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香川照之に似た市川亀治郎と鶴田浩二と違う市川海老蔵
親愛なるアッティクスへ

香川照之に似た市川亀治郎と鶴田浩二と違う市川海老蔵_e0027240_17331623.jpg大河ドラマ「龍馬伝」、ついに、昨日で大団円・・・、平たく言えば、終わっちゃいましたね。

で、一年を通して名演技を見せていた香川照之さんですが、最後の最後に来て、従弟の市川亀治郎さんとの絡みは止めて欲しかったですね。
お互いに、よく似てるんだから、アップになったらややこしいし、離れてみても、どうみても兄弟喧嘩にしか見えないという(笑)。
まあ、他人のそら似というのはある話なのでしょうが、見回り組の今井信郎の役よりも、弥太郎の弟、弥之助役で良かったように思うんですけどね。

ついでに言えば、娯楽ドラマですから、ある程度は割り切って見ていますが、岩崎弥太郎がわざわざ、坂本龍馬暗殺現場にまで居合わせなくても良いんじゃないの・・・という気がしなくもありませんでした。
まあ、弥太郎は、劇を進める狂言回しの意味もあるので、やむを得ない部分もあったのでしょうが、それでも・・・と。

で、龍馬暗殺については、また、日を改めるとして、歌舞伎俳優の市川海老蔵さんが大けがをして入院したとか。
この事件、まあ、ある意味、如何にも今風の事件だな・・・とは思いました。
何が今風かというと、昔、昭和を代表する二枚目俳優・鶴田浩二は、暴漢に襲われた際、必死で「顔」だけは守った・・・といいます。
つまり、「顔」が彼にとって商売道具だったからです。
こういう意識は、何も、彼だけの特別のことではなく、プロ野球選手から、果ては娼婦までそうだったと聞いています。
「あたしは、これで飯食ってるんだよ。これが壊れたら、明日から、おまんまの食い上げさ」・・・と。
これって、完全な職人気質でしょうが、海老蔵さんが顔を怪我したという辺り、如何にもそれが失われた今の時代らしいな・・・って気がしたわけです。

・・・などと思っていたら、海老蔵さんは警視庁の聴取には、「酔いつぶれた人を介抱していたら、ほかの男から因縁をつけられて殴られた」と話しているそうですね。
まあ、すべて真実なのかどうかはわかりませんが、でも、それだったら、顔も守りようがなかっただろうし、倫理的にも責められることではないのかな・・・という気はします。
なぜなら、私も昨日、大相撲九州場所千秋楽を見に行った帰り、自宅まで1時間半かけて歩いて帰ってきたのですが、途中、酔っぱらってひっくり返っているじーさんを発見し、救助してあげました。
(でも、これって、まさしく、「いつかの自分の姿」・・・でしたね。「大丈夫ですか?」と問われれば、全然、大丈夫じゃないのに「大丈夫です」を繰り返すんですよ(笑)。)
確かに、ああいう状態の時に、突然、介抱している側に殴りかかってきたら防ぎようがないな・・・と。
ま、私の場合、守るほどの顔は持ってないんですけどね。
                                         平太独白
by heitaroh | 2010-11-29 18:19 | 社会全般 | Trackback(1) | Comments(4)
Tracked from 人名キーワード チェック.. at 2011-03-23 01:50
タイトル : 市川亀治郎 香川照之
市川亀治郎と香川照之好きですか?|アラサーが語るたくやのアラサーが語るの記事、市川亀治郎と香川照之好きですか?です。 アラサーが語る平太郎独白録 親愛なるアッティクスへ : 香川照之に似た市川亀治郎と ...で、一年を通して名演技を見せていた香川照之さんですが、最後の最後に来て、従弟の市川亀治郎さんとの絡みは止めて欲しかったですね。 お互いに、よく似てるんだから、アップになったらややこしいし、離れてみても、どうみても兄弟喧嘩にしか見えない ... 平太郎独白録 親愛なるアッティクスへ香川照之さんと市川...... more
Commented by sakanoueno-kumo at 2010-11-29 23:12
龍馬の暗殺時、弥太郎は長崎にはいなかったようです。
彼は龍馬が暗殺される少し前の10月28日から大阪に滞在し、龍馬が暗殺された後の11月22日に長崎に向かっています。
目的は後藤に会うためだったようですが、用件はわかりません。
この時期の弥太郎は詳細に日記を残していますが、龍馬暗殺前後の数日間に空白があるそうで、このことから、龍馬暗殺の一説として、後藤と弥太郎の共犯説があるようです。(これも一説ですが、三菱グループが日記のこの部分を公開していないという話もあります。)
まあ、俗説ですけどね。

ドラマで犯行後の今井と出くわしたシーンは無理がありましたね。
不通、顔見たら、殺されるだろう・・・と(笑)。
Commented by heitaroh at 2010-11-30 13:28
<sakanoueno-kumoさん

そうでしたそうでした、確かに、そうでしたね。
弥太郎は確か、佐々木三四郎だったかとケンカして、長崎を飛び出して、京阪方面にいたんですよね。
龍馬と厚い親交があったという割には、別に訪ねたりしないんだ・・・と思ったのを思い出しました。

>三菱グループが日記のこの部分を公開していない

これは初耳です。
でも、十分、有り得る話でしょうね。

私も、後藤岩崎説には懐疑的なのですが、少し、頷かないとイケナイのかなという部分も感じています。
弥太郎が、龍馬を見送った後、「余、不覚にも数更の涙を流す」でしたっけ?
日記に書いている部分。
それって、何だか、いかにも龍馬のこの後の運命を知っていたかのような・・・。
Commented by sakanoueno-kumo at 2010-11-30 14:29
なるほど・・・。
で、“従兄弟”の今井に暗殺を依頼したわけですね(笑)。
Commented by heitaroh at 2010-12-01 13:54
< sakanoueno-kumoさん

「眩しすぎる日の光いうもんは、腹が立つがぜよ」とか言って、依頼したんでしょうね(笑)。
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国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。

by 池田平太郎
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プロフィール
池田平太郎

昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。

昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、「区画整理」「固定資産税」

以後、ふつー(以下?)に現在に至る。

平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、「毛利輝元」の生涯を描いた小説、[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。

平成18年 老いた名将信玄に翻弄される武田勝頼を描いた[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。

平成20年 共に絶版となる。

平成22年 性懲りもなく、黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。

平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で法外な値段で売買されている現状を憂慮し、「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として復刻再出版

平成25年 前作、「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす」が大幅に割愛された物だったことから、常々、忸怩たる思いがあり、文庫本化に際し、新たに5倍近くに書き足した「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす 増補版」として出版。

平成29年 兄、岩崎彌太郎の盛名の影に隠れ、歴史の行間に埋没してしまった観がある三菱財閥の真の創業者・岩崎弥之助を描いた、「三菱を創った男岩崎弥之助の物語 ~弥之助なかりせば~」を出版。

わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった典型的福岡人
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