベアトリーチェ・チェンチ 1599年9月11日 処刑。
享年22歳
まったく、鬼気迫る名画です。
                              平太独白
by heitaroh | 2005-07-18 19:33 | 文学芸術 | Trackback(1) | Comments(6)

綺麗なデンマークより汚い中国が好き的デンマーク視察報告
親愛なるアッティクスへ

唐突ですが、私は綺麗なデンマークよりも、そうじゃない中国の方が好きです(笑)。
随分前になるのですが、私は、明らかに私のような低俗な輩とは場違いな視察団に混じって、北欧の国・デンマークへ行ってきました。
結論から言って、私にはデンマークという国は肌が合いませんでしたね。
ヤコブセンとかロイヤル・コペンハーゲンなんて興味ないし、チボリ公園は単なる浅草花屋敷状態だし・・・(笑)。

で、以下はその折り、提出を求められたレポートです。

--------------------------

 以前、私はスペインを訪問する機会があった。
当初、行く予定はなかったのだが、丁度、拡大EU発足間もない頃であり、最西国国民として拡大EUというもの、特に新加盟国に対してどういう意識を持っているのかと言うことについて、どうしても触れてみたくなったことが直接の動機であった。
 従って、出発の三日前に突然参加するという慌ただしい参加だったが、その折りにはスペインという国がドイツにおけるヒットラーのように、未だフランコという人物の陰を未だ引きずっていることや、驚くべき経済の好調とは裏腹な社会主義的な労働法の存在があることなど、自分なりに裏付けを得ることが出来た。
今回のデンマーク訪問に対しては、この時とは逆に申し込みは早かったものの、前日に引っ越しを終えたばかりという慌ただしさもあり、自分としては未だ消化しきれていないように思えてならない。

デンマーク・・・。
北欧特有の清潔で美しい町並み。
ヨーロッパとは思えないほどの治安の良さ。

e0027240_16321611.jpg悪戯に明るすぎることもなく純朴さを感じさせる人々。
充実した福祉国家であり、経済的に、大酪農国でありながら、「オンリーワンになればナンバーワンなれる」という戦略を徹底して、工業国としても発展を遂げ、経済大国日本に対しても黒字を維持しているという。

しかし、それほど言うことのないこの国に対して、私はどこか釈然としないものを感じている。
それは、到着翌日に介護センター並びに高齢者共同住宅を見学に行ったときのことである。
あまりに至れり尽くせりのようなこの施設をみたとき、私には、これは疑問・・・というよりも、それを通り越して欺瞞のようにさえ感じられた。
両国の国民性や事情などは考慮する必要があるのかもしれないが、案の定、ここに入れるのは高齢者全体5%だそうで、であれば、ここまで至れり尽くせりにするよりも、予算や人員を削減して、こういう施設をひとつでも多く他に作るべきではないか。
残りの95%の高齢者すべてが入所を希望しているわけではないだろうが、外には入所を待つ人たちが列をなしていることには違いないのだから。

それらを含め、私にはこの高福祉社会がどうして機能し得ているのか、大枠として、いまひとつよく理解できない。
福祉が充実しすぎると国民はそれに甘えるものである。
手厚い失業保険があると、人々はそれに安住して働かなくなり、負担はますます増大するであろう。
こういった点には、必ず何らかの歯止めがかけてあると思われ、あるいは権利を主張する時には裏側に義務も生ずる事を熟知しているのがヨーロッパ人だということを考えると、このいいことずくめの高福祉社会は、それほど甘いシステムにはなっていないのではないかと思え、そう考えれば少し得心がいくような気がした。
このあたりは、できれば現地行政当局の意見なども聞いてみたかったが、いずれにしても、やはり私にはどうにも消化不良の感が強いようである。
--------------------------

e0027240_1644419.jpgちなみに、こちらは、あのバルト海に浮かぶ、風力発電の一群です。
ちょっと前に、たばこか何かのCMになってましたので、あるいはご存じなのでは・・・。
でも、私的には、あのバルチック艦隊が日本に向かって出航した海・・・という想いの方が強く・・・。

戯れに一詩詠んでみました。
ただ、哀しいかな明治の軍人たちと違い、漢詩の素養がまるでなく・・・。
誰か、適当に直して下さい(笑)。

  洋上一千里

  遙かに臨む波留渡海(バルト海)
  左舷に波光を見るも
  右舷は境さえも定まらず
  波は砕け風は空を切る
  空を仰げば雲は動かず
  波間の泡に想いは馳せる
  露艦(バルチック艦隊)の航跡

           梁庵平太独白
by heitaroh | 2005-07-16 08:50 | その他 | Trackback | Comments(0)

引っ越しました!
親愛なるアッティクスへ

突然ですが、ライブドアより、こちらへ引っ越しました!

今、えっちらおっちらと手作業で引っ越ししてますが、とりあえず、これからは新居の方で永住するつもりです(笑)。
落ち着きましたら、TBがてら、ご挨拶に上がりますので、よろしくお願いします。

あ、もっとも、当分は旧宅の方にも以前の分は残しておきますし、旧宅の方へコメント、TBなどを頂戴しました場合でも、私の方へ連絡が来るようにはしております。
ということで、何卒、ご理解のほどお願い致します。

e0027240_17142326.jpgところで、今朝、博多は博多祇園山笠のクライマックス、「追い山」でした。
(と言いつつ、長いこと、行ってませんが・・・。)
この画像は、一昨日の夕方、家族で夕涼みがてら、山笠見物に出かけたときの物です。
私は山笠には出てませんが、見物には子供の頃から毎年行ってます。
当時は今ほどに娯楽が溢れていたわけではありませんから、山笠の裏面にはウルトラマン怪物くんなどの子供向けキャラクターがあり、それらを見るのが楽しみでした。
(最近は著作権の問題などあるのでしょうか、子供向けの物が本当に少なくなりました。何と、18ある飾り山笠のうち、子供向けは「空飛ぶヒヨコ」「ドラえもん」のわずか2つ。 今や子供向けに入れてていいのかどうかわからない(?)「ももたろう」「とべとべホークス」を入れても、バラエティものはわずかに4つ! 何とも寂しい限りです。)
また、子供心に、高ーいところに飾ってある家や城などの門の奥は、どこに繋がっているんだろう・・・などと、胸をときめかせたモンです。
もっとも、「らしくない」、かなり、ませたガキだったんですけどね・・・。

それから、博多ではこの季節、山笠見物に行き、櫛田神社に詣でることを「祇園風に吹かれる」と言います。
「祇園風に吹かれておけば風邪をひかない。」とも言います。
しかし、「祇園風」って何だか響きがでいいと思いませんか?
もっとも、櫛田神社も山笠も祇園町にはないんですけどね・・・。

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by heitaroh | 2005-07-15 18:47 | 社会全般 | Trackback(1) | Comments(8)


国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。
プロフィール
池田平太郎

昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。

昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、「区画整理」「固定資産税」

以後、ふつー(以下?)に現在に至る。

平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、「毛利輝元」の生涯を描いた小説、[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。

平成18年 老いた名将信玄に翻弄される武田勝頼を描いた[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。

平成20年 共に絶版となる。

平成22年 性懲りもなく、黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。

平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で法外な値段で売買されている現状を憂慮し、「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として復刻再出版

平成25年 前作、「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす」が大幅に割愛された物だったことから、常々、忸怩たる思いがあり、文庫本化に際し、新たに5倍近くに書き足した「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす 増補版」として出版。

平成29年 兄、岩崎彌太郎の盛名の影に隠れ、歴史の行間に埋没してしまった観がある三菱財閥の真の創業者・岩崎弥之助を描いた、「三菱を創った男岩崎弥之助の物語 ~弥之助なかりせば~」を出版。

わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった典型的福岡人
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