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越後路顛末記 新潟編 その1
親愛なるアッティクスへ

先週からの越後路続編、新潟編です。

そんなこんなで、長岡を出て、新潟へ向かったわけですが、新潟では、まず、時間が余ったので、新潟市美術館での柄にもない美術鑑賞から入ったのですが、その後も、ホテル日航新潟の上の無料展望台から(結局、滞在中、3回も上りました。)、ぶっかけ味噌アイス舌鼓(?)をうち、信濃川水上バスに乗りました。

越後路顛末記 新潟編 その1_e0027240_17234362.jpg(←信濃川から見た新潟市内風景。河口付近から上流方向を臨む。)

「酢ぶっかけ味噌アイス」の方のお味は、まあ、ご想像にお任せ致しますが、ただ、信濃川水上バスに関しては、あのシステムだけはどうかと思いますね。

まず、驚いたことに、デッキには椅子がわずかしかなく、室内は予約席となっていながら、室内の連中はデッキに出られるけど、我々、デッキ組(非予約組)は、たとえ、室内の席が空いていてもデッキで1時間立ちっぱなしでなければいけないわけで・・・。
折から、ちょうど、休みだったこともあり、町内会ご一行様で室内席は予約で占められており、「あなた達は室内に入ってはいけません」と。
その段階で、我々は、一時間立ちっぱなしが決定したのですが、ただ、それよりも、その人たちはデッキに出っぱなしで、それでなくとも狭いデッキはますます人であふれかえっているのに対し、逆に、室内はガラガラでも我々は座れないと。
これには、少し、カチンときましたね。
デッキ組は室内に入れないのであれば、定員が決まっている以上、室内買ったやつは、基本的に室内からは出られないということにしてもらわないと・・・。

ま、それはいいとして、新潟は、長岡同様、二度目なのですが、6年前に来たときと、一番の違いは、新潟市が政令指定都市となっていたことでした。
大合併により、80万都市となったということでしたが、驚いたのは、区の数が8つもあったことで、いくら、面積が広いとはいえ、140万の人口を擁する福岡市7つしか区がないことを考えれば、ちと、びっくりでした。
相当、面積が広いんだろう・・・と尋ねたところ、「仙台ほどは広くない」とのこと。
改めて、仙台の広さに思い当たったのですが、この点で、毎度、思うのは、日本中、市町村の大きさは、ある程度、統一しろよ・・・と言いたいですね。
単純に人口比較ひとつとっても、面積が3倍4倍も違えば、これでは、正確な比較はでないでしょ・・・と。
一例を挙げれば、福岡市の人口は140万人で第8位、札幌市190万人で第5位となっていますが、面積でいえば、福岡市の340.60km²に対し、札幌市は3.3倍1,121.12km²で、これを、札幌市の面積とほぼ同じの福岡都市圏での面積で比較すると、確か、220万人となり、あっさりこれを逆転するわけで・・・。
同様のことは、三大都市圏にもいえると思いますよ。
東京にしても、大阪にしても、行政が線を引いた外側に人は溢れているわけで・・・。
市町村合併も、住民同士の恣意調整妥協でしかない実態を考えれば厳しいのでしょうが。
ちなみに、新潟市の面積は、726.09km²で仙台市の788.09km²より少し小さいものの、札幌に比べると、意外にそれほどの広さではなかったんですね・・・。

で、明日に続きます。

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by heitaroh | 2007-10-29 00:20 | 地域 | Trackback | Comments(3)
Commented by D-KID at 2007-10-29 23:23 x
8区あるとは言え元々は小さな市郡を併合した上での新潟市ですから、旧市外の地区の方々はまだ新潟市民の実感は無いようですし、〇〇区よりは旧来の地名の方が話が早いみたいですね。もっとも、時間が経過すれば解決されるのでしょうが…
Commented by D-KID at 2007-10-29 23:26 x
あと、水上バスはまだ乗船したことは無いのですが、あれって公共交通機関というより観光目的の色合いが強い、と聞いたのですが…
Commented by heitaroh at 2007-10-30 15:21
<D-KID さん

8区の内訳は、どうやら、そういうことのようでしたね。
だから、面積的に福岡市の5倍も6倍も広いのか・・・と思った次第でした。
でも、倍大きければ、やはり、8区くらいにしなければ収まりがつかないでしょうね。

水上バスは、最近出来たんでしょうか、殆どが物珍しさで乗ってた地元の人たちばかりでしたが、中には、移動手段として利用されておられた方もいらっしゃいました。
まあ、土曜でしたので、平日はもう少し、通勤などの移動手段として使っておられる方もいらっしゃるのかもしれませんけどね。
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国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。

by 池田平太郎
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プロフィール
池田平太郎

昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。

昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、「区画整理」「固定資産税」

以後、ふつー(以下?)に現在に至る。

平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、「毛利輝元」の生涯を描いた小説、[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。

平成18年 老いた名将信玄に翻弄される武田勝頼を描いた[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。

平成20年 共に絶版となる。

平成22年 性懲りもなく、黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。

平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で法外な値段で売買されている現状を憂慮し、「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として復刻再出版

平成25年 前作、「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす」が大幅に割愛された物だったことから、常々、忸怩たる思いがあり、文庫本化に際し、新たに5倍近くに書き足した「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす 増補版」として出版。

平成29年 兄、岩崎彌太郎の盛名の影に隠れ、歴史の行間に埋没してしまった観がある三菱財閥の真の創業者・岩崎弥之助を描いた、「三菱を創った男岩崎弥之助の物語 ~弥之助なかりせば~」を出版。

わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった典型的福岡人
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