古き良き「ザ・ヒットパレード」に想う、寂しい暗さに蔭が匂う。
親愛なるアッティクスへ

以前、渡辺プロ社長渡辺晋氏を描いたドラマ、「ザ・ヒットパレード ~芸能界を変えた男・渡辺晋物語~」というのをやってましたよね。
柳葉敏郎さんの渡辺社長役って、あまり、期待はしてなかったのですが、かなり、よく出来てたように思えました。
もちろん、実物は知りませんが、「芸能界にかなり、大きな影響力を持っていた人・・・」と聞いていたので、もっと、強面(こわもて)の人かと思っていたら、「温顔」というのがピッタリの人だったんですね。
「新しく何かを作っていく人」・・・というのは、こんな感じの人なんだなと。
出演者も、なかなか、実際の人物の特徴を捉えていたし、ザ・ピーナッツなんて、やはり、今聞いても凄い!って思いますよ。
最初、聞かされたときの関係者は鳥肌立ったんじゃないですか。
ただ、ハーモニーがうまいだけじゃなくって、しかも、双子だなんて、「テレビの為に・・・」と言っても過言じゃないでしょう。
もっとも、青島幸夫役は、あんな石黒賢さんみたいな、「男前」じゃなくてもよかったようにも思いますけど。
あれって、TVディレクター役原田泰造さんの配役とざと入れ替えたのではとさえ(笑)。

で、このドラマ、昭和三十年代が舞台だったようですが、同じ昭和三十年代を描いたモノとしては、映画、「ALWAYS 三丁目の夕日」が記憶に新しいところですが、(この辺は、以前、平太郎独白録 「ALWAYS 駅前三丁目の夕陽・・・本田宗一郎に見る過ぎ去りし日々。」や、平太郎独白録 「またまたALWAYS 駅前三丁目の夕陽・・・名品は昭和と共に。」などでも、度々、述べさせて頂きました通りです。)この映画は、夜の場面は、割としっくり来る物があったんですが、どういうわけか、昼間のシーンでは、まるで実感が湧きませんでしたね。

で、それで思うのですが、夜というのは昼に比べて、余計な情報が入ってこないからではないかと・・・。
当時は、夜も、今のように明るくなかった・・・ということもあって、なおさら、そういった印象が大きかったのかもしれませんね。
(それがまた、古き良き、往事を忍ばせてくれることになっているのでしょうが・・・。)
つまり、昼はCGにより、どんな映像でも作り出せてしまうことで、私のような、昭和三十年代というものを、はっきりと輪郭をもって記憶していない世代には、逆に、情報が多すぎるのではないかと。

その点で、改めて思ったのが、同じく、何度も触れさせて頂いております、「イキのいい奴」という昭和二十年代東京下町を舞台にしたNHKのドラマなのですが、こちらは、放送されたのが、もう、20年以上前ですので、当然、CGなどはなく、すべて、セットでしたが、それでも、昭和三十年代後半生まれの私が見ても、思わず、唸りたくなるほどに映像に何とも言えぬリアリティが漂っていました。
特に、その初回、つまり、第一話において、主人公小林薫さんが親方を務める寿司店内のシーンがあったのですが、このときの、店内が、今と違ってあまり、明るくないんですよ。
「薄暗い」という表現がぴったりな感じの寂し~い暗さ・・・
柔らかい暗さなんかじゃなく、何だか、痛いような、ヒリヒリするような暗さ・・・なんですよね。
確かに、私が子供の頃の寿司屋って、こんな感じだったんですよね、御同輩・・・。
行ったこと有りませんけど(笑)。
                         平太独白
by heitaroh | 2006-05-27 08:17 | 社会全般 | Trackback | Comments(0)
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国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。

by heitaroh
プロフィール
池田平太郎

昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。

昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、「区画整理」「固定資産税」

以後、ふつー(以下?)に現在に至る。

平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、「毛利輝元」の生涯を描いた小説、[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。

平成18年 老いた名将信玄に翻弄される武田勝頼を描いた[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。

平成20年 共に絶版となる。

平成22年 性懲りもなく、黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。

平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で法外な値段で売買されている現状を憂慮し、「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として復刻再出版

わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった典型的福岡人
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