新著「三菱を創った男 岩崎弥之助の物語」出版の案内
先日から申し上げておりましたように、このたび、新著、
「三菱を創った男岩崎弥之助の物語 弥之助なかりせば」を出版致しました。
ちょっとした手違いで、長~いタイトルとなっておりますが、三菱の創始者・岩崎彌太郎の弟で、兄の没後に、その遺業を受け継ぎ、「三菱財閥」を創った岩崎弥之助の生涯を描いたものです。

e0027240_1825190.jpg

今回はこれまでの戦国時代物と違い、三菱の創業物語を軸に、幕末明治を舞台にした物・・・となっております。
なかなか、満足行く校正が出来ておらず、いささか、読みづらいところがあるかもしれませんが、よろしくお引き立ての程、お願い申し上げます。

上の、タイトルを押していただくと紀伊國屋書店のHPに飛ぶようになっておりますが、念のため、下記にアマゾンのHPも記しておきます。

https://www.amazon.co.jp/dp/4344910370/

先日もちらと述べましたように、「三菱」というと、岩崎彌太郎ばかりが有名ですが、実は彌太郎の三菱は、系譜の上では今の日本郵船に受け継がれており、「三菱財閥」は弟の弥之助が「海から陸への転換」を果たして創業した物です。
さらに、弥之助は日銀総裁なども歴任しているにも関わらず、如何せん、あまりにも兄の盛名が大きすぎ、ウィキペディアなどでも、「え?たったこれだけ?」というほどにしか触れられておりません。
ということで、知名度的には決して高いとは言えない人物なのですが、「光を当てられていない人に光を当てたい」をモットーとしており、敢えて、題材としてみました。

e0027240_1885464.jpg

(↑わずかな光ですが、これだけでも、随分と明るくなる気がします。)
よろしく、ご理解の程、お願い申し上げます。
                       平太独白
by heitaroh | 2017-01-19 18:26 | 私小説 | Trackback | Comments(4)
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Commented by sakanoueno-kumo at 2017-01-26 15:14
光を当てられていない人に光を当ててもらえると、読者側はたいへん嬉しいですが、書かれる側は史料が少なくてたいへんなんじゃないですか?
その辺のご苦労を感じながら読ませてもらいます。
Commented by heitaroh at 2017-01-26 18:12
> sakanoueno-kumoさん

そーなんですよ。資料が一つしか無いときは裏がとりにくく。拙い所はそういうことなんだろうなとお察しください(笑)。
Commented by sakanoueno-kumo at 2017-04-10 19:09
ようやく読み終わりました。
たいへん面白かったです。
歴史小説が好きなわたしですが、そのほとんどが戦史か政治史の類で、経済界の歴史は疎く、この本の主な登場人物でも、少しわかるのは岩崎弥太郎・・・じゃなかったですね、彌太郎と渋沢栄一くらいで、特に彌太郎の死後はほとんど名前すら知らない人たちばかりでした。
なので、とても新鮮で、引き込まれました。
よくこれだけのエピソードを調べられたなあと、感心しました。
三菱の社史などに記されているものなどは、たぶん虚実とりまぜて讃えるものでしょうから、いかに客観的に見るかが難しかったんじゃないでしょうか。
参考文献の多さからも、その苦労がうかがえます。

史料がない弥之助の留学期間を岩倉使節団の『実記』に照らし合わせて描かれていたのは秀逸でしたね。
たしかに、近いものがあっただろうと想像できます。
わたし個人的には、本筋から離れたところの大久保利通評や吉田東洋評にたいへん共感を覚えました。
それから、日清、日露戦争戦争観も。
欧米諸国の戦争はリーグ戦で、日本はトーナメント戦だったというくだりには、唸らされました。
あと、時折、以前貴ブログで読んだことのある見解なども出てきて、ブロク読者ならではのお得感もいただきました(笑)。

わたしの読書の時間は通勤電車の中のみで、ここんとこ年度末で忙しくて車で出社することが多かったためになかなか進まなかったのですが、電車内ではブックカバーを付けずに読んでいました。
知っての通り、神戸には三菱重工神戸造船所かあり、通勤ラッシュ時にはJRで三菱社員のための特別快速が走るほど三菱関係者でごった返します。
ということもあってか、本の表紙をまじまじと見る人が結構いました。
ちょっとは宣伝に協力できたでしょうか?(笑)

長々と失礼しました。
次回作も期待しています。
Commented by heitaroh at 2017-04-11 10:46
> sakanoueno-kumoさん
どうやら、お眼鏡に叶ったようで、まずは、胸をなで下ろしております。
実は、お言葉と裏腹に現状はかなり厳しいようで、結構、へこみかけておりましたので、たとえ、社交辞令であっても少なからず有り難く、心より御礼申し上げます。
これからも、車内での宣伝啓蒙活動に務めて戴きたいくらいです(笑)。

また、自分ではそうとも思っていなかったのですが、岩倉実記のくだりは結構、いろんな人からそういうお言葉をいただきました。ので、改めて、そうなのかなあと。私としてはもう少しわかりやすく現代語訳で通すべきだったかとも思ったのですが。
また、本当はもう少し、拙ブログから転載したいこともあったのですが、既に原稿がかなりオーバー気味で、やむなく、削除しました。なかなか、ままならないものです。

まずは取り急ぎ、御礼まで。
ありがとうございました。
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国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。
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プロフィール
池田平太郎

昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。

昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、「区画整理」「固定資産税」

以後、ふつー(以下?)に現在に至る。

平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、「毛利輝元」の生涯を描いた小説、[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。

平成18年 老いた名将信玄に翻弄される武田勝頼を描いた[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。

平成20年 共に絶版となる。

平成22年 性懲りもなく、黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。

平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で法外な値段で売買されている現状を憂慮し、「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として復刻再出版

平成25年 前作、「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす」が大幅に割愛された物だったことから、常々、忸怩たる思いがあり、文庫本化に際し、新たに5倍近くに書き足した「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす 増補版」として出版。

平成29年 兄、岩崎彌太郎の盛名の影に隠れ、歴史の行間に埋没してしまった観がある三菱財閥の真の創業者・岩崎弥之助を描いた、「三菱を創った男岩崎弥之助の物語 ~弥之助なかりせば~」を出版。

わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった典型的福岡人
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