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残念無念、ワールドカップ日本代表惜敗で眠れず・・・
親愛なるアッティクスへ

昨日のサッカー、ワールドカップでの日本代表惜敗・・・、何とも残念でしたね。
PK戦になると、絶対、不利だな・・・とは思っていたんですよ。
日本代表にはあんまりPK戦の経験が無いんじゃないかな・・・という気がしたということもながら、今の日本人には、組織、集団で戦っていくというスタイルはともかく、ああいう、1対1で一発ずつ延々とロシアンルーレットを続けていくような神経戦は向いてないな・・・と思ってましたから。
事実、相手の2人目が終わった段階で、その懸念はいよいよ強くなりましたよ。

なぜなら、まず、パラグアイ選手の1人目が入れた段階で、日本の遠藤保仁選手にはもの凄いプレッシャーがあったのでしょうが、その遠藤が入れ返したことで、今度は相手の2人目にプレッシャーがかかることになったはずですよね。
ところが、それにも関わらず、あのとき、相手の2人目の選手はあまり考える素振りも見せず、さっさと蹴り込んだんですよ。
この点は昔、阪神タイガース掛布雅之選手が10打席連続安打タイ記録を作った際、新記録がかかった打席に向かう時に、ふと、「こういう機会は滅多にないから後悔しないように慎重に行くべきか、それとも、ここまで来た勢いのままに行った方がいいんだろうか?」と考え、前者にしたところが凡打に倒れ、新記録は成らなかった・・・という話があるように、大体、ああいうときは深く考えずに、スコーンと行った方が良いもののようです。

その点、やはり、あの、本田圭佑という選手は大したものですね。
相手の二人目ほどではなかったものの、駒野友一選手が外した後の、あの重圧がかかった場面でも割と短時間で蹴りましたからね。
もし、彼に、そういうノウハウがあってのことではなかったとしたら、やはり、彼は「天性のストライカー」なのかもしれません。
ただ、そういう観点から見れば、全体に日本の選手はパラグアイの選手に比べて、考えている時間が長かったような気がしますが、これではもう、駒野選手が外す以前に負けていたといっても良いように思います。
ああいう場面では、嘘でも、「俺たちはこんなの慣れてるんだぜ」という感を与え、相手にプレッシャーを掛ける必要があるわけで、その意味では少しくらいぞんざいなプレーの方が良かったわけで・・・。
パラグアイとしても絶対にプレッシャーがなかったはずはないので、となれば、お互い、苦しいのに素知らぬ顔で最後まで相手にそれを見せない、いわゆる、我慢比べが必要だったと思うのですが、この点、日本はあまりに正直すぎましたね。

それでも、この日のテレビ中継の平均視聴率57.3%で、瞬間最高視聴率に至っては64.9%だったそうですから、この辺の数字こそが、日本国民が彼らの健闘を讃えている何よりの証ではないでしょうか。
敗れはしたものの、延長戦が終わった後にそこに倒れ込んで動かなかった田中マルクス闘莉王選手の姿に久々に、「大和魂」というものを見たような気がしましたよ。
もっとも、おかげで私は試合を見終わった後、気が高ぶっちゃって眠れませんで、この後、飲み会なんですけど大丈夫かしら・・・、何だか眠たくなって来ちゃいましたが(笑)。
                                         平太独白
by heitaroh | 2010-06-30 08:49 | スポーツ | Trackback(2) | Comments(6)
Tracked from 坂の上のサインボード at 2010-06-30 17:19
タイトル : 脱力感・・・ワールドカップ日本代表ベスト8ならず。
とにかく疲れました・・・。 いや、試合結果のせいではないです。 日本の選手は本当によく頑張ったと思います。 ただ、見ていてとても疲れる内容の試合でした。 ワールドカップ南アフリカ大会、日本チームにとっての決勝トーナメント初戦・対パラグアイ戦は、熱戦の末パラグアイの勝利、日本は史上初のベスト8進出の夢はあと一歩のところで叶いませんでした。 試合は0-0のまま90分を過ぎ、延長戦にもつれ込みました。 延長の30分でも両チームとも得点できず決着はPK戦へ。 結果は惜しくも3-5で日本のベス...... more
Tracked from Calcio.info at 2010-07-01 17:36
タイトル : パラグアイ監督、互角の勝負と
●W杯日本代表はパラグアイ戦に0-0延長戦末のPK戦3-5で、惜しくも敗退。パラグアイは中盤を支配、しかし日本DF陣やキーパーの川島選手の好守でゴールを許さず。パラグアイ監督が頭を抱えるFK好機も掴めず、PK戦へ。Barreto、遠藤保仁選手、Barrios、長谷部選手、Riverosがゴールを決めた後、駒野選手のシュートはバーを打ち、その後Valdez、本田圭佑選手、Cardozoが決めて死闘は終了。 ●マルティノ監督は、両チームが勝利獲得に奮闘したと説明。「恐れと緊張が。皆がこの様に試合が決まる...... more
Commented by エリモジョージ at 2010-06-30 16:54 x
負けた瞬間、久しぶりに体が熱くなり、そして悲しさがこみ上げてきました。トーナメント戦故にこれで終わり、ということでなく、こんなに選手は一生懸命やったのになんで勝てないんだ、という憤りに近い感情からでした。
日本が負けた瞬間、PKを外し憔悴しきった駒野の所に一人のパラグアイの選手が駆け寄り、額を擦り付けながら彼の健闘を称えていたそうですが数年前の夏の高校野球、豊田大谷対宇部商の延長戦を思い出しました。
延長15回の裏、無死満塁からまさかのボークで豊田大谷がサヨナラ勝ち。呆然と立ちすくむ宇部商2年生エースの藤田の所へ仲間が肩を抱きながら最後の整列。一礼をした直後、豊田大谷の3年生エース上田が藤田の所へ駆け寄り、肩を叩きひとこと声を掛けていました。要するにスポーツマンシップです。
後に藤田は「しばらくはボークを宣告した審判を恨んでいたけど、大学に進学し、野球を続けている時にあの判定を素直に受け入れることが出来た。」と語っていました。それだけ大人になったのだと思いますがその記事を読んだ瞬間、私は嬉しくなったのを今でも覚えています。
Commented by sakanoueno-kumo at 2010-06-30 17:18
PK戦での決着というのは、ルールだから仕方がないとはいえシコリが残りますね。
決めて当たり前のプレーですから、誰かがシュートを決めて勝利を掴むのではなく、誰かがミスをして負けが決まるという残酷な決着方法ですもんね。
そこには、「こいつのおかげで勝った」という殊勲者は生まれず、「こいつのせいで負けた」という選手が必ず生まれます。
なんか、もっと良い決着のつけ方はないものかと・・・。
Commented by silku928 at 2010-07-01 09:17
おはようございます。

最後のPK戦、
祈るような気持ちで見守りましたが、何とも無念。
娘は夕食後、仮眠をとっての本気モードでの観戦態勢、
息子も早々に帰宅、
家人もいつもの就寝時間延ばして眠気と戦いながら、
視聴率アップに家族総出で貢献いたしましたが、
ほんと、残念!でした。

日本代表選手、最後までよく頑張りましたね。
戦うごとにまとまり、考え、思いやり、
すごくいいチームだったんだな、とあらためて思いました。
岡田監督、いいときは選手を讃え、いざというときは私の責任!と言い切り、こんな上司ならば!(笑)と思うほど。
平太郎さんが仰るように、PK戦はやはり経験の差が出てしまったように私も感じました。心臓に悪いです。はらはらどきどき。
蹴る順番も重要なんですね。

勝てそうで勝てないパラグアイ、守りも堅固、背も高く、胸も厚く、
アメフトの選手かと思うほどの体格。やはり試合上手でした。
ああ、これでやっと安眠できます..♪。

で、二日酔いは、大丈夫でしたか?



Commented by heitaroh at 2010-07-01 13:37
<エリモジョージさん

お気持ち、よくわかります。
私も、いっそ、3-0とかで負けておけば「ま、こんなもんか」で、すんなり眠れたんですけどね(笑)。
私は、そのあと、中田ヒデが自分も以前、OO戦でPKを外したことがあると言っていたのを聞いて、そういえば、ロベルト・バッジョもジーコも外してたな・・・と思い出しました。
あの辺クラスでもミスをするほどのプレッシャーがかかるわけですから、仕方ないのでしょうか。

>憔悴しきった駒野の所に一人のパラグアイの選手が駆け寄り、額を擦り付けながら彼の健闘を称えていた

パラグアイの選手ならずとも、サッカー選手なら誰しも、他人事ではなかったでしょうね。
でも、私なら、負けた相手から慰めて欲しくないですけど(笑)。

元阪神の江夏の高校は地区予選で内野手がエラーして負けたそうですが、その、エラーした選手は駒野のように優しく扱ってもらっているのかというとさにあらず、今でも同窓会のたびにぼろくそに言われるそうで、いい歳扱いたおっさんが未だに「泣く」そうです(笑)。
でも、私は変にかばってもらうよりも、それで良いと思うんですけどね。
Commented by heitaroh at 2010-07-01 13:37
< sakanoueno-kumoさん

仰るとおりだと思います。
でも、勝負とは非情なものですよ。
それを許さないと、今時の運動会などでの皆で手を繋いでゴールするなどというおかしなことになるわけで・・・。

それに、ラグビーのように試合後の「くじ」で勝者が決まるなんてのよりはいっそ、白黒はっきりして諦めも付くんじゃないですか。
Commented by heitaroh at 2010-07-01 13:42
<silku928さん

おや、パソコンは復旧されましたか?

我が家もガキは今日の試合を見るために・・・と言って、早々と昼寝してました(笑)。

岡田監督も、本当に「勝てば官軍」ですよね。
戦前は進退伺い出したのが嘘のような世論の手のひら替えしです。
サポーターの幟も「岡田辞めろ」だったのが、「神様仏様岡田様」ですからね(笑)。

しっかし、あれは見てる方もあれだけ心臓に悪いわけですから、やってる方はもっと悪いでしょうね。

二日酔い・・・、それが一緒に飲んだ相手もやはり、前夜、パラグアイ戦を見て、やけ酒でがぶ飲みしてしまったらしく、おかげで昨日は適量で済みました(笑)。
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国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。

by 池田平太郎
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プロフィール
池田平太郎

昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。

昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、「区画整理」「固定資産税」

以後、ふつー(以下?)に現在に至る。

平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、「毛利輝元」の生涯を描いた小説、[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。

平成18年 老いた名将信玄に翻弄される武田勝頼を描いた[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。

平成20年 共に絶版となる。

平成22年 性懲りもなく、黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。

平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で法外な値段で売買されている現状を憂慮し、「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として復刻再出版

平成25年 前作、「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす」が大幅に割愛された物だったことから、常々、忸怩たる思いがあり、文庫本化に際し、新たに5倍近くに書き足した「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす 増補版」として出版。

平成29年 兄、岩崎彌太郎の盛名の影に隠れ、歴史の行間に埋没してしまった観がある三菱財閥の真の創業者・岩崎弥之助を描いた、「三菱を創った男岩崎弥之助の物語 ~弥之助なかりせば~」を出版。

わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった典型的福岡人
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