昨日の続きです。
そんなこんなで、(どんな、そんなこんな・・・なんだと(笑)。)昭和の町を出て、向かった先が、同じ豊後高田市にある国宝・富貴寺。
(←昭和の町の昭和ロマン蔵で見つけた、「街灯とエレキング」です。もちろん、電源はエレキング・・・なわけないですね(笑)。ちなみに、エレキングとはウルトラセブンに出てきた電気怪獣のことですが、さすが電気怪獣、裸電球の街灯をバックにすると見事に絵になってます(笑)。私が子供の頃の街灯はまさしく、こんな感じでした。)
富貴寺は、昭和の町とは、同じ市内とは言え、昭和の町が沿岸部にあるのに対し、こちらは国東半島の中央部付近にあり・・・、と言っても、車で30分くらいしかかかりませんでしたけどね。
富貴寺は、豊後高田市の田染蕗という所にある天台宗の寺院で、平安時代に
宇佐神宮大宮司の氏寺として開かれた物だそうです。
この点で、神社の宮司のお寺・・・ってのも何かおかしな感を持たれる方もお有りかもしれませんが、私にはこの、いわゆる
神仏混合・・・というのが一番正しい在り方だと思うんですよ。
そもそも、神様なんて、高い山と一緒で、同じ山でも見る位置が違えば違った形に見える・・・というものなんじゃないですか。
つまり、神も仏も、要は信じる人によって呼び方が違うだけの同一(人物?)でしょ・・・と。
まあ、この手の話は、また、とかく、面倒くさいことになりますので、これ以上は触れませんが、問題はその人がどの方角から眺めているか・・・ということではないでしょうか。
であれば、敬う気持ちが大切なんであって、どの器に入れるかはどうでも良いと思うんですよね。
ちなみに、国宝と言っても、寺すべてではなく、
宇治平等院鳳凰堂、平泉中尊寺金色堂と並ぶ日本三阿弥陀堂の一つに数えられている
富貴寺大堂こと
阿弥陀堂(←)が、現存する九州最古の木造建築物ということで指定されているそうです。
大堂内は風化が激しいものの、極楽浄土の世界を描いた壁画が施されており、
大分県立歴史博物館に極彩色で描かれた物が再現されてました。
(宇佐神宮に行く通り道にあり、昔はこんなの無かったけどなぁと思い、ちょっと寄ってみました。)
ただ、そもそも、ここは、何で有名なんだっけ?と思っていたら、
秋の紅葉で有名だったんですね。
春は梅が綺麗だそうですが、桜は駐車場にはあったものの境内には殆ど無く・・・、まあ、この辺は花より団子・・の無粋者ということで(笑)。
次回に続く。
親愛なるアッティクスへ
平太独白