「酒飲めば 夢に見るなり 崇福寺」 その1 参門
親愛なるアッティクスへ

先日、まだ私が目が回るような多忙な中に居た頃(本当に頭がくらくらしてました。)、それでも敢えて、時間を割いて行ってきた所があります。
福岡市博多区の福岡県庁近くにある崇福寺です。



ここは、筑前福岡藩黒田家の菩提寺であると同時に、「お地蔵さん」の寺としても知られておりまして、実は私が物心ついた頃から、どういうわけか、いつも連れて行かれていた所でした。
まあ、母としては、「子供を連れてお地蔵さんにお参りに行ってくる」というのは、数少ない息抜きの場だったのでしょう。
それだけにで、私にとって、ここは、「昭和30年代」をもっとも体現した場所でして・・・。
で、ここに行くときにいつも見上げて通っていたのがこの山門(↓)・・・です。

(昔は両側に店が軒を連ねており、もっと、雑多な人たちで賑わってました。)

となれば、子供心に「一度でいいから上がってみたいな・・・」と思うのも人情でして、それは大人になってからもこの山門を見上げるたびに、遠い昔の切ない願いとしてフィードバックされていました。
それが、聞けば、一般開放されるというじゃないですか。
で、多忙さの中、ふと、締切に気づいたのが3日前・・・。
翌日はもう、終日、予定が詰まっておりましたので、今日か明後日か・・・ということになり、本当はそれどころではなかったのですが、意を決して、思い切って、行って参りました。

(↑この先に何があるか、ずっと知りたかったんです。ちなみに、こう言うと、大概、「何があった?」と聞かれますが、「あった」んじゃないんです。「いた」んです。そこから先は言うと減るので言いません(笑)。)

で、この参門、実は最近知ったんですが、由緒正しき参門だったようで、元々、福岡城の門を移築した物だそうですね。
従って、中にはこれ(↓)が展示してありました。


黒田家の瓦だそうですが、始祖・黒田如水も藩祖・黒田長政も、共にキリシタン大名だったという過去があることから、瓦に密かに十字架を刻んでいたのではないか・・・と。
それがこの瓦だと・・・。

明日に続く・・・と思います。
                                         平太独白
# by heitaroh | 2012-05-16 11:42 | Trackback | Comments(0)

超能力者ユリ・ゲラーの真実
親愛なるアッティクスへ

先日、多忙の極みにあった頃、私が帰宅したところ、テレビで「ほこたて」という番組をやっておりました。
(←忙中閑あり・・・。こちらは別腹です(笑)。)

この番組は、いわゆる、「矛盾」という言葉の語源となった「絶対にOOする」と「絶対にOOさせない」を戦わせてみる番組でして、家族が見ていたので、私も見るともなしに見ていたところ、「絶対に曲がらないスプーン」VS「絶対にスプーンを曲げてみせる男」の対決・・というコーナーが始まりました。

絶対に曲がらない山崎金属工業社製のスプーンに対する名前を聞いて、ちょっと、びっくり・・・、ユリ・ゲラーだというじゃないですか!
私はそれを聞いて、思わず、「彼はもう、出てはいかんよ」・・・と呟きましたよ。
対決は、時間無制限でスプーンが1mmでも曲がったらユリ・ゲラーの勝ちというルールで行われ、結果は、案の定、あっさりと敗北・・・。
「初めて曲げられないスプーンに出会った」とコメントし、相手を褒め称えてましたが、何だか、彼が痛々しくなってきました。

彼が、日本に「奇跡」を巻き起こしたのは、昭和48年、私が小学校6年生の時でしたが、翌日は、もう、学校はこの話題でもちきりでしたね。
当時から、「超能力だ!」「いや、トリックだ!」と色々、言われましたが、今では、何でもはっきりと「トリック」だとして、もう、「ショー」をやってはいけない・・・という国もあると聞きましたし、日本人でも、このトリックを利用して、「自分は超能力者だ」とか言っておきながら、隠しカメラでトリックを見破られて、さらし者になった人もいましたよね。
で、それを承知の上で言いますが、私は彼、ユリ・ゲラーは最初からすべてインチキだったとは思っていません。
少なくとも、昭和48年のあの時点までは・・・。

あの時、彼は、自らがスプーンを曲げて見せるばかりではなく、ブラウン管の向こうから、我々、視聴者にも、スプーンや壊れた時計を用意して念じるように言いましたよね。
残念ながら、我が家ではスプーンは曲がりませんでしたが、私が持っていた、祖父の、壊れて何年も動いてなかった腕時計は私の手のひらの中で動いたんです。
そういうと、「何かの衝撃を与えれば動くんだ」という人もいましたが、あの後、どんな衝撃を加えても、どれほど念じても、その時計が二度と動くことはありませんでした。
その意味では、彼がスタジオでやっていたことにはトリックがあったのかもしれませんが、少なくとも、「うちのタンスの中に長年放置されていた時計が私の掌の中で動いた」・・・という事実は私にはトリックでは説明がつかいんです。

おそらく、彼は最初、日本のテレビに出だした頃は、それほど自分が特別な存在だとは思っていなかったのではないでしょうか。
「何か知らないけど、出来ちゃうんだよ」という感じで。
それが、ああやって、マスコミで弄り回され、詐欺師呼ばわりされ、汚れるうちにかつての力を失くして行った・・・と。
昭和48年頃の彼は、見るからに、あまり擦れてない純朴な青年だったような印象があります。
今回、スプーン曲げの前に彼が、「少しなら曲げてみせる自信があるんだ」などと言ったのを聞いて、「最初から『少し』なのか」と失笑してしまいましたが、思わず本音を言っちゃったんでしょうね・・・。
明治の頃の日本の超能力者も最初は研究に協力していたつもりが、いつの間にか、見世物、詐欺師呼ばわりされ、自殺に追い込まれたと聞いていますが、彼も、すっかり、かつての純朴さは失い、生活の為、過去の栄光の為に、今では「スプーン曲げ芸人」に成り果てているんじゃないのか・・・と。
何だか、彼が可愛そうでなりません。
                                         平太独白
# by heitaroh | 2012-05-15 17:45 | その他 | Trackback | Comments(0)

一年前の恥ずかしながらの今更の関ヶ原紀行 その1
親愛なるアッティクスへ

今日からいよいよ、五月ですね。
GW中も、たまりにたまっている残務の処理に追われており、世間の華やぎとは裏腹に、普通に出勤の毎日が続いております。
何とか、連休中に目途を付けたいんですけどね。
ところで、昨年の今頃は東日本大震災の関係で栃木県へ行き、最初の帰省で福岡へ戻ってきた頃でした。

(↑日光東照宮にある徳川家康の墓です。)

で、昨年は色々と忙しく、そのままになっていたことがあったのですが、その帰途、せっかくなので寄り道をして、「関ヶ原」へ行ってきました。


関ヶ原といえば、壇ノ浦、鳥羽伏見と並んで日本三大会戦の一つに挙げられるほどで、おそらく、日本で一番有名な戦いではないでしょうか。
この点、当然、拙著でもたびたび採りあげていたのですが・・・、実は・・・、恥ずかしながら・・・わたくし・・・、まだ行ったことがありませんでした(笑)。

(以前、行こうとしたことはあったのですが、岐阜市内で聞いたら、「関ヶ原って名前は有名なんだけど、行っても何もないん所なんですよ」と言われ、連れがあったので、彼に遠慮して、結局、郡上八幡に行き、鹿鍋で一献やって帰ってきてしまいました。)

「紀之介が
  先を促す
    春木立」
     梁庵平太


←名将・大谷刑部少輔吉継の墓よりの戻り道。
なぜか、誰かに、帰りを促されているような気がして・・・。

また、次回に続きます。
                                         平太独白
# by heitaroh | 2012-05-01 07:09 | 地域 | Trackback | Comments(0)

有田なう
親愛なるアッティクスへ

有田焼で有名な佐賀県有田に来ています。

焼き物のことはさっぱりわからないけど・・・、有田陶器市には一足早いけど・・・、訳あって、なぜか、ここ(←)にいます。

今から帰ります。
                            平太独白
# by heitaroh | 2012-04-27 15:13 | その他 | Trackback | Comments(0)

大河ドラマ「平清盛」での中井貴一くんは史上最高長生き?
親愛なるアッティクスへ

見てるのは見てるけど、殆ど早送りでしか見ていない、今年の大河ドラマ「平清盛」・・・。
内容的には、「おんな太閤記」以来、大河ドラマに増えた女目線の現代人価値観押し付け路線とは一線を画しており、「悪くない」はずなのに、なぜか、「お江」と同じように早送り状態・・・。
何がいけないんだろう・・・と自問自答しつつも、決定的に「これ!」というのは見つからず・・・。
(←壇ノ浦。)

「関門の 
  風に問いたや
   春何処」
  梁庵平太


(↑平 知盛の墓だそうです。)

私は現代人の勧善懲悪の価値観を押し付けるつもりはありませんし、それ以前に、歴史的にも、キリスト教的倫理観が入ってくるはるか前ですから、人間関係というのは実際にあんな物だったのかもしれませんが、まあ、お茶の間(死語?)で家族と一緒に見られる構成にはなってなませんよね。
当然、それは主役の責任・・・などではなく、そもそもが、この番組には、「語りたいことは何なのか・・・」という一貫した理念がないことが問題なんだろうと思います。

直接的には安易清盛落胤説を取り入れたのが躓きの基ですよ。
主人公の苦悩を描こうとすればするほど、どうしてもドロドロの愛憎劇ばかりになってしまうわけで・・・。
大河ドラマは「独眼竜政宗」あたりから、「普通の人が何もしないうちになぜか偉くなる」という悪癖を発揮するようになりましたが、結局、歴史上の英雄を無理して、現代の凡庸な若者と同じ目線に持っていこうとすることの「罪」だと・・・。
だから、無理して、凡人にする必要がなかった脇役の方が人気が出たりするわけで・・・。
そのせいか、主人公・清盛の父、平 忠盛が未だに生きているのに結構、びっくりです。
主人公が無理やり、普通の人にされてしまったので、共感するよりも見劣りして見えてしまい・・・。
その分、父親役である中井貴一さんが見栄えしているので死ねない・・・というわけなんでしょうね(笑)。
大河ドラマではそういう話が良くあると良く聞きますので・・・。

いずれにせよ、それでも、いつ、忠盛が死ぬのか知りませんが、もう、4月も終わりですよ。
おそらく、中井忠盛は、大河ドラマ史上、もっとも遅くまで生きている(?)父親ではないかと思います。
去年の、「お江」の父親の時任三郎さんなんて第一話で死にましたからね。
ちなみに、時任→中井とくれば、来年は柳沢慎吾?(笑)。
もう、これがわかる人は最低でも45歳以上・・・(笑)。
                                         平太独白
# by heitaroh | 2012-04-19 07:31 | 文学芸術 | Trackback | Comments(4)
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国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。

by heitaroh
プロフィール
池田平太郎

昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。

昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、「区画整理」「固定資産税」

以後、ふつー(以下?)に現在に至る。

平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、「毛利輝元」の生涯を描いた小説、[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。

平成18年 老いた名将信玄に翻弄される武田勝頼を描いた[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。

平成20年 共に絶版となる。

平成22年 性懲りもなく、黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。

平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で法外な値段で売買されている現状を憂慮し、「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として復刻再出版

わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった典型的福岡人
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