高校野球の女子マネージャーが読むもしドラッカー その5
親愛なるアッティクスへ

福岡市内では、さすがに、ぼちぼち葉桜になってきましたが、中にはまだまだ、今を盛りと咲いているものも。
e0027240_1611279.jpg
(↑ おそらく、桜の話題は今年はもう最後でしょうから、まとめてUPしておきます。)

で、本日、昼食がてら、福岡市南区にある桧原(ひばる)という所へ行ってきました。
ここは、「桧原桜」と呼ばれる地元では割と知られた桜があるところでして、かいつまんで説明しますと・・・。
e0027240_15464563.jpg昭和59年(1984年)、福岡市の道路拡張工事にともない、沿線にあった桜の大樹が伐採されることになった折、これを惜しんだ住民の一人が、当時の福岡市長宛てとして、
 「花あわれ
   せめてはあと
     二旬
    ついの開花を
     ゆるし給え」

の句を枝に吊したところ、それを見た市長が、
 「桜花惜しむ
   大和心の
     うるわしや
    とわに匂わん
     花の心は」

と返歌した札を枝に吊したことから、結果、道路拡張計画は見直され、一帯の桜は残されることになった・・・と。

で、本日、その桧原桜に行ったら、なぜか、警察の非常線が張られてました・・・。
聞けば、発砲事件だとか・・・(汗!)。
こういう粋な話題には何とも相応しくないまったく無粋な話ですので、おもむろに昨日の続きです。

「成長には準備が必要である。いつ機会が訪れるかは予測できない。準備しておかなければならない。準備ができていなければ、機会は去り、他所へ行く」

これは、岩崎夏海著、「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」の中での、ドラッカーの著書「マネジメント」の引用部分ですが、私はこの部分を読んで、デビュー後、なかなか役に恵まれなかった女優・賀来千香子に対し、当時の事務所の社長であった俳優・夏木陽介が言ったという言葉を思い出しました。
はっきりとは覚えていませんが、確か、「売れるかどうかは運もあるからわからないけど、チャンスが来たときには、すぐにこれを掴めるように準備しておかなければならない。準備不足でそのチャンスを逃すと次の機会は永遠に来ないかもしれない」・・・というような内容だったと記憶しております。
賀来さんは、その言葉を胸に、売れてない頃も、ランニングであるとか、レッスンであるとか、とにかく、準備を怠らなかったんだそうですね。
もっとも、夏木さんは、そういう賀来さんの姿を間近でしっかり見ていたと言ってましたから、おそらく、機会が来たのは偶然などではなく、必然だったのだろうとは思いますが。
                                         平太独白
by heitaroh | 2010-04-07 17:45 | 文学芸術 | Trackback | Comments(4)
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Commented by 南の国の会社社長 at 2010-04-08 02:10 x
そういえば、「野球の監督」という単語を和英辞典で調べたら、"baseball manager"と出ていました。ということは、日本の野球部のマネージャーというのは、英語のマネージャーとは違うんかいなと思ったりして、ちょっとこんがらがってしまいます。確かにタイトルはどうであれ、実際はいろいろですよね。社長というタイトルであっても、ちゃんとした社長の仕事をしていない私のような人間もおります。(笑)しかし、機会はいつ訪れるかわからないので、いつ機会が訪れてもよいように常に準備しておかなければいけない、というのは自分にもいい聞かせたい言葉ですね。
Commented by heitaroh at 2010-04-08 16:29
<南の国の会社社長さん

そうなんですよ。
選手兼任監督などという場合、プレイイング・マネージャーなどというくせに、マネージャーはしっかり、別にいたりするんですよね。

>自分にもいい聞かせたい言葉

私も自分にいい聞かせたい言葉なのですが、しかし、現実には、来るか来ないかわからないもののために準備を怠らないというのはなかなか、難しい話でして・・・。
Commented by sakanoueno-kumo at 2010-04-09 14:10
野球の監督を英語で「ベースボールマネージャー」と言いますが、サッカーの監督の場合は「ヘッドコーチ」だそうですね。つまりサッカーの監督さんの一番のの仕事というのは、戦略・戦法を考え指揮するということで、それに対し野球の監督の一番の仕事は、選手の適材適所を見定めポジショニングをし、打順を決め、試合中は選手交代を見極めるなどが主で、いわゆる「マネージャー」なんですね。
そういった意味では、前項でおっしゃられていた「技術屋」という立場は、サッカーの監督さんに合った解釈かもしれません。

連日紹介していただいたこの本、いずれ私も読んでみようと思ってしまいました。
宣伝料もらって下さい(笑)。
Commented by へいたらう at 2010-04-09 14:33 x
<sakanoueno-kumoさん

え!サッカーの監督は「ヘッドコーチ」なんですか!
結構、びっくりです。
まあ、あちらは英語で、野球の方は米語という違いはあるのでしょうが。

確かに、サッカーの監督は、野球に比べ、一旦、試合が始まると、あまり、出番がないように感じておりましたので、その意味では、「戦略・戦法を考え」、それを「周知させる」というところまでが範囲なのかもしれません。
それに比べると、野球は「戦略・戦法を考え」から「それを判断し実行する」という采配までが求められるわけで、その分、サッカーよりは「名選手名監督成らず」的な面が強いのかもしれません。
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国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。
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プロフィール
池田平太郎

昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。

昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、「区画整理」「固定資産税」

以後、ふつー(以下?)に現在に至る。

平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、「毛利輝元」の生涯を描いた小説、[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。

平成18年 老いた名将信玄に翻弄される武田勝頼を描いた[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。

平成20年 共に絶版となる。

平成22年 性懲りもなく、黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。

平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で法外な値段で売買されている現状を憂慮し、「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として復刻再出版

平成25年 前作、「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす」が大幅に割愛された物だったことから、常々、忸怩たる思いがあり、文庫本化に際し、新たに5倍近くに書き足した「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす 増補版」として出版。

平成29年 兄、岩崎彌太郎の盛名の影に隠れ、歴史の行間に埋没してしまった観がある三菱財閥の真の創業者・岩崎弥之助を描いた、「三菱を創った男岩崎弥之助の物語 ~弥之助なかりせば~」を出版。

わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった典型的福岡人
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