人生初、松飾もとれぬうちからの台湾周遊行 その7
親愛なるアッティクスへ

もうすぐ、1月も終わりですので、このシリーズも一応、閉めておきたいと思います。

先日から申し上げておりますように、私は台湾は、台北及びその付近しか行ったことがなく、従って、今回、それ以外の地域へ行くというのは初めての体験でした。

で、私が我が家の家訓を軽んじてまで、正月の松飾もとれぬうちから台湾へ出かけることを思い立ったのには、一つにはそれもあったのですが、実は、最大の理由は他にありました。

(←台湾東部の名勝・太魯閤渓谷です。滞在中はずっと、天気には恵まれませんでしたので、人工構築物はともかく、せっかくの景勝地もあまり印象的ではありませんでしたが、ここだけは降ったりやんだりだったにも関わらず、比較的、見応えがありましたね。

ちなみに、入口部分は殆ど、大分県の青の洞門にそっくりでしたが、奥行き、深さなどは遥かにこちらのほうがダイナミックでした。)


で、私が今回の台湾行きを思い立った理由・・・、それは今年から進学する息子に、どうしても、日本以外の世界があることを見せておきたかったからでした。
「今時の若い者は・・・」というのは古代から言われてきた言葉ですし、私なども若い頃は少なからず言われてきた方ですので、頭ごなしにそれを言うことには少なからず抵抗があるのですが、それでも、最近、うちの子に限らず、息子たちの世代を見ていると危機感を覚えることがあるわけです。

で、知人から、「どこでも良いから、外国を一度見せておくと違いますよ」ということを言われ、また、男同士、息子と今後のことも含めて、腹蔵なく語っておきたいと思っていたこともありましたので、それではと思い立ったところ、スケジュールがどうしても正月過ぎのこの時期しか合わなかった・・という次第でした。
ともあれ、太魯閤渓谷を出てからは、花蓮駅から電車で台北まで向かったのですが、その際、車中で出たのがこれ(↓)。

これ、なにかお分かりになりますか?

まあ、電車の中で出ると言えばどなたにもすぐにお分かりになるとおもいますが、そう、駅弁ですね。
味の方も、日本人向けにカレーなどまぶしてありましたので、まずまず、美味しかったですよ。
で、この過剰とも言える容器と袋も良いお土産になると思い、持ち帰ったのですが、息子は食べ終えたら、棄てていくつもりだったようで、この辺にも戦後に幼少期を過ごした親に育てられた世代と、今時の若者のジェネレーション・ギャップを感じた次第でした。


で、最後がこれ(↑)。
我々が乗った飛行機はキティちゃんジェットだったのですが、機内食までしっかりキティちゃん・・・でした(笑)。
まあ、ナプキンやフォーク、ナイフなどはともかく、かまぼこ(?)までもがキティちゃんになっていました・・・。
                                         平太独白
# by heitaroh | 2012-01-30 07:56 | 地域 | Trackback | Comments(0)

「春くれど 佳作止まりの 男かな」 上州金山城余談
親愛なるアッティクスへ

年が明けて間もない頃だったと思うのですが、私に突然、群馬県太田市教育委員会さまより封書が届きました。
群馬県太田市には多少、記憶はありましたが教育委員会などという、お堅い所には毛頭、縁がある人間ではございませんので、「はて?」・・・と少々、困惑。
「以後、こういうことはやめてください」・・・などの何かの苦情の通知なのか?・・・などなど、身にやましいことがある人間はすぐに日頃の不行状を考えるものでして・・・、で、中を空けてみたら・・・、これ(↓)でした。



以前、平太郎独白録 :一見の価値あり「日本のマチュピチュ」上州金山城 前編平太郎独白録 : 一見の価値あり「日本のマチュピチュ」上州金山城 中編などで触れておりましたように、昨年の夏、震災の関係で栃木県に派遣されていた折、群馬県太田市の金山城に行ってきたのですが、この時、山頂の休憩所に投句箱があるのに気づき、戯れに一句謹呈しておりました。
(↓右一番奥に見えるのが休憩所です。)


と言っても、この時は麓に人を待たせたままでの登頂でしたので、ゆっくり推敲を重ねている暇もなく、取り急ぎ、思いついたのを書き殴って入れてきた次第でしたので、今なら、こうは書かないな・・・と。

「もののふの 絹擦れ聞こゆ 梅雨の城」 梁庵平太

どうですか?
「あんま、変わんね」・・・って言われますかね(笑)。

(↑休憩所前から見える風景。つまり、上の画像の向こうですね。)

で、実は私、子供の頃から、よく、標語や俳句なんかで入選していたのですが、思えば、いつも佳作止まりでして・・・。
いっそ、ペンネームを「嘉作」ってのも有りかな・・・と(笑)。

「春くれど 佳作止まりの 男かな」 梁庵平太

まあ、所詮、私には佳作がお似合いなんでしょう。
                                         平太独白
# by heitaroh | 2012-01-27 17:59 | 地域 | Trackback | Comments(0)

ダルビッシュのメジャー移籍会見に見る男の意地の是非
親愛なるアッティクスへ

昨日、レンジャーズへ移籍したダルビッシュ有投手が札幌ドームのファンの前でメジャー移籍の理由を語ってましたよね。
曰く、「野球選手として相手を倒すのが仕事だが、最近は試合前から相手に“このカードで投げないでくれ”とか“絶対に打てないよ”と言われるようになった。冗談と聞いていても、これではフェアな挑戦ができなくなる」・・・と。
まずもって、これくらい日本プロ野球の地盤沈下を改めて如実に示した言葉を聞くと、無性に腹立たしくなって来ますが、一方で、ダルビッシュ投手の気持ちも私には何となくわかるような気がします。

まず、かつて、現役時代の長嶋茂雄選手が「今日の江夏はとても打てないな・・・」とベンチで呟いたとき、当時の川上哲治監督はこれを聞いて、「おまえには江夏の球を打つだけの給料を払っているはずだ!」と言って、他の選手の面前で激怒したと言いますが、現在の監督さんたちも、たとえ、冗談でも選手たちにそういうことを言わせてはいけませんよ。
この点では、最近の選手たちは、労働組合などの発足もあって、妙に他球団の選手とも仲良しになっているんじゃないかと思える嫌いがあるですよね。
(一番、腹が立つのが、以前から指摘していることですが、オールスターで負けても選手たちが悔しがらないことです。)

また、ダルビッシュは、「僕は凄く勝負がしたかった。その上で相手が打ってやるという気持ちできて初めて勝負が成り立つ。それがなくなってきて、僕の中でモチベーションを保つのが難しかった」・・・とも言ってましたが、これなどは、思わず、かつて、阪神の村山 実投手が巨人の長嶋茂雄選手を、同じく、江夏 豊投手が王 貞治選手を打ちとることに異常なこだわりを見せ、長嶋・王もこれに負けじとこれを打ち崩して行った・・・という姿を思い起こしました。
星 飛雄馬花形 満じゃないですが、「あしたのジョー」でライバル・力石 徹が亡くなった後、矢吹 丈が思いっきり、テンプルにパンチを叩きこめなくなったようなものだったでしょうか。
ジョーにベネズエラの華麗なる野獣、カーロス・リベラが必要だったように、ダルビッシュには遠慮なく殴り合える相手が日本にはもういなくなった・・・ということだったのかもしれませんね。


「お嬢さんにはおわかり戴けねえことでしょうが、言ってみりゃあ、つまんねえ男の意地ってやつですよ」・・・とは、過酷な減量に耐えかねた力石徹が、葉子お嬢様から渡された白湯を床に捨て、「どうして、そこまでしなくてはならないの?」と言われた時に言うセリフです。
今の時代、昭和の頃には割と普通に街角に転がっていた男と男の意地のぶつかり合いのような物を期待するのは、無茶無謀なことなんでしょうかねえ・・・。
「ダルビッシュよ、おまえにはもう、日本は少し狭くなりすぎた」
                                         平太独白
# by heitaroh | 2012-01-25 07:40 | スポーツ | Trackback(3) | Comments(4)

人生初、松飾もとれぬうちからの台湾周遊行 その6
親愛なるアッティクスへ

高雄に到着した時にはすっかり日が落ちていたのですが、それでもとりあえずスケジュール通りにここ(←)へ。
龍虎塔です。
向かって左の塔の入り口がで右の建物の入り口がになっており、台湾では、十二支の中で龍が最も良く、虎が最も悪いと言われているらしく、 そのため、龍の口から入って、虎の口から出てくると善人になれるとされているのだとか・・・。
確かに、中国では龍は皇帝しか使えないなどという話を聞いたことがありますので、少し特別な存在ですよね。

(←花蓮の近くにある名勝・太魯閤渓谷です。入口付近はまったく、大分県の「青の洞門」でしたが、谷の深さなどの立体感という点では及びませんでした。確かに、中国本土ではないと言え、こういう風景を見ていると龍が天に昇っていくのもありかな・・・という気もしてきますね。)

ところで、先日、車に乗っていたら、どなたかがラジオで「十二支の中で架空の生き物は龍だけと言われているが、あれは架空ではなく、鰐(ワニ)の可能性がある」・・・ということを言っておられました。

(↑高雄市内にある龍の象。これを見ていると、確かに「鰐」という気もしてきますね。ちなみに、この像は時間で動くように出来ているそうですが、残念ながら私が見ている限りはまったくぴくりともしませんでした。いつもの、ハニーフェイスでやさしく見守っていたんですけどね(笑)。)

「微笑めど 龍も固まる 寒波かな」 梁庵平太


で、その方曰く、日本には氷河期の頃に絶滅した7mもある巨大鰐の化石があるそうですが、その鰐が、中国では数百年前、の時代くらいまで生きていたらしく、日本のそれよりも大型で、10mくらいあって、主に鹿を主食としていたそうです。
また、その方は、実際に7mの鰐を南米かどこかでご覧になったそうですが、7mの鰐は10mくらいあるように見えたらしく、であれば、10mの鰐を実際に見たら、それはもう、巨大な龍のように見えてもおかしくはなかっただろう・・・と。

ちなみに、良く言われる、龍ののど元にあると言う逆のウロコ、いわゆる、逆鱗に触れるの「逆鱗」らしき物もその鰐にはあったそうです。
真偽のほどはわかりませんが、結構、説得力のある話のように思えました。
でも、7mの鰐でも、十分にもう龍ではなく、恐竜だと思いますけどね。
                                         平太独白
# by heitaroh | 2012-01-23 08:28 | 地域 | Trackback | Comments(0)

人生初、松飾もとれぬうちからの台湾周遊行 その6
親愛なるアッティクスへ

私が居たこの時期、台湾はちょうど、総統選挙の真っ最中。
ガイドさんによると、台湾では夫婦間でもうかつに選挙の話は出来ないそうで、本当に「選挙離婚」というのがあるとか・・・。
(←北回帰線です。北回帰線通過証明書というのをもらいましたが理科に疎い私はそれが何だか良くわかってません(笑)。ガイド曰く、ここを境に熱帯亜熱帯に分かれるので、この塔の中では中心線を境に温度が少し違うということでしたが、まったくわかりませんでした(笑)。)

まあ、要はそれほど選挙戦は激しいということなのでしょうが、その辺は、防弾ガラスで守られながらの遊説・・・というのを見てればわかるような気がします。
賭けの対象になってるというのはどんな不測の事態が起こってもおかしくない・・・ということでしょうから。それにあちらは徴兵制の国ですから(今も?)、皆、日本人と違い、銃の扱いには慣れており、いざ、抗争となったときはそれを鎮圧しようとする方にも多大な被害が出る・・・という話を聞いたことがあります。)

まあ、総統選挙自体はご承知の通り、現職の勝利に終わったわけですが、ついでに言えば、台湾は親日の国として知られているものの、現政権は親中ですから先行きについては不透明ですね。
TOPが盗られて10年したらあらゆるものがガラッと変わりますよ。

ちなみに、私は台北は3~4回くらい来ているのですが、なぜか、いつも同じホテルでして・・・。
今回は手配が違うので、いくら何でも別の所だろう・・・と思っていたところ・・・、またもや、同じホテルでした(涙!)。
「アナタにはここがお似合いよ!」という声が聞こえてきそうな気がするのですが、気のせいでしょうか?(笑)。
                                         平太独白
# by heitaroh | 2012-01-21 15:53 | 国際問題 | Trackback | Comments(0)
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国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し独自の歴史観で語ります。

by heitaroh
プロフィール
池田平太郎

昭和36年 福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)で代々大工の棟梁の家に生を受ける。

昭和43年 博多駅移転区画整理により、住環境が一変する。
物心付いて最初に覚えた難しい言葉が、「区画整理」「固定資産税」

以後、ふつー(以下?)に現在に至る。

平成16年 関ケ原の戦いで西軍の総大将に担ぎ上げられてしまったために、大国毛利を凋落させた男、「毛利輝元」の生涯を描いた小説、[傾国の烙印―国を傾けた男毛利輝元の生涯]を出版。

平成18年 老いた名将信玄に翻弄される武田勝頼を描いた[死せる信玄生ける勝頼を奔らす]を出版。

平成20年 共に絶版となる。

平成22年 性懲りもなく、黒田如水・長政・忠之、三代の葛藤と相克を描いた「黒田家三代―戦国を駆け抜けた男達の野望」を出版。

平成23年 処女作「傾国の烙印」がネット上で法外な値段で売買されている現状を憂慮し、「毛利輝元 傾国の烙印を押された男」として復刻再出版

わかりやすく言うならば、昔、流れていた博多のお菓子のCM、「博多の男は、あけっぴろげで人が良く、少しばかり大仰で祭り好き」を聞き、「人が良い」を除けば、何とピッタリなんだと思った典型的博多人にして、九州データブックという、まじめな本に「福岡県の県民性」として、「面白ければ真実曲げてもいい」と書いてあったことに何の違和感も持たなかった典型的福岡人
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