親愛なるアッティクスへ
昨日の続きです。
私が六日町駅を目指した目的・・・、それは坂戸山に行きたかったからでした。
坂戸山にはかつて城があり、上杉景勝、直江兼続の故郷にして、上田長尾氏の居城だったところですね。
下は上杉景勝の父、
長尾政景が
宇佐美定満と池の上に船を出して酒を飲んでいるうちに口論となり、舟が転覆して溺死した・・・と言われている坂戸城近くの池です。
一説によると、事故現場は
信州、つまり長野県の池だったという説もあるようですが、車もない時代、わざわざ、長野県まで行かないだろうと思いますので、私はこの池だったんだろうと思いました。
今は公園として整備されてましたけど、往時を思わせる一隅はこんな感じだったでしょうか。
で、行きたかった所がもう一つ。
大軍を率いて越後に侵入してきた関東管領
山内上杉顕定が
上杉謙信の父、
長尾為景の逆襲に遭い戦死した地、
長森原・・・です。
今ではこんな風にしっかり、公園として整備されているようですが、まさしく、
兵どもが夢の跡・・・ですね。
謙信の父、長尾為景は
越後国守護代、つまり、守護の代理だったわけですが、その越後守護が上杉家だったわけで、つまり、為景は越後守護を討ち、その兄で復讐に燃えて侵入してきた関東管領山内上杉顕定をも討ち取ったわけで、
下克上の走り・・・とされている人物です。
次回に続きます。
平太独白