人気ブログランキング | 話題のタグを見る


ワールドカップ ドイツ大会に想いを馳せる日韓共済!
親愛なるアッティクスへ

ワールドカップ ドイツ大会に想いを馳せる日韓共済!_e0027240_11112392.jpg遂に、サッカーのワールドカップ ドイツ大会、始まりますね。
まずは、初戦の、対オーストラリア戦。
日本とオーストラリア、この試合に勝った方が一次予選突破しそうな気がしますが、ともあれ、日本代表には頑張って欲しいものです。

(←キャナルシティサムライブルー一色になりました。ちょっと、わかりにくいですけど・・・(笑)。)

ということで、前回は、日韓共催だったこともあり、日本韓国驚異的躍進を果たしましたが、その日韓共催ワールドカップについて言えば、私には3つほど、印象に残っていることがあります。

まず、ひとつめは、四コママンガの大家、いしいひさいち氏が、その作品で風刺しておられたものです。
どういう物だったかというと、大会前、なかなか、調子が上がらない日韓両チームを前に、日本と韓国の大会関係者が苦虫を噛み潰したような顔で、「日本も韓国も、まるで、主催国だから、ワールドカップに出られるみたいじゃないか・・・。これじゃあ、日韓共催ではなく、日韓共済ではないか・・・。」と。
日韓共済・・・、これには、思わず、爆笑しましたね。
まあ、結果的に、フタを開けてみれば、「共彩」だったからよかったようなものの、今大会では、日韓揃って、あっさり、負けた・・・なんてことになれば、「やはり、前回は主催国だったから、大会運営者が色を付けてあげたんだ・・・。」などと言われかねませんよ。
是非、そういうことのないように、大いに、アジアサッカー侮れないレベルの高さを、世界中に知らしめて欲しいものです。

次に、その日韓共催ワールドカップが開催されている最中、実は我が家では面白い現象が起こっておりました。
大会が終わった後、何人かの私の友人に、「あのとき、本当はどう思っていた?」と聞くと、大体、皆、「日本が勝って、韓国負けろ!」と思っていたと言います。
この点は、私も、決して、例外ではなく、まったく、その通りだったのですが、ところが、ふと、気づいたら、うちの家内や子供たちは、本気で韓国を応援してましたね。
そこには、我々の世代のような***なんて、まったく、無いんですよ。
これって、おそらく、向こうも一緒だったのではないですか?

我々の世代までは、もう、仕方がないのでしょう・・・。
でも、次の世代まで、我々の世代のそれを引き継がせるのも如何なものかと思います。
そういう意味では、こういう日韓共済・・・じゃなかった(笑)、日韓共催という方式は両国の友好増進に効果的な、ひとつの公式になり得るのではないでしょうか?
で、ふと思ったんですよ。
これって、日韓方式ということで、今すぐは無理にしても、50年後、あるいは、100年後には、パレスチナとイスラエル、インドとパキスタン、セルビアとクロアチア・・・などにも、適用出来るのではないですか?
まあ、昨今の日韓関係を見ていたら、このときの、友好的な盛り上がりは、とーい昔のような気もしますけどね・・・(苦笑)。

で、最後が、以前、このときの、ワールドカップが日韓共催になるまでのいきさつをドラマにしたものを見たことがあるのですが、(まあ、ある程度現実の話もあったんでしょうが・・・。)その中で、主人公として、アメリカ時代に旧知の間柄であった日本人韓国人の二人の若者がでてきました。
二人は、帰国後、ワールドカップ誘致の渦中に巻き込まれ、友情葛藤を繰り返していく・・・と言うドラマでしたが、そのラストのところで、日本人の若者が韓国人の若者に対し、「俺は、韓国は好きだ。何の恨みもない。だが、おまえが嫌いだ!」と言うシーンがありました。
これに対し、今度は、韓国人の若者が、「俺は、俺は、お前が好きだ。だが、日本は嫌いだ!」と言い返します。
この場面、今の日韓関係という物を、ある意味、端的に現しているような気がするのですが、如何でしょうか?

よろしければ、クリックお願いします。→ 人気blogランキング
by heitaroh | 2006-06-09 08:47 | スポーツ | Trackback | Comments(2)
Commented by FUSA at 2006-06-10 13:59 x
日韓共催はそれなりに評価はしますが、今度はぜひ単独開催でやってもらいたいですね!なんかFIFAがまだ一人前として見ていないような気がします。チャンスは案外早く来るかもしれませんよ。メキシコは70年にやった後、16年後の86年にもやってますからね。南米、中南米などはポシャる可能性がありますから、いつでも代替開催ができるような準備はしておくべきだろうと・・・
Commented by へいたらう at 2006-06-10 19:42 x
>FUSAさん

単独開催・・・。
確かに(笑)。

でも、86年当時は、今ほどは綱引きは強くなかったのではないですか?
それと、メキシコの場合、巨大な未開市場アメリカを振り向かせる・・・という目的もあったのではないでしょうか?
それに、おそらく、次にアジアであるとすれば中国でしょうね。
日本が単独で・・・というと、また、うるさいところがいますから、結局、また同じ事に・・・。
<< ガウディの命日に思い出したスペ... ナポレオン三世の真実・その5 ... >>


国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。

by 池田平太郎
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
プロフィール
池田平太郎

昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。

昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、「区画整理」「固定資産税」

以後、ふつー(以下?)に現在に至る。

平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、「毛利輝元」の生涯を描いた小説、[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。

平成18年 老いた名将信玄に翻弄される武田勝頼を描いた[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。

平成20年 共に絶版となる。

平成22年 性懲りもなく、黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。

平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で法外な値段で売買されている現状を憂慮し、「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として復刻再出版

平成25年 前作、「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす」が大幅に割愛された物だったことから、常々、忸怩たる思いがあり、文庫本化に際し、新たに5倍近くに書き足した「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす 増補版」として出版。

平成29年 兄、岩崎彌太郎の盛名の影に隠れ、歴史の行間に埋没してしまった観がある三菱財閥の真の創業者・岩崎弥之助を描いた、「三菱を創った男岩崎弥之助の物語 ~弥之助なかりせば~」を出版。

わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった典型的福岡人
ライフログ
最新のコメント
> sakanoueno..
by heitaroh at 18:13
おっしゃるとおり、悪人と..
by sakanoueno-kumo at 13:53
> sakanoueno..
by heitaroh at 11:42
案外、美魔女妻に叱られて..
by sakanoueno-kumo at 21:20
> sakanoueno..
by heitaroh at 19:43
だけど、黒木華ちゃんって..
by sakanoueno-kumo at 10:59
> sakanoueno..
by heitaroh at 18:21
> sakanoueno..
by heitaroh at 18:06
今は昔と違って、チームの..
by sakanoueno-kumo at 15:42
中村メイコさんの前日に八..
by sakanoueno-kumo at 15:31
> sakanoueno..
by heitaroh at 15:33
いわゆる「危機管理」と「..
by sakanoueno-kumo at 11:39
> sakanoueno..
by heitaroh at 12:58
あけましておめでとうござ..
by sakanoueno-kumo at 17:36
> sakanoueno..
by heitaroh at 16:54
検索
タグ
(67)
(56)
(55)
(53)
(50)
(46)
(43)
(42)
(42)
(36)
(33)
(32)
(31)
(31)
(30)
(28)
(27)
(27)
(26)
(26)
(25)
(24)
(24)
(24)
(24)
(23)
(22)
(21)
(21)
(21)
(21)
(20)
(20)
(19)
(19)
(18)
(18)
(17)
(17)
(17)
(16)
(16)
(16)
(15)
(15)
(15)
(14)
(14)
(14)
(14)
(13)
(13)
(13)
(13)
(13)
(13)
(13)
(13)
(13)
(13)
(13)
(12)
(12)
(12)
(12)
(12)
(11)
(11)
(11)
(11)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(9)
(9)
(9)
(9)
(9)
カテゴリ
以前の記事
2024年 03月
2024年 02月
2024年 01月
2023年 12月
2023年 11月
2023年 10月
2023年 09月
2023年 08月
2023年 07月
2023年 06月
2023年 05月
2023年 04月
2023年 03月
2023年 01月
2022年 12月
2022年 11月
2022年 10月
2022年 09月
2022年 08月
2022年 07月
2022年 06月
2022年 05月
2022年 04月
2022年 03月
2022年 02月
2022年 01月
2021年 12月
2021年 11月
2021年 10月
2021年 09月
2021年 08月
2021年 07月
2021年 06月
2021年 05月
2021年 04月
2021年 03月
2021年 02月
2021年 01月
2020年 12月
2020年 11月
2020年 10月
2020年 09月
2020年 08月
2020年 07月
2020年 06月
2020年 05月
2020年 04月
2020年 03月
2020年 02月
2020年 01月
2019年 12月
2019年 11月
2019年 10月
2019年 09月
2019年 08月
2019年 07月
2019年 06月
2019年 04月
2019年 03月
2019年 02月
2019年 01月
2018年 12月
2018年 11月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月
2005年 10月
2005年 09月
2005年 08月
2005年 07月
2005年 06月
2005年 05月
2005年 04月
2005年 03月
最新のトラックバック
フォロー中のブログ
ブログパーツ
  • このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することを禁じます。
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧