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チンピラの因縁の付け方に学ぶ宗教人の怠慢と飯やの慢心。
親愛なるアッティクスへ

チンピラの因縁の付け方に学ぶ宗教人の怠慢と飯やの慢心。_e0027240_14342740.jpg気がつけば今日から2月、まったく時が経つのは早い・・・。

(←この向こうがいわゆる、***街、その向こうが、私の憩いと安らぎの町、中洲です(笑)。
ほろ酔い加減で、キャナルシティからそちらを眺めていたら、何故かこの夜景にノスタルジーを感じ・・・。)
おっと、一人で浸っている場合ではありませんね・・・、失礼!

で、本題です。
かつて、作家で元ヤクザ安部譲二氏は、チンピラ時代、親分が、当時、発売されたばかりのテレビを買ってきて、「番組なんか見る必要はない。宣伝(CM)を見て、因縁の付け方練習しろ。」と言ったといいます。
「わ・わ・わ~、輪が三つ♪」というCMが流れると、「輪が三つぅ?何を勝手に決めとんじゃい!」という具合に・・・(笑)。

で、昨年の5月に、平太郎独白録 「意識朦朧 魑魅魍魎 宗教界の怠慢にみる新興宗教の台頭」の中で、「現代の宗教人の怠慢がいかがわしい新興宗教の台頭を許している」ということについて申し上げましたが、もし、宗教という物の本来目的心の救済というものにあるとするならば、少なくとも、宗教人と名の付く人たちは、安部譲二氏のチンピラ時代と同様に、テレビやラジオなどの「人生相談」を見たり聴いたりして、「自分ならどう答える・・・。」というロールプレイをやるべきでしょう。
できれば、その上で、同僚部下と、それがいない場合には業界団体などで、レポートを持ち寄って、それぞれに、ディスカッションさせるべきだろうと思います。
それをやらないで、ただ、呪文(?)を唱えるだけで、お布施をもらうことばかり考えているから、潜在顧客を新興宗教にさらわれれる事になるのだと思います。

これを端的に表すものがあります。
私の地元、博多駅前オフィス街ですから、一時期は、昼飯難民が出るほど、昼時は飯やは大繁盛でした。
中には、よせばいいのに、東京悪癖を真似て、わざと行列を作らせるような風潮さえ出始めた時期がありましたが、ところが、その飯やの慢心隙間を埋めるように進出してきたのが弁当屋コンビニでした・・・。
で、今や昼飯時は、弁当屋の車が群れを成し、コンビニは大混雑・・・ということになってしまいました。
飯やの慢心が新たな強敵を誘い入れてしまったわけですね。
つまり、飯やの敵は、飯やだけではなかったということで、宗教界の敵は既存の宗教だけとは限らないということでしょうか・・・。
                             平太独白
by heitaroh | 2006-02-01 00:35 | 思想哲学 | Trackback(2) | Comments(2)
Tracked from <徳島早苗の間> at 2006-02-01 00:45
タイトル : 自己啓発セミナー。
大学を出たばかりの頃、いわゆる「自己啓発セミナー」に引っ掛かりかけた事がある。 新聞の折込み広告に「あなたの性格、無料で診断致します」という〝性格占い〟のような用紙が入っていて、郵送で送ると結果はその会社で教えてくれるというのでそうしてみた。  会社では受付カウンターに女性スタッフが何人かいて、その内の一人と話したのだが、まず私の性格の長所を幾つか挙げて気分を良くしておいたところで短所を指摘し始める。(後になって上手いな~、と思ったのだが、巧みに相手のコンプレックスを衝いてそこから〝自分は...... more
Tracked from <徳島早苗の間> at 2006-02-01 00:46
タイトル : 〝宗教絡み〟小ネタ集。
1:大学に入ったばかりの頃、「○長の家」に入れられそうになった事がある。 まだ右も左も分からない1年生で、キャンパス内にサークルの勧誘が盛んな中をトコトコ歩いていて「あの~、そこのあなた・・・」「普通の人とちょっと違いますね」などと言われてついその気になって部室へついてゆくと(部室は地下にあった)、壁には特大の○島由紀夫の写真と旭日旗が。 声を掛けてきたのは文学部3年生の女の人で優しそうな感じだったので、まだ世間知らずだった私は危うく騙されるところだったのだが当時住んでいた学生寮の先輩に寮...... more
Commented by tokkey_0524zet at 2006-02-01 00:55
 今晩は。呪文を唱えるだけで簡単について来る人間が沢山いる、というのも私には信じられませんが。それだけこの現世〝他人に救って貰いたい〟人が溢れているんでしょうか。

 ところでTBが一つ多く行き過ぎました、削除して頂けると有難いです。スミマセン。m(__)m
Commented by heitaroh at 2006-02-01 10:50
>tokkey_0524zetさん

結局、今の既存の宗教が現代社会にマッチしてないんですよね。
彼らは、昔ながらの、パパママストアであり、新興宗教はコンビニなんだ・・・ということでしょうか。
既存側には、いつでも受け容れられるノウハウがない・・・なんてこと言いますけど、新興宗教側にだって、元々、あったわけではないでしょう。
今のままだったら、彼らも淘汰される流れにあるのでしょうね。
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国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。

by 池田平太郎
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プロフィール
池田平太郎

昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。

昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、「区画整理」「固定資産税」

以後、ふつー(以下?)に現在に至る。

平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、「毛利輝元」の生涯を描いた小説、[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。

平成18年 老いた名将信玄に翻弄される武田勝頼を描いた[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。

平成20年 共に絶版となる。

平成22年 性懲りもなく、黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。

平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で法外な値段で売買されている現状を憂慮し、「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として復刻再出版

平成25年 前作、「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす」が大幅に割愛された物だったことから、常々、忸怩たる思いがあり、文庫本化に際し、新たに5倍近くに書き足した「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす 増補版」として出版。

平成29年 兄、岩崎彌太郎の盛名の影に隠れ、歴史の行間に埋没してしまった観がある三菱財閥の真の創業者・岩崎弥之助を描いた、「三菱を創った男岩崎弥之助の物語 ~弥之助なかりせば~」を出版。

わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった典型的福岡人
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