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博多駅前史 その13 博多駅移転区画整理編 Ⅶ
親愛なるアッティクスへ

世上騒然としてますが、それでも、敢えて、今週の自己満足シリーズです。

これまで、6回に渡って触れて参りました「福岡市始まって以来の大事業」である博多駅地区土地区画整理事業ですが、ここで、その後の動きを時系列的に述べておきますと、
昭和38年(1963年)12月 西日本一の民衆駅としての新・博多駅開業。
   39年(1964年) 5月 博多ステーションビル竣工。
              11月 地下街完成。
   40年(1965年) 7月 市内電車の軌道変更が完了し、新駅前に乗り入れ。
   41年(1966年) 9月 博多郵便局竣工。
   42年(1967年)11月 博多電話局設置開局。
   43年(1668年) 3月 市水道局博多営業所竣工。
              11月 博多警察署、福岡地方合同庁舎竣工。  
   44年(1969年) 7月 町界町名変更、ぼぼ現在の住居表示に。
   45年(1970年) 2月 駅前の朝日ビル竣工。
               5月 土地区画整理事業工事完了式典が執り行われる。
   48年(1973年) 6月 換地処分公告。最後の土地区画整理審議会が開催。
とまあ、こんな具合です。

で、これを、私の自分史と重ね合わせるなら、私は昭和36年生まれですので、まさしく、博多駅地区土地区画整理事業が推進される中で生を受け、昭和43年、ちょうど、小学校1年に進学するときに当家付近に区画整理が施行され一夜にして街が変わり、昭和48年、区画整理が完全に終わるのと同時に、小学校を卒業したという・・・、まさに、区画整理と共にあった子供時代だったわけです。
従って、私が物心付いて、一番始めに覚えた難しい言葉は「区画整理」「固定資産税」・・・でした(笑)。
如何に、当時、私の頭の上で、これらの言葉が飛び交っていたかがおわかり頂けると思います。

博多駅前史 その13 博多駅移転区画整理編 Ⅶ_e0027240_1010406.jpg(←現在の博多駅前夜景、私のお気に入りの一枚です。博多駅方向を写した物です。一番左奥のビルの後が博多駅です。ちなみに、私が立っているこのビルは、昭和47年完成ですから、上の年表の時はすでに存在してましたね。はい、私にとっては、子供の頃の遊び場所ですね。)

で、これらの一連の出来事の中で、私が一番印象に残っているのは・・・と言えば、それは昭和44年の町界町名変更でした。
それまで、当家の住所は、福岡市下人参町だったのが、以後は、福岡市博多駅前三丁目になったわけで、当時、「今度から、福岡市博多駅前三丁目て書かんといかんとげなばい。面倒くさくなったなぁ」と言っていた言葉を覚えております。
それから、3年後には、今度は、福岡市が政令指定都市に昇格したことから、福岡市博多区博多駅前三丁目となり、また、数年後には今度は郵便番号を書かなくてはならないということになり・・・。             
おかげで、友達に年賀状を書くのに、住所を書くだけで腕が疲れるという事態になってしまったわけです。
(当時は、相手先の多くが、同級生などであり、となれば、当然、似たような住所ばかりでしたから、倍疲れました。)
今のように、パソコンもプリンターなければプリントゴッコもなかったわけですから・・・。  
                            平太独白
by heitaroh | 2006-10-14 00:02 | 地域 | Trackback | Comments(0)
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国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。

by 池田平太郎
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プロフィール
池田平太郎

昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。

昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、「区画整理」「固定資産税」

以後、ふつー(以下?)に現在に至る。

平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、「毛利輝元」の生涯を描いた小説、[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。

平成18年 老いた名将信玄に翻弄される武田勝頼を描いた[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。

平成20年 共に絶版となる。

平成22年 性懲りもなく、黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。

平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で法外な値段で売買されている現状を憂慮し、「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として復刻再出版

平成25年 前作、「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす」が大幅に割愛された物だったことから、常々、忸怩たる思いがあり、文庫本化に際し、新たに5倍近くに書き足した「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす 増補版」として出版。

平成29年 兄、岩崎彌太郎の盛名の影に隠れ、歴史の行間に埋没してしまった観がある三菱財閥の真の創業者・岩崎弥之助を描いた、「三菱を創った男岩崎弥之助の物語 ~弥之助なかりせば~」を出版。

わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった典型的福岡人
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