先日、ちょっと所用があり山口県まで行く用事があったので、ついでに以前から行きたかったここにちょっと足を伸ばしてみました。
土井ヶ浜遺跡ですね。
ここは発掘された頭蓋骨がすべて同じ方向を向いており、その視線をずーっと先に延ばしていったら中国の
山東半島に行くという話を以前聞いたことが有り、以来、機会があれば・・・と思ってました。
(↑レプリカです。こんなことしていいのかな・・・と思わなくもありませんが。)
また、現地で発掘された当時の頭蓋骨と土井ヶ浜で発掘された頭蓋骨が酷似しているという話もあり、春秋の戦乱を逃れて移り住んできた人々ではないかと。
で、私は以前から
渡来人系の
弥生人だろうとは思ってましたが、改めて現地でのクイズの結果、実証されました。
間違いなく
北部九州土着の弥生人です。
左下の人は俳優の
小澤征悦さんかと思いました。
また、右上の人はうちの取引先にいます。
まったくこのまんまです(笑)。
元々、日本列島には氷河期に地続きだった時にマンモスを追いながら縄文人が移ってきてたのを、その後、紀元前300年頃に中国や朝鮮半島などから移り住んできた渡来人によって先住の縄文人が駆追された・・・と。
いわゆる、
神武東征なんてのもこれじゃないかと。
また、
邪馬台国も九州から畿内へ移動したというふうに考えておりますので、これも神武東征ではないかと思っております。
で、東に行けば行くほど縄文系の顔が多くなり、西へ行けば行くほど渡来人系の顔が多くなる・・・とか。
ちなみに、関東の弥生人というのもいます。
もう一つが南九州からのタイプですね。
この辺はどっちがどう違うかは少し微妙なような気がしますが(笑)。
平太独白