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「時が人の魂と形を育てる」と「未ダ木鶏タリエズ」の妙
親愛なるアッティクスへ

「時が人の魂と形を育てる」と「未ダ木鶏タリエズ」の妙_e0027240_15213273.jpg「暑気払い
   枕元にて
     氷割れ」

      梁庵平太

暑中お見舞い
申し上げます


毎日暑い日が続いておりますがいかがお過ごしでしょうか?
養生専一、ご自愛ください。

「時が人の魂と形を育てる」と「未ダ木鶏タリエズ」の妙_e0027240_1491188.jpg当方、昨年の引っ越し以来、ちょうど一年が過ぎました。
(←一昨日とは違う意味での「涼」献上です(笑)。)

思えば、昨年の今頃は急に決まった引っ越しのおかげで毎日、不眠不休で、起稿どころではなかったのですが、ところが、そのとき、「何でも良いから、とりあえず、引っ越せ!」で移ってきたもので、至る所、そのままになっておりました。
とはいえ、一年もあったわけですから、まあ、やろうと思えばやれたのでしょうが、何せ生来の怠け者ゆえ、いざ、引っ越しが一段落してしまうと、「まあ、そのうちやろう」で、結局、一年が過ぎてしまったわけでして・・・(笑)。

ところが、引っ越し時に「一家具の再移動年以内無料サービス」という約束があったことを思いだし、家具の再配置を思い立ったことから、だったら、この機会に手つかずとなっていたところをやってしまおうということになり、それで、急に7月は忙しくなってしまった次第でした。

「時が人の魂と形を育てる」と「未ダ木鶏タリエズ」の妙_e0027240_16184625.jpgまあ、そちらの方は先週でどうにか一段落したのですが今度はその間、文字通り、棚上げとなっていた書類などの対応に迫られているのですが、何せ、この猛暑でどうにも進みません。
(今も、とても大事なことをひとつ、何かわかりませんが忘れているような気がします(笑)。)

で、本日もそういう次第ですので、何卒、ご寛恕戴き、手抜きです。
「時が人の魂と形を育てる」とは、ドラマ「白洲次郎」の中で夫人の白洲正子さんが夫に向かって言うセリフですが、なかなか、良い言葉だと思います。
願わくば、私もそういう風にありたいとは思っておりますが、現実には酒飲んで鼻の下に傷を作っているようではなかなか道は険しそうです。

で、先日、色々、問題があった大相撲名古屋場所も横綱白鵬の完全優勝という形で幕を閉じ、白鵬は同時に47連勝という史上3位の連勝記録を更新しましたよね。
今の相撲界の体たらくを考えれば、不世出の大横綱・双葉山の69連勝も夢ではないのかも知れませんが、この点、双葉山は連勝ストップの直後、「イマダモッケイタリエズ(未だ木鶏たりえず)」と電報を打ったといわれていますが、こういう場面でこういうセリフが言える・・・などという辺り、双葉山という人が単に技量だけの人ではなかったということがわかるような気がします。
もっとも、少し、出来過ぎのような気もしますけどね。
何せ、電報を打った先が、著名な陽明学者の安岡正篤大先生ですから(笑)。
                                         平太独白
by heitaroh | 2010-07-30 17:05 | スポーツ | Trackback | Comments(4)
Commented by エリモジョージ at 2010-08-02 10:48 x
本当に暑い日が続いていますね。夏だから仕方ないとはいえ、スーツ姿で会社に通う身には辛いです。
「未だ木鶏たりえず」 いい言葉ですね。大横綱・双葉山の人柄とかをうかがえる一幕です。
数年前、書店の新刊コーナーに並んでいた本の帯にこんな言葉が書かれていました。私はその言葉に強く心を動かされ、人生観が少し変わったような気がしています。
「若者叱るな来た道だから 年寄り笑うな行く道だから」
弱音を吐かずに頑張りましょう!
Commented by silku928 at 2010-08-02 15:58
暑中お見舞い申し上げます。
早速ペンギンのお写真で、涼をいただきました!
3枚目のお写真は、どちらでしょう?
もしかして、平太郎さんのご自宅?からの眺め??(^.^)
素晴らしい庭ですね。

昨年のお引越し、夏でしたか。
なぜか、真冬?(笑)のような気がしていました。
あまりに突然!ということだは、覚えておりました。
業者の家具配置換えのサービス、いいですね。
私もその時!には、お願いしようと思っています。
このところ、ついつい用事を先延ばしする傾向がありますので、
思い立ったら、吉日!ですね。

真夏の、引っ越しもどき?(^.^)、お疲れ様でした。
ご自愛くださいませ。
Commented by heitaroh at 2010-08-04 10:38
<エリモジョージ さん

私もかつては夏もスーツにネクタイだった時期がありましたが、着ているときはそうでもないんですが、一度、脱ぐともう、着られないんですよね(笑)。
当時から、非合理・非効率的だと思ってましたよ。
今は、あまり、そういう縛りはなくなりましたが・・・。

「未だ木鶏たりえず」
おそらく、連勝記録などというものはいつかは途切れるわけで、それなりのコメントは考えていたのかも知れませんが、やはり、そこまではいかなくても日頃、双葉山は安岡から、「木鶏」の故事を聞いており、そこでこういう歴史に残るようなコメントになったのでしょうね。
Commented by heitaroh at 2010-08-04 10:41
< silku928さん

猛暑の中、引っ越し疲れなどから体調などは崩されておられませんか?
どうぞ、ご自愛ください。

私の引っ越しはちょうど、一年前の7月でした。
7月上旬に急に引っ越しが決まって、盆前くらいまで不眠不休だったと思います。
従って、確か、昨年の7月は起稿数が著しく少ないはずですよ。

思い立ったら吉日・・・、私は違う意味で今、それを噛みしめております(笑)。
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国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。

by 池田平太郎
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プロフィール
池田平太郎

昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。

昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、「区画整理」「固定資産税」

以後、ふつー(以下?)に現在に至る。

平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、「毛利輝元」の生涯を描いた小説、[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。

平成18年 老いた名将信玄に翻弄される武田勝頼を描いた[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。

平成20年 共に絶版となる。

平成22年 性懲りもなく、黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。

平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で法外な値段で売買されている現状を憂慮し、「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として復刻再出版

平成25年 前作、「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす」が大幅に割愛された物だったことから、常々、忸怩たる思いがあり、文庫本化に際し、新たに5倍近くに書き足した「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす 増補版」として出版。

平成29年 兄、岩崎彌太郎の盛名の影に隠れ、歴史の行間に埋没してしまった観がある三菱財閥の真の創業者・岩崎弥之助を描いた、「三菱を創った男岩崎弥之助の物語 ~弥之助なかりせば~」を出版。

わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった典型的福岡人
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