親愛なるアッティクスへ
先日、某紳士服店から「夏物半額処分セール」のハガキが届きました。
「処分」ったって、まだ、7月は始まったばかりで梅雨も明けてないのに・・・と思いますが、でも、こういう所は、「もう、今年は夏は暑くならない」・・・と踏んだんでしょうね。
去年もこういう話をした記憶がありますが、こういった所はスピード感が持ち味とはいえ、「じゃあ、何を売るんだ・・・」という気も。
冷夏だからと言って、長袖が売れるというわけでもないでしょうし・・・。
で、こちら(←)は人形流し呼ばれる行事に使う人形(ひとかた)でして、これに息を3回吹きかけて神社に持っていくと、神社がお払いをして川に流すことで厄よけになる・・・と。
もちろん、それが迷信に過ぎないということくらいわかっておりますが、これも博多の夏の風物詩であり、子供たちにも受け継がせたいと思い、毎年、やっております。
ちなみに、今年は気が付いたら終わってました・・・が、一応、家族には内緒ということで・・・(笑)。
病は気から・・・ですから(笑)。
で、こちら(↑)は、 工事中の
新・博多駅なのですが、奥に見えるのが
博多郵便局です。
博多駅完成後はこちらの建て替えが計画されているそうですが、私にとってはここも子供の頃から慣れ親しんだ建物であり、小学校の頃には学校から見学に行ったこともあります。
(解体前には希望者には
棟内見学くらいさせてくれよ・・・と言いたいですね。)
ちなみに、当時は、まだ出来たばかりの頃だったのでしょう、我々を案内してくれた局員の方も、その
偉容に自分の物でもないのに、晴れがましい顔をされてましたが、まさか、この建物が建て替えられる頃には自分たちは
民間人になっているとは思いもしなかったでしょうけどね(笑)。
この点で、先日、
NHKで
国税調査官のドラマを見たのですが、少し考えさせられる所がありました。
そのドラマは、昔の
伊丹十三監督の
「マルサの女」などと違い、その仕事内容などよりも「推理サスペンス」に近いような、あまりにも飛躍しすぎた内容だったので、ちらっとしか見てないのですが、確かに、
「税務署」といえば昔からあまり良くは言われない職業でしたよね。
でも、彼ら税務署員は収入も含めて、それほど
厚遇されているわけでもないし、当然、自分の懐に入るわけでもない、それなのに多くの人から良い顔をされない立場にいるわけで、それなのに皆、職務に忠実に動いている・・・。
でも、国家という物がきちんと運営されていくためには、彼らがきちんと
機能しているということが大事なことなんですよ。
そこが崩れると、我々が生活を営んでいく上でのすべての物が崩れるわけで・・・。
彼らが、
「不遇」に甘んじながらも職務に精励する状態を崩してはいけないと思うんです。
かつての我々を案内してくれた郵便局員のおじさんのように・・・。
平太独白