カテゴリ:音楽芸能( 12 )

「レ・ミゼラブル2017福岡公演in博多座」観劇記
昨日今日は台風の影響で随分と過ごしやすくなっていますが、まだ、暑い盛りの8月。
私、門外漢ながら、博多座で上演されたミュージカル「レ・ミゼラブル2017福岡公演in博多座」に行ってきました。

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我々の世代は、レ・ミゼラブルと言うよりも、「ああ無情」の名で記憶されている方も多いと思いますが、実は、私も存在は知っていたものの、ヒュー・ジャックマン主演の映画「レ・ミゼラブル」を見て、見るまで、殆ど、内容は知りませんでした。
で、映画を見て初めて、どういう物かを知り、今更ながらに、原作を読み、解説書を読んで、本場、ロンドンでのミュージカルのDVDを購入したことがあり・・・。

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で、感想を言えば、設備が新しい分だけ、ロンドンのそれより、舞台美術などは素晴らしかったですね。
冒頭の場面で、舞台上に波が立つのは思わず、目を疑いましたよ。
ただ、席が端のほうでしたので、なかなか、全体を俯瞰するわけにはいかず。
博多座も考えてセットを組めば良いのにと。
(舞台からはみ出た所で、突然、歌い出してもどこで歌っているのかしばらく、探さねばならず。)
教訓として、こういうのは後ろの方でも良いから、中央付近で見るべきかと。

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また、思ったのが、日本語では「私は 海へ 行く」が、英語では「私は 行く 海へ」なわけで、その意味では音楽に乗せたときの訳詞の難しさというものも感じました。
「君の名は?」と問われ、「アイ・アム・コゼット~♪」と歌う所が、「私はコゼットです~♪」では、本来、もっとも伝えたい固有名詞である「コゼット」と歌う部分に「です」が来るわけで。
一方で、DVDではストーリー知っているからわかるけど、知らない人が見ると、説明不足でわからないような部分もありましたが、この辺は舞台では日本人にわかるように、見事に必要な説明は台詞の中ですべて簡潔に語られてましたね。

と言っても、役者の技量という部分では、声量も含め、本場のそれにいささかも遜色ないように感じました。
むしろ、よく出来すぎていて、「よくぞ、他国の文化にここまで従順に・・・」と、日本人らしさに苦笑したくなりましたが(笑)。
                        平太独白
by heitaroh | 2017-09-15 06:46 | 音楽芸能 | Trackback | Comments(0)

藤井聡太四段の快進撃にひふみんがもはや歴史
またやってしまった。
6月の更新を忘れてしまいました。

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藤井聡太四段の快進撃と違い、既に一度途切れてたんですけどね(笑)。
もっとも、私は将棋は小学生とやっても負ける程度で、到底、将棋で人様に語れるものは持っておりませんが、ただ、「歴史」という観点から見ると、少し思うこともあり。

その藤井四段の連勝記録の最初に対戦した「ひふみん」こと、加藤一二三九段ですが、自身、「神武以来の天才」と呼ばれた人だっただけに、14歳の藤井四段との対比がより、印象づけられたのでしょうが、私が言いたいのはそこではなく、初めての名人戦挑戦の相手が神様・大山康晴だったと言うこと。
(まさしく、今の藤井聡太と羽生善治かと。)
さすがの、神武以来の天才も神様大山の前には鎧袖一触、これでもかというほどに叩きのめされます。

その加藤青年を懇意にし、打倒大山に執念を燃やしたのが、大山の同門の先輩である無頼派・升田幸三
升田はついに昭和31年(1956年)の第16期名人戦において大山から名人位を奪うが、大山の巻き返しに合い、翌年から次々とタイトルを奪回される。
それだけに、升田の執念はすさまじく、ついに、さしもの大山も追い詰められる。
九分九厘勝っていた場面で、升田が放った「ほな、ボチボチ攻めたろかい」の一言に、大山が憤激。
そこから、まさかの逆転で敗れ、以後、升田は、タイトルを一つも獲得できなかった。

その升田は、明治3年生まれの「王将」坂田三吉の謦咳に接している。
そう考えれば、加藤九段の存在自体がもはや、「歴史」なんだなと。
一方で、「若いうちは強いのが当たり前です」とは大山名人の言。
泉下の神様、藤井聡太四段の快進撃をどう思う。
                    平太独白
by heitaroh | 2017-07-03 18:53 | 音楽芸能 | Trackback | Comments(2)

KAWAMURA BANDに見る無償の広報活動への発想の転換
先日、これ(↓)行ってきました。

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KAWAMURA BANDなるもののショーですね。
カワムラバンドというのは地元ではちょいと知られた・・・というよりも、いつだったか、日本テレビの「世界1のSHOWタイム〜ギャラを決めるのはアナタ〜」に出演して結構な評価をされ、割りと今では全国でも知ってる人が多いのではないかと思われる、サザン・オールスターズの・・・、自称・・・「ばったもん」だそうです(笑)が、この辺、時代をリードするようなオリジナルは作らないけれど、でも、真似事を本物の域にまで高めてしまうのがいかにも福岡人って感じで、それなりに見応えはありましたよ。
とはいえ、元々、オリジナルを見たことがある訳じゃないんで、偉そうなことは言えないんですが、とうせ、本物は見れないんだろうし・・・、だったら、これで十分かなと。

で、帰ってきて、ずっと、この時聞いた曲、Bye Bye My Love (U are the one)』てのが耳について離れず・・・、とうとう、DVD買っちゃいましたよ。
(本当はCDでいいかなと思ったのですが、あんまり気が利いたベスト盤などが見当たらず・・・。もちろん、歌自体は聞いたことがあったのですが、それでもタイトルもわからない程度の認識で、帰宅してあんまり耳に残るものですから、ネットで調べて知った次第でした。)

で、思ったんですが、こういうコピーバンド・・・、今はトリビューバンドって言うんですか?
・・・こういうコピーは本物の価値を毀損しない限りはオリジナルにとっては大変、ありがたい存在なんじゃないですか?
だって、彼らは自分たちのアルバム持ってるわけではないので、私みたいにこれ聞いて、聞きたいと思った人はオリジナルのDVDを買わなきゃならないわけだし、そういう意味では無償で広報活動をしてくれているようなものじゃないですか。

昨今のコピーはけしからんとか、著作権の問題がどうのってのは少し考え直すべきなんじゃないかと。
少なくとも、山笠でさえも子供向けの物が出ないという現状はもう一度、考えなおすべきだと思いますね。      
                                   平太独白

by heitaroh | 2014-08-26 12:57 | 音楽芸能 | Trackback | Comments(6)

「こうやって 今年の盆は 明けにけり」
親愛なるアッティクスへ

今年の盆もついに終わり・・・。
一昨日、久々の独身生活を謳歌すべく、勇躍、独り、居酒屋の暖簾をくぐるも気がつけばいささか痛飲しいつもの泥酔。

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昨日は午前中は二日酔いで動けず、午後から何とか仕事に行くも、夕方から眠たくて眠たくて、酒も飲まずに、ローソンのポンタ唐揚げ食って(ポンタ君って・・・結構、好きかも(笑)。)風呂入って、さっさと布団に入ったら今度は一転、なぜか眠れず・・・。

e0027240_15454610.jpgやむなく、夜半よりおもむろに昨年来撮り溜めしたままになっていたビデオ、「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」「SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜」を見る。
両方共、それなりに面白かったが、特に「踊る大捜査線」は一番最初のやつに少々、思い入れがあり、劇中の「あれから13年」ということにも少々、感慨を抱く。

(←「先達が
  逝きて眺むる
   盆提灯」
    梁庵平太)

13年前、正月4日の午後3時頃・・・、年始回りを終え、取引先から出てきたところで、ばったりと知己と会い、「どうする?」ということに・・・。
厳粛なる鳩首会談の結果、中洲もまだ開いてないということで、「映画でも見に行くか」ということになり、見たのがこのシリーズの映画第一作となる「踊る大捜査線 THE MOVIE 湾岸署史上最悪の3日間」・・・。
主演の織田裕二くんの「事件は会議室で起きてるんじゃない。現場で起きてるんだ!」という名言は男の魂に響きましたね(笑)。
当然、終演後も興奮冷めやらず、そのまま、中洲で深夜まで一戦仕り候。
当時は私もまだ、30代・・・。
いやいや、み~んんな若かった。

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もっとも、13年後の現実はそれほど甘くはなく、おかげで今朝は、目が覚めたら11時。
こんなに朝寝坊したことはここしばらく、記憶が無いなあ・・・などと悠長なことを言っている場合ではなく、12時に奇しくも、13年前にご一緒した知己と久々に会食する約束をしており、慌ててシャワー浴びて、着替えて車に駆け込む。
まあ、今日までは休みの延長みたいなものだから良いんだけれど・・・。
                                         平太独白
by heitaroh | 2012-08-16 17:35 | 音楽芸能 | Trackback | Comments(0)

恥ずかしながら良い年こいて朝ドラ「カーネーション」に感銘
親愛なるアッティクスへ

今、朝ドラで「カーネーション」というのをやってますよね。
私は普段、こういうのはあまり見ない人ですので、これまでまったく見てなかったのですが、少し前から録画してまで見ています(笑)。

e0027240_1523244.jpgこのドラマは、コシノヒロコ・ジュンコ・ミチコ「コシノ3姉妹」の母の生涯を描いた物・・・だそうですが、私が「朝ドラ」なんぞを録画してまで見るというのは後にも先にも「ゲゲゲの女房」とこれだけですよ。
(ある程度、実在の人物の泣き笑いに肉付けしたモノでないとどうにも・・・。)
で、このドラマ、ゲゲゲの女房同様、結構、毎回、終わった後に考えさせられることが多々あり・・・。
(もっとも、どちらも前半は殆ど見てませんでしたけどね(笑)。)

で、場当たり的に、思いつくことを縷縷述べてみたいと思いますが、まず、女優陣、結構、凄いですね。
ヒロインを演じる尾野真千子さん、
私はこの人のことはまったく知らなかったのですが、NHKのドラマ「火の魚」で故・原田芳雄の可愛い相手役をした人・・・と知ったときは、結構、意外でした。
見事に体当たりで河内女を演じきっており・・・。
それと同じくらいに、凄い・・・と思っているのが、次女役の川崎亜沙美という人・・・。
こちらも、私はまったく存じあげなかったのですが、良くぞ、こんな役者居たなぁ・・・って感じで。
「女にしておくのが惜しい」という昭和時代の言葉がこれほど似合う女優さんも久しぶりに見ましたね。

ついでに言うと、「長女が笑うと次女が泣く、長女が泣くと次女が笑う」・・・というシーンがありましたが、この姉妹は単に姉が成功したから妹もやってみたら成功した・・・などという生易しい関係ではなかったんですね。
俳優の長門裕之、津川雅彦兄弟なども「兄がデビューしたら弟が不機嫌になり、弟が売れ出したら兄は裏で物を壊す音がした」・・・と、同様のことがあったように聞いておりますので、この点は、なかなか余人にはうかがい知れないものがあるのでしょう。

もう一つ言うと、今年の大河ドラマでは私と同年である中井貴一くん(?)が主人公の父親役をやっていることに、初めて、眼前に、「嗚呼、もう、ついにそこまで来たか・・・」という事実を突きつけられた感を強くしておりますが、(これまで、大河ドラマで主人公の父親役と言えば、滝沢修、千秋実さんらの時代はあんまりとしても、それでもせいぜい、北大路欣也、高橋英樹、長塚京三、児玉清・・・とまだ、少し上の世代だったんで・・・。油断していました(笑)。)、このドラマでも、お祖母ちゃん役は我々の時代のアイドル・麻生祐未ちゃんではないですか!
先般、竹下景子お姉さんが「ゲゲゲの女房」や「坂の上の雲」でお婆ちゃん役をされたのもショックだったのですが・・・。
時代は否応なく、我々を端へ端へと追いやっているようで・・・(涙)。
                                         平太独白
by heitaroh | 2012-02-17 18:06 | 音楽芸能 | Trackback(1) | Comments(2)

由紀さおりの世界的ヒットに良品は人の胸をうつの理
親愛なるアッティクスへ

昨年のAKB48は、それまで、ピンクレディなどの昭和のヒットメーカーたちが持っていた記録をことごとく塗り替えたんだそうですね。
一方で、同じく昨年、話題になったのが、由紀さおりさんの昭和44年(1969年)の代表作「夜明けのスキャット」・・・でしょう。
昨2011年は世界20ヵ国以上でCD発売・デジタル配信され、11月2日付のiTunesジャズ・チャート及びカナダiTunesチャート・ワールドミュージックで1位を獲得した・・・とのこと。

私は「夜明けのスキャット」をぎりぎりリアルタイムで聞いた世代ですが、今の若い人たちからすれば、「誰?」か、もしくはせいぜい、「ああ、童謡歌手のおばさん姉妹」・・・ではないでしょうか。
また、知っていても、ドリフターズのコントや映画やドラマなどでの母親役などで女優として認識されている方も少なくないのではないでしょうか。
それだけに、何だか、思いもよらぬ所から突然火がついた観がある・・・のではないかと思いますが、でも、私はこの曲がこうなることにはそれほどの驚きはなかったですよ。

実は、今から何年(何十年?(笑)。)くらい前でしょうか、松田聖子ちゃん(だったか)の曲がスペインでヒットしている・・・という話を聞いたことがあります。
まあ、なにぶん、当時のことですから真偽の程はわからないのですが、私はそれを聞いて、「もっと、日本語の歌も受け入れられるはずだ」・・・と思いましたよ。
つまり、本当に良い曲は何語であろうと絶対に人の胸をうつはずだ・・・と。
ただし、それにはそこへ挑戦するだけの「資格」がいる・・・と。
(そうでなければ、大した実力もないのにメジャーへ挑戦し、結果、評判を落としている日本のプロ野球選手のようになるでしょう。)
そして、その意味ではそれに値する曲・・・となったときに、私がまっさきに思い浮かんだ曲の一つが「夜明けのスキャット」・・・でした。

何より、そう確信したのは、当時、他ならぬ私たち自身が英語の曲を、歌詞の意味なんかまったくわからないで普通に聞いていた・・・ということでした。
今でもそうだと思うのですが、私たちは母国語は別として、外国の歌を聴くとき、歌詞を理解しながら聴くのではなく、一種の、メロディの上に乗って流れてくるデコレーションのような感覚で受け入れているのであり、その意味では、日本語だからってアメリカ人の胸に響かない・・・ということもないだろうと。
それがそうならないのは、単に、英語文化卑屈になってるだけで、紹介されていないだけだと・・・。
(ちなみに、ビートルズ「レット・イット・ビー」は私には何度聞いても、「エル・ピー~♪エル・ピー♪♪」と聞こえましたので、「なぜ、LPなのか?」と思いつつも、思いっきりそう歌ってました(笑)。)

実際、すでに、前例があったわけじゃないですか。
日本人で唯一、ビルボード1位になった「SUKIYAKI」は、当初、日本で発売された歌がアメリカでも人気になってきたことから、色々な人が様々な歌詞に翻訳して歌ったそうですが、結局、ヒットしたのは意味不明の坂本 九さんのオリジナルの歌だったわけで・・・。   
                                    平太独白
by heitaroh | 2012-02-07 07:38 | 音楽芸能 | Trackback | Comments(0)

すっかり朝ドラ化した観がある大河ドラマに辟易
親愛なるアッティクスへ

e0027240_21523320.jpg再来年の大河ドラマ・・・、綾瀬はるかさん主演で、新島八重だそうですね…。

(←一抹の涼をお楽しみください(笑)。)

でも、本来、女性に「ウケ」を求めたのは朝ドラで、大河ドラマはもっと骨太だったはずなんですが、これでは、朝ドラとどう違うんだ・・・と。
時代的にも、「おひさま」の主人公が生まれたとき、新島八重はまだ生きてたんじゃないか?・・・と。

ちなみに、津田梅子じゃなくて、山川捨松(大山)でもなくて、新島八重というところがミソなんでしょうね。
何となくわかるような気がします。

日本中が龍馬ブームに沸いた昨年、会津だけはまったく話題にもなかなかったそうですから(笑)。

                      平太独白
by heitaroh | 2011-06-29 21:52 | 音楽芸能 | Trackback | Comments(2)

武蔵野紀行 その1 今、新宿です
親愛なるアッティクスへ

e0027240_1918178.jpg新宿末廣亭に来ています。
いわゆる、寄席です。
初めて見ました。

こういうのが幾つも成り立っていくのが、やはり、東京の凄いところですよ。
福岡では、ブルーノート劇団四季でさえも維持できませんでしたからね。

ちなみに、この日は真打ち襲名披露だそうで、ただ、連れて行ってくださった方も、後ろの席の知らない人も、「真打ち昇進口上」は初めて聞いたと言ってましたから、実に良い機会に見られたのでしょう。

でも、それって、今回は5名昇進するうちの一人でしたし、毎年何人か昇進しているんでしょ?
であれば・・・って気もしないではないのですが・・・。
                                         平太独白
by heitaroh | 2010-10-04 21:42 | 音楽芸能 | Trackback | Comments(2)

大河ドラマ「龍馬伝」に見る人間とは業の深い生き物 続編
親愛なるアッティクスへ

e0027240_14303786.jpg昨日はここ(←)にいました。
福岡市南区にある「さくらん」という店なのですが、ここは大正ロマンって感じがコンセプトのようで、結構、良い感じの店でしたよ。
で、ここを出た後、拙宅で飲んだのですが、飲んでる最中、友人に「あいつに電話してみようか?」と言ったら、「おまえ、今、電話してたじゃねーか」・・・と言われ、「ウッソー!」・・・と。
で、かけたら、「おまえ、今、電話してきたじゃねーか」・・・と(笑)。
「マジで~」と、どうしても信じられなくて、今朝、メールしたら、やはり、二度かけてきたのは間違いないようで・・・。
しかし、飲んでる最中に記憶が無くなったのは初めてです(笑)。

e0027240_14305956.jpg(←外から見ても、結構、良い感じ・・・です。)

嗚呼、それなのに、それなのに、当然のことながら、本日は二日酔いです。
朝、風呂に入ろうと思ったら、お湯抜かれてました。
いつものことながら、見事に脳みそが働いてません。

で、本日の本題です。

今年のNHKの大河ドラマ「龍馬伝」で、私が一番、興味深く見ているのが、主役の福山雅治さんでも、絶品の演技が光る準主役の香川照之さんでもなく、岩崎彌太郎の父親、岩崎弥次郎役の蟹江敬三さんです。
いるんですよね。
こういう、自分の子供のことしか考えてない親・・・というのが。
いくら親身にしてもらっていても、息子が牢屋に入ると、「どうして、おまえも入らない」と言い、その友人に冤罪がかけられると、家族が冤罪を主張する中、「あいつは本当は腹黒いやつだと思っていたんだ」などと口走る・・・。
私も、結構、そういう親というものを見てきましたから・・・。

もちろん、あれが史実だとは思っていませんよ。
坂本龍馬と岩崎彌太郎が親交があったのは、龍馬の死の8ヶ月前からだと思っていますので。
第一、家、遠いでしょ・・・みたいな(笑)。
たとえ、距離的にはそれほどではなかったとしても、今と違って、下級武士には徒歩しか交通手段がないような時代ですからね。
同じ土佐なら、皆、知り合い・・・と考えるのは、もの凄く、無理があるでしょ(笑)。
                                         平太独白
by heitaroh | 2010-04-27 08:47 | 音楽芸能 | Trackback | Comments(2)

正月の終わりに竹下景子の挑戦にみる「女優論?」 その1
親愛なるアッティクスへ

昨年から、折に触れて申し上げていたことですが、竹下景子さんが最近、お婆ちゃん役をやり出して、しかもまた、それが似合っていることに、内心、複雑なものがある・・・と。
まあ、それは彼女のプロ意識の高さを見るような思いがあるのですが、それでも、「綺麗なお姉さん」的存在がお婆ちゃんになっちゃうと、否応なく、自分の年齢と重ね合わせるわけで・・・(笑)。
ただ、以前からそういう役が多かった人ならともかく、かつて、美人女優と言われた人が老け役に挑む・・・という部分にはプロ意識以外の何ものでもなく、大いに敬意を表しますよ。

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そもそも、私に言わせれば日本の女優というのはプロではない・・・人が大半で、もっと極論したならば、少数を除いて、日本には女優というものは存在しないとさえ思います。
そういうと、少し語弊があるかと思いますが、私が言いたいのは日本には「プロの女優」はいるが、「女優のプロ」というのはいない・・・ということです。
この点は、特にかつての大河ドラマなどがそうだったのですが、女優さんが誰かの一生を演じてくると、決まって、最後の方では、「おまえ、一体、いくつだ?」みたいな、妙に綺麗なお婆ちゃんになっちゃうんですよ。
今の時代なら、美顔だ、皺取りだ・・・で、きれいなお婆さんは有りなんでしょうが、少なくとも歴史上の人物などを演じるときは、あり得ないでしょ。
おなた、プロなんだったら晩年はお婆さんになりきりなさいよ・・・と。
最近は随分、マシになってきたように思いますが、この点で、殆ど例外的な「プロ」の女優・・・、ならぬ、「女優のプロ」といえるのが田中絹代という人です。

この人の凄いと思うところは、役作りのために奥歯を抜いたことで、「奥歯を抜く」・・・ということ自体は必ずしも珍しい話ではなく、男性の俳優さんでは、松田優作さんなどを始め、たまにそういう話を聞きますよね。
でも、女優さんでそれをやったのは、あまり多くないですよね。
あるいは、他にもいらっしゃるのかもしれませんが、少なくとも田中絹代という人は明治42年(1909年)生まれですから、それをやったのは確か、昭和28年(1953年)の雨月物語の中でのことだったと記憶しておりますので、逆算すれば、当時、彼女はまだ44歳・・・。
人間の老化が早かった当時の44歳を今の44歳と同じに考えることは出来ないでしょうものの、それでも、かつて美人女優として一世を風靡した人であれば、まだ、「美」を捨てることに抵抗がある年齢だったのではないでしょうか。
誰からかやれと言われたわけでもないのに、自ら考えて、それをやったということが如何に彼女のプロ意識が高かった・・・かと思うわけです。
(少なくとも彼女以前に、「女優」でこういうことをやった人はいなかったでしょう。)

ちなみに、「歯を抜いた」という点で役者度を表すのも如何なものかと思いますが、敢えて、その論で言うならば、もっと凄い人がいます。
二代目博多淡海という人です。
おそらく、その名前をご記憶の人はそれほど多くはないかと思いますが、昔、藤山寛美と一緒にテレビの舞台喜劇に出ていた博多弁をしゃべるお婆さん役の男性・・・といえば、あるいはご記憶の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

明日に続く。
                                        平太独白

by heitaroh | 2010-01-07 07:38 | 音楽芸能 | Trackback | Comments(2)


国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。
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プロフィール
池田平太郎

昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。

昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、「区画整理」「固定資産税」

以後、ふつー(以下?)に現在に至る。

平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、「毛利輝元」の生涯を描いた小説、[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。

平成18年 老いた名将信玄に翻弄される武田勝頼を描いた[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。

平成20年 共に絶版となる。

平成22年 性懲りもなく、黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。

平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で法外な値段で売買されている現状を憂慮し、「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として復刻再出版

平成25年 前作、「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす」が大幅に割愛された物だったことから、常々、忸怩たる思いがあり、文庫本化に際し、新たに5倍近くに書き足した「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす 増補版」として出版。

平成29年 兄、岩崎彌太郎の盛名の影に隠れ、歴史の行間に埋没してしまった観がある三菱財閥の真の創業者・岩崎弥之助を描いた、「三菱を創った男岩崎弥之助の物語 ~弥之助なかりせば~」を出版。

わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった典型的福岡人
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