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魁皇の最多勝利新記録に想う東尾の殿堂入りと勝利論
親愛なるアッティクスへ

魁皇の最多勝利新記録に想う東尾の殿堂入りと勝利論_e0027240_1121274.jpg本日の福岡市内はこの冬初めての積雪・・・。

(←10分ほど走らせたにも関わらず、未だに愛車の屋根はこの通り。当然、動き出す前はワイパー「よいしょっとぉ」と声をあげながらフロントガラスに積もった雪を払いのけました(笑)。)

で、本日の本題ですが、何と言っても福岡県出身魁皇の、大横綱・千代の富士の記録を塗り替える幕内最多勝利新記録でしょう。

魁皇の最多勝利新記録に想う東尾の殿堂入りと勝利論_e0027240_11175851.jpgでも、大横綱として、数々の記録を塗り替えた千代の富士ですが、私的にはむしろ北の湖の強さの方が印象深いですね。

(←路面は溶けているものの、ご近所の屋根はこの通りの雪化粧・・・。)

思うに私などは特にそうですが、男の子は時に「圧倒的な強さ」・・・というのに憧れる傾向があるようです。

常勝・巨人をこれでもか!という形で3年連続で下し続けた頃の西鉄ライオンズ然り。
しかし、あまりにも強すぎて、毎回毎回、同じ人ばかりが勝ち続けると人は飽きてくる・・・。

9年連続で日本一になった巨人には「アンチ巨人」という言葉が生まれ、黄金時代の広島カープは常勝になるとなぜかファンが減り始めた・・・と。
同じ野球をやっていながら、最初の頃は勝つだけで喜んでくれたのに、勝ち続けると、「強いのは嬉しいんだけど・・・」と言われる。
その典型が、北の湖だったでしょう。
勝ち続けることに対し、あれほど罵声を浴びせられた力士も珍しかったですし、逆に、北の湖が負けるとニュースになった・・・くらいで、この点は今の、(ちょっと前の?)朝青龍などにも通じるものがあるでしょうか。
その点、千代の富士は、出てきた頃、先代貴乃花の後継者・・・みたいな観がありましたので、まさか、あれほどの大横綱になるとは思いませんで、(先代貴乃花の路線は若島津寺尾が引き継がれましたね。)私の印象では、北の湖が下り坂に入り、怪我して休場を繰り返すようになって、勝ち星を重ねるようになった・・・感があります。
それだけに、千代の富士が色々な記録を更新するのを聞くたびに、少し意外な気がしましたね。

で、まさかあれほどになるとは思わなかった・・・という点では、本日はもう一人、旬のネタの人が居ます。
昨日、野球殿堂入りが決まった東尾 脩元西武監督です。
今や、娘の東尾理子さんの婚約の話題の方で有名になった観がありますが、この人は元々、福岡の西鉄ライオンズ出身で、私などは子供の頃から見てましたが、正直、まさかこれほどの大投手になるとは思いませんでしたね。
歴史に残るような弱体球団にいたから、打線の援護もなかった反面、主戦級として投げさせてもらっていたものの、期待感ばかりが先行していた感があり・・・。
彼の場合、若いうちにそういう経験を積むことが出来たというのが一番、大きかったのでしょうね。
                                         平太独白
by heitaroh | 2010-01-13 08:08 | スポーツ | Trackback | Comments(4)
Commented by mimishimizu3 at 2010-01-14 08:31
魁皇よかったですね。というより「えらい」ですね。
これからもがんばってほしいです。
Commented by へいたらう at 2010-01-14 12:52 x
< mimishimizu3さん

私がむしろ、感心したのは魁皇は五回も優勝していたんですね。
千代大海も3回も優勝していたようですし、二人とも、名大関と言って良いんじゃないでしょうか。
もっとも、二人とも、そんなに優勝していた印象がないんですけどね(笑)。
Commented by Dynamite--Kid at 2010-01-14 22:57
ご無沙汰してます。
しばらくROMばっかりでしたが、これからはまたちょくちょくお邪魔しますね。

昨年末の大相撲特集で『魁皇関に名誉横綱を』という話題が出てました。
確かにこれまでの戦績を思えば相応しいとは思いますが、冷静に考えて本人にとって喜ばしいのかそして肩書に威力があるのか…

とは言え千代大海関が現役を退いてしまった今、幕内通算勝ち星更新と来場所の幕内在位100場所を目指して欲しいですね。



ちなみに、HNちょっと変えました。
Commented by heitaroh at 2010-01-15 16:17
<Dynamite--Kid さん

お久しぶりです。
そちらは雪は凄いみたいですね。
昔ほど降らなくなったとは聞いてましたが・・・。

>『魁皇関に名誉横綱を』
>冷静に考えて本人にとって喜ばしいのか

・・・確かに、本人としては実力でなれなかったから「名誉」でもらう・・・ということでもあり、複雑なところでしょうね。
私なら、大関で十分です・・・と言いたいような。



ちなみに、DはダイエーのDかと思ってました(笑)。
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国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。

by 池田平太郎
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プロフィール
池田平太郎

昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。

昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、「区画整理」「固定資産税」

以後、ふつー(以下?)に現在に至る。

平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、「毛利輝元」の生涯を描いた小説、[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。

平成18年 老いた名将信玄に翻弄される武田勝頼を描いた[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。

平成20年 共に絶版となる。

平成22年 性懲りもなく、黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。

平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で法外な値段で売買されている現状を憂慮し、「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として復刻再出版

平成25年 前作、「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす」が大幅に割愛された物だったことから、常々、忸怩たる思いがあり、文庫本化に際し、新たに5倍近くに書き足した「死せる信玄 生ける勝頼を奔らす 増補版」として出版。

平成29年 兄、岩崎彌太郎の盛名の影に隠れ、歴史の行間に埋没してしまった観がある三菱財閥の真の創業者・岩崎弥之助を描いた、「三菱を創った男岩崎弥之助の物語 ~弥之助なかりせば~」を出版。

わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった典型的福岡人
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