古の九州探題は何処にありや!を推理する その3
親愛なるアッティクスへ

先日よりの続きです。

その鎮西探題が居城とした鷲尾山ですが、実は、ここは私にとっては大変、思い出深い所でして、と申しますのも、ここは現在、鷲尾愛宕神社となっており、その中腹にある焼き餅屋さん(←)が、父のお得意様だったようで、子供の頃から、何かあると良く連れて行かれたんです。
(昔はこんなに立派ではありませんでしたけどね・・・。)

当時、ここから見る南側の風景はと言うと、ゴッホも惚れ惚れとするような見事な田園風景でして・・・。
(←ここから見える、山裾に至るまでの風景すべてが緑一色だったと想像してください。)

それが、平成の初め頃に行った時には、見渡す限り、びっしりと建物だらけになっており、さらにそれから10年ほど後には都市高速は通るは・・・で、さら現在は地下鉄も走っており・・・。
往事を知る者にとって、その変貌ぶりは驚嘆です。

ここは、東は室見川という川が流れ、で、当時は海中に取り残されたような殺風景埋立住宅街があるだけでした。
(←右端に見えるのが福岡タワー。ということは、昭和30年代までは手前の樹木と右中程タワー奥に見える遠景の山以外、すべて海だったと・・・。)
ちなみに、西は姪の浜という街ですが、ここは昔は漁師町でしたので、おそらく、鎌倉期は入江だったのではないでしょうか。
(←ちなみに、南側を下から見るとこのようになっております。隣のマンションと比べると、その断崖絶壁ぶりが際だっており、つまり、三方が海と川、南は断崖ということで、改めて、その難攻不落ぶりが偲ばれるでしょうか。)
ただ、その堅固な要害ぶりと裏腹に、探題がここに城を構えた・・・ということ自体、その後の滅亡を示唆していると思います。


次回に続く。
                                         平太独白
by heitaroh | 2010-04-26 17:40 | 地域 | Trackback | Comments(2)
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Commented by 芙蓉 at 2010-04-27 00:33 x
こんばんは。
このところずいぶん春めいて、気持ちよい風が吹き始めましたね。
東野圭吾も真っ青の、ミステリー?エントリー。
九州探題は何処へ...楽しく拝見しております(^^)。
花畑小学校で見た石碑の疑問から始まり、
このたびのゴッホも驚きの町の変貌の様子、
平太郎さんの好奇心と推察と実証、素晴しいですね。
&、食べ物屋の思い出も、面白いです(^^)。

昨年鎌倉を歩きましたので、当時の状況を思い出し、
興味津々。その後の続き、心待ちにしております。

お写真も綺麗に撮れていますね。青が爽やか!


Commented by heitaroh at 2010-04-27 18:09
< 芙蓉さん

こちらは昨日は雨だったのですが、今日は好天でした。
随分、春らしい陽気になってきましたね。

まさか、このようなマニアの話題に興味を持って頂くとは思いませんでした。
謹んで御礼申し上げます。
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国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。

by heitaroh
プロフィール
池田平太郎

昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。

昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、「区画整理」「固定資産税」

以後、ふつー(以下?)に現在に至る。

平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、「毛利輝元」の生涯を描いた小説、[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。

平成18年 老いた名将信玄に翻弄される武田勝頼を描いた[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。

平成20年 共に絶版となる。

平成22年 性懲りもなく、黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。

平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で法外な値段で売買されている現状を憂慮し、「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として復刻再出版

わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった典型的福岡人
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