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桜開花と春の嵐に見る気温の変動と日本史
親愛なるアッティクスへ

せっかく、一度、UPしたのに間違って消しちゃいました・・・(涙!)。
また、同じ事を書くってのは、もの凄~くモチベーションを保つのが大変なんですよね。
・・・で、気を取り直して、テキトーに(笑)。

      「亡き父の 暖かみ識る コートかな」      梁庵平太独白

桜開花と春の嵐に見る気温の変動と日本史_e0027240_1341976.jpg何かにつけて、流行の最先端を行きたがる県民性そのままに、昨日の福岡県地方は、最高気温18℃で、もうが咲いたそうですね。
当方は4月初めに花見を予定していたので、これでは、ちと、予定が狂いまくりです(笑)。
でもって、昨日は、我が家はガキの卒業式でしたが、雨の中、突風も吹いて、まさしく春の嵐・・・って感じでしたが、今日は一転、最高8℃でしっかり寒いです。
いわゆる、寒の戻りというやつでしょうが、まあ、さすがにもう、こちらは1月のときのような大雪(←)が降ることはないでしょうが・・・。

ちなみに、私は祖父のコートも愛用してますけどね(笑)。

ところで、寒いと言えば、12世紀頃~15世紀頃にかけて、中央アジアでは小氷期と呼ばれる気温の低い時代があったそうですね。
12世紀頃~15世紀頃と言えば、ちょうど、日本は平安末期、すなわち源平騒乱の時代から、室町中期、すなわち、戦国時代初期くらいまでの時期に当たります。
まあ、中央アジアの気候変動が、そのまま、日本にも当てはまるとは限らないものの、もし、そのまま適用できたとしたら、
「12世紀、気温が下がったことにより、農作物の生産高が落ちたことで、生産者でもあった板東武者が立ち上がり、源 頼朝を担いで生産者による生産者のための生産者の政権・鎌倉幕府を成立せしめ、一方、再び、15世紀になって、気温が上昇を見せ始めたると、農作物の生産量が増大したことで、群雄GDPが上がり、比較的、大規模な軍事力を行使できるようになったことで戦国という一大競争時代に突入した」・・・という見方もできるのかもしれませんね。

もし、そうだとしたなら、平太郎独白録 : 平 将門、独立失敗の要因でも触れたように、平 将門決起は早きに過ぎ、北条早雲の台頭は時期を得たものだったと・・・。
北条早雲は伊豆を切り獲った後、税率を大幅に下げることで民心の掌握に成功しますが、これなどは、その低税率でやっていけるほどに生産高が増えた・・・ということだったのかもしれませんね。
                                         平太独白
by heitaroh | 2009-03-14 08:01 | 歴史 | Trackback | Comments(2)
Commented by D-KID at 2009-03-22 21:31 x
目からウロコ?!の着眼点ですね、さすが面白い!
ネットニュースのコラムにもこのトピにリンクするものが先日書かれていました。その記事は『地球温暖化のサイクルは周期的であり、CO2増加が決定的要因と言い切るのは疑問が残る』と言うものでした。

もう少しその気温サイクルを掘り下げて歴史年表に当てはめていけば、面白い見方が出来そうですね。誰か調べてくれないかな?(と他力本願)
Commented by heitaroh at 2009-03-23 10:00
<D-KID さん

お言葉有り難うございます。
多分にこじつけですけどね(笑)。

>『地球温暖化のサイクルは周期的であり、CO2増加が決定的要因と言い切るのは疑問が残る』

先日、リチャード・ゴアの映画を見ましたが、彼はこういう反論に反証していく形で進めてましたよね。
彼が言うことにも、少し、トリッキーなところを感じましたが、まあ、大筋は人間が環境破壊してきた人為的なことがあったわけですから、反証側も否定できないでしょう。
<< WBC日本代表がキューバに快勝... 花山大吉にみる近衛十四郎という... >>


国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。

by 池田平太郎
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プロフィール
池田平太郎

昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。

昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、「区画整理」「固定資産税」

以後、ふつー(以下?)に現在に至る。

平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、「毛利輝元」の生涯を描いた小説、[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。

平成18年 老いた名将信玄に翻弄される武田勝頼を描いた[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。

平成20年 共に絶版となる。

平成22年 性懲りもなく、黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。

平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で法外な値段で売買されている現状を憂慮し、「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として復刻再出版

平成25年 前作、「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす」が大幅に割愛された物だったことから、常々、忸怩たる思いがあり、文庫本化に際し、新たに5倍近くに書き足した「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす 増補版」として出版。

平成29年 兄、岩崎彌太郎の盛名の影に隠れ、歴史の行間に埋没してしまった観がある三菱財閥の真の創業者・岩崎弥之助を描いた、「三菱を創った男岩崎弥之助の物語 ~弥之助なかりせば~」を出版。

わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった典型的福岡人
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