親愛なるアッティクスへ
ここのところ、とにかく、一日を通して好天に恵まれたという記憶がない福岡県地方・・・。
運動不足は遂にピークに達し、一昨日の日曜の夜はウィスキーの角を数杯飲んだけれども、遂に一睡もできず、翌日も一日中、眠れなかったことから、さすがにこれはまずい・・・と思い、夕方から天気も小康状態となったところを狙って近所を散歩に出かけました。
で、ぶらぶらしていると、貸衣装屋(うちの近所は意外に貸衣装屋が多いのに初めて気づきました。)から若い男性が数人、湯上がりみたいな感じで出て来る・・・。
「着ぐるみのバイトか何かあったのかな?」・・・と思っていたのですが、後でよく考えてみたら、昨日は成人式ではないですか!
彼らは着物か何か借りてたんですね。
で、成人式と言えば良く、「荒れる」ということが言われるわけで、同様にそれを批判する大人の声も毎回、聞かれるようです。
(最近は随分、おとなしくなったみたいですけどね。)
で、先日、私もある方から同様のことを聞かされたのですが、以下、そのときの会話を再現してみます。
知人:「彼らには成人する権利がないな」
私:「彼らも誰も成人式やってくれなんて言ってないんじゃないですか?結局、
選挙権を持つことになった新成人の
一票が欲しいだけの
政治家の先生方がやりたいだけで・・・」
知人:「・・・」
私:「実際、私も自分の成人の時、そう思ってましたよ。『成人式させてくれなんて一言も言ってない』って」
知人:「いや、それは考えすぎだろう」
私:「だったら、そんなにマナーが悪い成人式なんて止めてしまえば良いのに何で止めないんですか?費用だってバカにならないのにまったく、そんな話にはならないじゃないですか」
知人:「・・・」
「成人式
やりたい人の
都合かな」
梁庵平太
ちなみに、
昭和30年代、うちの祖父の写真を見ると、
下人参町自治会長だった関係からか、毎年のように成人式に参列していたようで、当時は
公民館で新成人が
10人弱くらいの至って
こぢんまりしたものだったようです。
まあ、その頃は一堂に会するような
会場も無いでしょうし、あっても、今とは
交通事情が格段に違いますから、そこへ行くまでが大変だったでしょうが・・・。
これでは議員先生方も一々、
顔を売る・・・というわけにもいかなかったのでしょうね。
従って、確か、成人式に出ると、
市長か
知事の
祝辞か何かがもらえたそうですが、これが当時はもの凄く魅力的な特典だったと聞いたことがあります。
まあ、その頃はまだ、ほんの少し前までは成人式ではなく
徴兵検査だった時代ですからね(笑)。
平太独白