2010年 03月 30日 ( 1 )

愛子さまのいじめ問題と学習院の存在意義におしんを見る
親愛なるアッティクスへ

またまた、今更・・・の観があるのですが、先日、敬宮愛子さまが学習院初等科でいじめられて、不登校になっている・・・というニュースがありましたよね。
まあ、私も小学校の頃は、良く女の子をいじめて泣かせたクチですので、それ自体は何ら驚くところではないのですが、驚いたのは今上天皇「皇族に対するイジメは昔からあった」とコメントされた・・・ことです。
今ならともかく、戦前なんて、「天皇は神様」だったわけでしょ?
それをいじめたりしたら、それこそ、「不敬罪」なわけで・・・。
まあ、この辺は以前、チェ・ゲバラの稿で言った「預言者は己が里にて喜ばれず」・・・で、やはり、「神様」というのは神棚の奥にあるから有り難いわけで、それが、自分と同じ服着て、同じように大小便してる姿を目の当たりにしていると、どうしても、生身の「人間」という意識が頭をもたげてきてしまうものなのでしょうか。

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で、愛子さまのいじめの問題ですが、人間という罪深い生き物は、絶えず、他者よりも己が優位性を示そうとし、一旦、優位に立つや、弱者に対しては己が優位性を見せつけようとする、その行動原理は人間の原型であるでも見られるわけで、これが「いじめ」の原型なのだろうと思います。
(それが、さらに救いようのないものになると、「身分」「奴隷」「階層」というワードに繋がってくる・・・わけで。)
ついでに言うと、平太郎独白録 : マルクスの過ちがもたらした20世紀の動乱と菊千代の指摘でも申し上げたことですが、とかく、「弱者は善」であると錯覚しやすいんですよね。
「弱者」に権力を預ければ、きっと、良い世の中になる・・・と。
しかし、弱者が一旦、強者になったときにはそれ以上に酷いことをするものなんですよ。

話を元に戻すと、まあ、「いじめ」という問題そのものについては、以前、これも、平太郎独白録 : カムイの五ツに常識の陥穽といじめ問題の原点を見る・後編で申し上げたとおりで、一番効果的なのは、「いじめる側」に「いじめることのデメリット」を教えることだと思いますが、この点、どうしても、今の日本の教育は「いじめはいけません」という善悪、すなわち、モラルで矯正しようとしているようで・・・。
ただ、いじめの問題そのものはともかく、学習院はこれで良いんですか?
だって、学習院というのは、言うならば、「堀越学園」と一緒で、「お近づきになれる」ことが売りなわけじゃないですか。
それが、秋篠宮家は学習院には行かせないし、愛子さまはいじめられている・・・となれば、根幹を揺るがすゆゆしき事態のように感じるんですが。
通り一遍の「いじめはなかったと認識している」なんてコメント出している場合じゃないのでは・・・と。

ちなみに、かつて、ドラマ「おしん」を見て、私の祖父は、母や祖母に向かい、「昔の女はこれほどに苦労したんだぞ。おまえたちは苦労が足りん!」と宣いましたが、今、私も、妻や妹に対し、「いいか、おまえら、皇太子妃の苦労をよく見ておけ!今の時代に、明治の苦労をしておられる」と・・・言いたいけど言ってません(笑)。
                                         平太独白
by heitaroh | 2010-03-30 07:57 | 時事問題 | Trackback | Comments(6)


国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。
プロフィール
池田平太郎

昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。

昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、「区画整理」「固定資産税」

以後、ふつー(以下?)に現在に至る。

平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、「毛利輝元」の生涯を描いた小説、[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。

平成18年 老いた名将信玄に翻弄される武田勝頼を描いた[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。

平成20年 共に絶版となる。

平成22年 性懲りもなく、黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。

平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で法外な値段で売買されている現状を憂慮し、「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として復刻再出版

平成25年 前作、「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす」が大幅に割愛された物だったことから、常々、忸怩たる思いがあり、文庫本化に際し、新たに5倍近くに書き足した「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす 増補版」として出版。

平成29年 兄、岩崎彌太郎の盛名の影に隠れ、歴史の行間に埋没してしまった観がある三菱財閥の真の創業者・岩崎弥之助を描いた、「三菱を創った男岩崎弥之助の物語 ~弥之助なかりせば~」を出版。

わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった典型的福岡人
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